【感想・ネタバレ】資産フライト 「増税日本」から脱出する方法のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

海外投資初心者向け。

本の内容
海外投資をおすすめする本。
著者は、本当は資産フライトなんて、しないに越したことはないといっている。
だが、現状の日本の政治・税金の高さなどから、経済が成長する見込みは無く、
資産フライトという手段を薦めてくれている事が、好感が持てる。
資産フライトの必要性を一人一人が理解し、行動を変化させる(英語力を身につける・教育を変える)ていくことが必要

読んだ感想、残った疑問:
政治家は日本という国を破綻しても、いいやと思っている人が
いるのではないか?
海外視点を持ったごく一部の国民が
日本を支える時代を実は、推し進めてはいないか?

という事は、
僕らはすぐにでも資産運用にチャレンジし、
その中で資本主義の世界で生きる為に必要である
知識と経験を得るべきではないか。

0
2013年12月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

富裕層のみならず,普通のサラリーマンやOLまでもが,ごぞって日本国外に資産を移そうとしているお話.
日本の税制がどのぐらい歪んでいるか,今後の増税は避けられないことを理由に,海外へ資産を持ち出して運用することを勧めている.
日本の非居住者となるために,PT(終身旅行者)の概念についても少し記述があった.
全体として結構主観が入っていて,情報の信憑性という点で怪しい箇所もあるのだが,非常に話題になった本ではある.
では,これを読んだ中で,果たしてどのぐらいの人がそれを実行に移したのだろう?
ちなみに私自身は早々と実践してみた(笑)
それによって学んだ教訓は,案ずるより産むが易しということである.
HSBC香港も,BOOM証券も,とても丁寧に応対してくれた.
ビビッていたほどの英語力も求められていない.

0
2013年04月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトルとは少し異なり、資産を国外にどうやって動かすか、という細かい方法が載っている本ではない。いくつか体験談はあるので、それを元に調べてくれというスタンスなのだろうか。ただし、資産移動の可能性も検討する価値があるかもしれないと感じさせてくれる本だった。

現在の日本の税制は金持ちからいっぱい金を取るスタンスで、マスコミもそれを是とする傾向が強い。一方、金持ちは外国へ逃げるだけのお金は持っているので、当然逃げるか資産を移す。金持ちがどう考え、どう動こうとしているのが分かる本だった。こういった傾向は、テレビを見ているだけではわからない。自分の視座をいつもと変え、なるほど、と思いながら物事を見つめることができた本だった。

0
2012年01月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

殆どの内容は既知であったが、新しい情報を書き留めておく。
いまだに日本滞在の外国人が日本の銀行に口座を開けない国。制度的にはできるが煩雑な手続きと日本の銀行の英語力のなさで実質的に解説できない。証券投資もできない。帰国すれば口座はクローズ
中国では旅行者でも口座開設ができる。
米国では25兆円の寄付が毎年行われている。日本では約1兆円。
海外に一回に持ち出せるのは現金は100万円未満
東電の処理は、世界中の投資家を唖然とさせた。このようなルール無視はありえない。
法律ではなく庶民感情で裁判を行うでたらめ司法。しかし、一部は最高裁でまともな判決がでてよかった。

0
2012年01月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

遺産というのは、もともと税金を払ったうえで残った資産。贅沢もせず、きちんと税金を払ってコツコツ貯めたお金が相続税として召し上げられる。時には支払できず物納しなければならないことも。自分は遺産も貰っていないし、遺産を残すこともできない人間だが、それでも日本の様々な不条理な制度は。金持ちを国外に逃避させるに十分なものであることを激しく実感。嫉妬心が生み出すさもしい庶民感情。自分も含めてあらためなければこの国に残されるのは滅びの道。

0
2012年06月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自分も海外在住経験があるため、興味深く読んだ。
しかし実際こちらを読むと本質的な解決策は、本気で海外に移り住む(しかも一族)以外は難しそうだ。

なので、インフレリスクをいかに避けるか、例えば海外株式投資なのか何なのか、自分で勉強してみる必要がある。

この本では、結局具体的解決策がわからないまま終わってしまうので、評価は低めとなっている。

あと、日本人が英語ができない理論の杜撰さはいつもながら辟易とする。英語はできないというが、数学/算数は12年やってもほとんどの人ができないだろうに…。

0
2012年04月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

投資仲間から新しく借りた本がこれ、資産フライト。

やはり日本の財政破綻は確実に起こってしまうのかと思ってしまう本ですね。超富裕層と呼ばれる人たちが2006年にすでに資産を海外に移し終えていたという驚愕の事実。僕なんてやっとその重要性に気付いたから遅すぎるといえば遅すぎるんだが、でもこのタイミングで気付いたということをプラスに考えるようにする。

今の政治は富裕層に増税して庶民の苛立ちを分散させようとしていますが、そもそも税収のほとんどは彼ら富裕層が払っているので、こんなことするのは間違っていますね。僕もこの本読むまでは富裕層増税賛成でしたが、富裕層が日本に残るようなシステムを作らないと彼らがいなくなってしまったら日本は潰れてしまいます。

富裕層は日本を愛しているけれども、政府や今のシステムが完全に彼らを締め出そうとしているので、やむなく海外に資産を移しているという印象を受けた。

印象に残ったところの一つで、ジム・ロジャースが震災後に新聞のインタビューで「赤字を増やさない復興」を主張したそうだが、正にそうだと思う。今の支出は異常だ。なぜ収入の倍以上も支出をし続けることができるのだ?日本が立ち直るためにやらなければいけないことは明白なのにそれが出来ない今の日本は本当に機能不全だ。だから新しい風をこの国に吹かせなければそれこそ本当に日本が破綻してしまう。

そうなったときに一番負担を強いられるのは結局何もしていない庶民なのに。官僚たちは自分たちの資産は防衛しているだろう。こんな不条理な世の中はおかしい。でもそれを放置せざるを得ない状況も悔しい。僕が小さなできることを始めることがいつかは大きなパワーになるのではないか。影響の輪に集中する。

また著者は英語教育の重要性を強く主張している。これは本当にその通りだと思う。僕はアメリカ人に生まれる必要はないと思う。ちゃんと母国語を持っているほうが、英語しかしゃべれない人間よりずっとましだと思う。でもグローバル化が進んでいる今、日本語しか話せないのは社会システムにアクセスできない赤ん坊のようである。幸いにも僕は英語の重要性を早くから認識していたので今英語をしゃべることが出来るわけだが、でも英語だけ出来ても差別化できないので、そこが僕の課題だ。英語+αのαの部分を強化する。

今の中高等教育の英語は社会に役立つ英語とはとても言いがたい。こんな時間があれば別のことをしたほうがよほどましだと思う。僕は日本人が英語をしゃべるために何をしたらいいかは分からないが、少なくともこの教育だと全く役に立たないことは分かる。だから若い間に半年でもいいので海外留学することを勧める。まして日本人がいない場所で。自分以外誰も頼れないところで生活すると自分という人間を大きく成長させることができるからだ。

そして一日でも早くお金を貯めて、海外で運用することが必要ですね。

0
2012年02月23日

「ノンフィクション」ランキング