【感想・ネタバレ】白虎の花嫁人形のレビュー

朔田 / 黒埜ねじ

本家の跡取り、頼経と分家の瀬名。仲の良い従兄弟同士だったのに、ある日を境に頼経は瀬名と口をきかなくなった…。そして十年。頼経と同じ大学に通う瀬名に突然、両親から告げられた恐るべき一族の運命――初代当主が誤って神使の白虎を射てしまったことでかけられた呪い…それを解くために、瀬名は頼経の伴侶として捧げられるのだという。やがて訪れたその日。瀬名は頼経のもとへと…。獣恋に染まる花嫁儀式★

[ブクログ · ★★★★☆]

冒頭から中盤あたりは結構重苦しい感じでちょっとしんどかったりしたんですけれど、二人がカップルになった所からそして頼経の誕生日。 特にラストの和服の男性の所がすごく良かったです♪ 先祖が犯した罪の祟りから攻の頼経が獣の姿になったままラストに向かったので、どうなることかと思いましたけれど、7年という歳月をかけて瀬名の愛なんでしょうね～♪人間の姿に戻れたところは良かったです。カップルになってめでたしめでたしとすんなり終わらない所が朔田の好きなところですね♪

[ブクログ · ★★★☆☆]

瀬名ってかわいいです！本来ならモテるんだろうなぁ。優しいし、いろんなことを柔軟に受け止めるし。
頼経にはそんな瀬名を大事にしてもらいたいです。
結構シビアな展開だったので、最後までハラハラさせられました。