【感想・ネタバレ】ジジゴク 1巻のレビュー

沖田次雄

太く短く生きるぞと、鉄火な稼業に身を投じ、今じゃ立派な「ご老人」。並の年寄りゃ年金暮らし、されどこちらは稼がにゃならぬ。いくら年でも上納金、義理事忘れは命とり。動かぬ身体に鞭を打ち、地べた這いずり駆け回る。ところが巷じゃカタギがエグイ。みんな奴等が荒らしたあとで、わしら老いぼれ極道にゃ、おいしいネタなど残っちゃいねえ。修羅場くぐったこの面も、シブいだけでは舐められる。寄る年波には抗えず、加速するのは生活のブルース。

[ブクログ · ★★★★★]

だめヤクザおじいちゃんのゆるい日常。内容はだいぶえぐいはずなのに、淡々としてるせいかなんか笑えてしまう。

[ブクログ · ★★★★☆]

ジジゴク＝ジジいでゴク道
のことですね。
よくもまあ、思いつくものだと思いました。
いわれてみればそうなのですね。
こう言う人、いるはずなんです。

私は好きです、こういうところにまで目が回っている作品。
すばらしい。

[ブクログ · ★★★☆☆]

ユルっとニヤッと笑ってしまう、
ちょっとおバカでパワーが有り余ってるじーさんのお話。

深夜ドラマでやって欲しい話かなーなんて思ってしまいました。
渋い面子でこんな話やられたら面白いわよねぇ。