【感想・ネタバレ】不愉快な現実 中国の大国化、米国の戦略転換のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

特に8,9章が星5。
外交は単純なものではない。
白黒つければ良いというものでもない。
紛争を起こさないために、グレーのままにしておくのも一つの方法。
尖閣諸島を東京都で買うことに何か戦略があるのだろうか。
この本にあるように、領土問題はこのまま棚上げして、
この地域を両国間で有効に活用するのが、よりよい対策に思う。

0
2012年05月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

中国がアメリカをしのぐ超大国となり,アメリカも日本より中国を重視する状況が近づきつつあるという現状認識のもとに,今後の日本外交の進むべき方向を論じる。

TVやネットで著者の言動を目にして,唯我独尊な思い込みに基づくように感じていたが,本を読むと,まことにもっとも。
勉強になったし,説得もされた。

0
2013年09月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

領土問題は複雑だ。
確かに各国それぞれにその領土に対しての認識や主張は違う。
それぞれの国の認識や歴史事実を踏まえて外交は進めないと戦争になる。
特に日本は中国に対して、アメリカが助けてくれると信じているが、実際のアメリカがどのようなスタンスで接しているかを理解していないと放り出されることになる。
それが、不愉快な現実なのだから。

0
2012年09月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

我々日本人は「アメリカは日本の同盟国として中国に対峙してくれる」と、無邪気に信じ込んでいないだろうか。「アメリカが中国とのパートナーシップを選ぶ」という可能性について、真面目に考えたことがないのではないだろうか。そもそも歴史的に見てアメリカは中国寄りだった時期も多いわけで、いつまでも東西冷戦の枠組みの中でしか考えようとしない我々は非常に危うい。ロシア、北朝鮮、そして韓国といった「決して穏やかでない」隣国に囲まれた我が国は、どのように生きのびていくべきなのかを真剣に考える必要がある。60年前には殺し合っていた独仏に、多様な宗教、政治体制を乗り越えて連帯するASEANに学ぶべきところは多い。

0
2013年01月31日

「社会・政治」ランキング