あらすじ
長い黒髪を一つにくくり、厚い黒縁眼鏡をかけたＴＨＥ・真面目女子の高萩詩歌は、過去のトラウマから、２６歳になった今も眼鏡が手放せないどころか、恋愛のひとつもできずにいる。
そんな詩歌は、人生最大のピンチに陥っていた……彼女の働く病院の医局長である澄白眞秀に見られたのだ――目薬と間違えて、コンドームを買っているところを！
誤解を解くためとはいえ、わざわざ掘り返すべきか考えあぐねていたある日、職場の飲み会に参加した詩歌は、男性医師に絡まれていたところを眞秀に助けられる。
眞秀は酔った詩歌を介抱するためホテルに運び、親身に話を聞いてくれて――？
彼の誠実な優しさに思わず涙を流してしまった詩歌はパニックになり、とりあえずバッグの中から手に当った箱を差し出したのだが……。
「これを、私に使え、と？」
詩歌が手に持っていたのは、例のコンドームで――!?
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匿名
ヒーローの執念すごい
生まれつき視力が弱めで眼鏡生活を送っていたため、真面目っ子に見られていたヒロイン。小学生時代にコンタクトに変えた途端、祖母譲りの美貌を受け継いでいたのが周りにバレ、真面目っ子なところをイジっていた男の子には可愛い女の子として興味を持たれ近寄られ、女の子にはライバル視され嫌がらせされたり、親戚から痴漢行為を受けたりと、すっかり男性不信になってしまい、中高大と女の園に逃げ込んで生活。就職は大学病院の医療秘書となり、最低限しか男性と関わらず生きてきたという設定です。恋を知らないヒロインが、同じ大学病院の心臓外科医である５歳年上のヒーローと出会い、恋に落ちるのだけど、この出会いはヒーローの策略があっての事で、執念がすごい！どんな女性も相手にしない眉目秀麗でクールなヒーロー。
こんなヒーローがヒロイン一筋とか羨まし過ぎる！
女の子は初めてなのに、一筋と言いつつ男側は経験有りいう設定が比較的多いなか、これは違う。
大満足です♪
ただ、私の解釈がおかしい？のか、ミスなのか、ヒロインは26歳で医療秘書になって６年、ヒーローはヒロインが就職して１年後に他の病院からやって来て同僚になって５年とあるのに、ヒーローは結婚前提で付き合いたいとヒロイン母に挨拶してたと書いてあり、それが今の病院で出会ってすぐの２年前と最後辺りに書いてあったり、まほちゃんというお姉ちゃんの友達とは小学生になってすぐに会えなくなったとあって、それがもう２３年前と書いてあって、ヒロインって26歳だよね？と始めに戻って確認したくらい。２０年前の間違いでは？ちょっと、設定で？？となってしまいました。
