あらすじ
探偵の相棒は――異界から召喚されし者。
世界は不思議なことで溢れている。そもそもこの世界の外――異界から訪れる不思議すらある。「異界探偵」を名乗る班目三六三(まだらめザムザ)の仕事は、その異界からの干渉と思しき事件を解決することだ。依頼人は多種多様、報酬も高額からタダ働きまでさまざまで、実に不安定かつ怪しげな仕事である。それでも飄々と仕事をこなすのは、ザムザの性格に依るところも大きい。なにしろ東京のど真ん中、中央区日本橋という一等地に事務所を構えながら、営業日は気まぐれ。看板も出さず宣伝もせず、紹介や行きがかりで飄々と仕事を回しているのだから。
さて、ザムザには相棒がいる。式守九十九(しきもりツクモ)という名の、ザムザの旧い友人によく似た外見をもつ青年だが、異界から来訪者――つまり人外である。一部では《異邦神》などと呼ばれる、人智を超えた存在だった。
「おれはザムザの味方。だって、ザムザがおれを召喚してくれたんだから」
愛想と見目のよさとは裏腹に、ツクモは無邪気に残虐で得体がしれない。毒にも薬にもなる厄介な相棒を従えた探偵ザムザの調査が始まる。痛快オカルトミステリー!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
異界探偵、異界閉じるのは命いくらあっても足りなそう。
ツクモ君居るからザムザさん死ななそうだけど、絶対では無いから死にはしないけどっていうのがありそうで怖い。
ただ、ツクモ君も律を重んじているだけで無情では無さそうなので今後に期待。
ツクモ君、千手観音の様な手を想像してたけどタコの方だったか。
異邦神と人間、規格が違うからお互いが思う等価が違いすぎてゾッとする場面あったけど、ツクモ君は合わせようというか、知ろうとしてくれるのが良い。