【感想・ネタバレ】誰かカフカを守って 2巻（完）のレビュー

井田ヒロト

ネットで話題の都市伝説「片面男」の特徴を持つ男に出会った永井姉妹は、ある奇跡を目撃した事から「男」を神様として崇めるように。そんな二人を心配した週刊誌記者の杉田は独自に「片面男」の調査を開始するが、姉妹、「男」と共に何者かの襲撃を受ける。難を逃れつつも、また新たな襲撃を受ける一行だが、「片面男」は国の組織に保護され、杉田と永井優は捕らえられてしまう。そこで明かされた「片面男」の謎とは――!?

[ブクログ · ★★★★★]

イイ終わり方と言うよりは、イイ終わらせ方をした漫画
勢いを萎ませず、かと言って、収拾を付けられないほど膨らませもせず、見事な着地を決めていた
しかし、一つ欲を言えば、「一分間だけ」シリーズを削って、オマケ４コマを増やして欲しかった

[ブクログ · ★★★★☆]

　けっこうマジメモードのまま終了。相変わらず井田先生は動のキャラと静のキャラの表情が上手いですね。カフカみたいな能面タイプのキャラの表情もそうですけど不来方みたいな激情タイプの表情も惹きこまれます
　物語のほうはSFマジメモードで終わったせいで余計に巻末の一分間だけ群馬を語るが異様な雰囲気に、やっぱ井田先生面白いです