【感想・ネタバレ】社畜のススメのレビュー

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仕事に限らず、現状の不満ばかりに嘆いて、本来するべき努力を怠っていたのではないかと考えさせられる内容でした。
新入社員の若者だけでなく、いろんな人が、それぞれの立場で考えさせられると思います。

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2014年08月12日

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大学生・入社5年目くらいまでの若手”サラリーマン”向けの本。

相当パンチ力あるタイトルから想像できる「社畜になって、大規模農場にしがみつきなさいれ」といった内容というよりは、
将来独立して活躍するビジネスマンになるための基礎固めとしてアウトプットよりもまずはインプットをしてみることの大切さを「社畜時代」としてとらえている。

世阿弥の「守破離」が本文中に出てくるが「自己実現」というなんとも綺麗な言葉に踊らされて、もっとも泥臭い部分を経験することが害のようになっていた自分がいたのでこうした視点で読むとまた社会が新鮮に思える。

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2013年10月22日

Posted by ブクログ

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能動的社畜となるために、ごわりを捨てるこだわりを持つことを決意致しました。
 ビジネス書を批評的に読むこともススメていて社会人になる前に読めてよかった一冊。多くのビジネス書や講演は天才型の人が書いたか、もしくはラッキーで成り上がったやつが当たり前のことを書いているか。
 本文に登場する入社一年目の教科書は既に読んだけど、この本を読んでからよめばよかった。両方読んで欲しい本だけど。現実主義の筆者が最後にかいた運と縁と恩の話し恐ろしくすっと入った。さてと、まずはブラインドタッチの練習しますか。

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2013年05月31日

Posted by ブクログ

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本作は現在主流な考え方である「個性重視」な風潮を否定し、
日本の会社文化の主流であった「会社の歯車」として
社畜(会社の家畜)のように働くことの方が
サラリーマンとして全うできるということを唄っている本です。

社畜ってなんか響き悪いですが、
読んで妙に納得しちゃいました。

守・破・離の話とか、非常に理にかなっていて、
少なくともサラリーマンとして働く上での
ベースの1つとして非常に参考になる話でした。

また今、標準となりつつある
「成果主義」「ワークライフバランス」「残業ゼロ推進」
などのおかしい点についても明確に説明してくれています。

一読をオススメします。

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2012年09月19日

Posted by ブクログ

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現代社会でよく言われる「個性」や「自分らしさ」に警鐘を鳴らしているのが本書でしょう。
ある人にも「個性」や「自分らしさ」があるのはそうだが、会社にも会社の「個性」や「会社らしさ」があるのであり、会社に所属する以上はそれを順守する必要があると述べている。乱暴な言い方ではあるが、勝手にやりたければ自営業や起業をするべきであり、リスクなどを考えて入社したからには会社の言う事を聞くべきであると主張。

また、自己啓発本やビジネス本などでは「個性」や「自分らしさ」を強調しているが、そういった本を書いている人は所謂「天才型」であり、凡人が真似しても上手くいくはずがないのである。

世阿弥の守破離を会社においても実践するべきだと述べている。守の段階では、会社のやり方や知識を身に付け、会社人としての基礎を高める段階であり、破の段階では、知識を組み合わせたり、応用したりすることが大切であると述べている。近年では守の段階=下積み時代=社畜と捉えるサラリーマンが多く、自分らしさを追求したがる傾向にある。

感想としては納得のいくことが多かった。
会社は組織として動いてあるのであり、組織としての強みは組織力や団結力であり、みんなが一つの目的のために一丸となれる力にある。しかし、近年では個性が強くなってしまい、基礎ができない人が多いと言われている。
これは教育にもいえると考える。子どもの個性の前にみんなで協力したり、人の話を聞く力が大切なのである。天才と言っても一人で実現できる力は限られており、みんなでこなした方が断然早いのである。協調性や組織が上手くいっている段階において個性を発揮することでコミュニティとしても波に乗るのである。

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2015年11月04日

Posted by ブクログ

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チェック項目12箇所。部下の指導がどうもうまくいかない、甘やかすのも良くないが厳しくすると嫌われるのではと恐れているーーそんな上司、先輩サラリーマンたち、会社のどこが間違っているのかがわからないーー経営者たち、私は、この本をそういう人たちに向けて書きました。サラリーマン生活の快適度が高まることを保証いたします、さらに、サラリーマンの本質がわかるようになることも保証いたします。「自分らしさ」を常に追求することは、人間として健全な行為であるのは間違いないことなのです、しかし誤解を恐れずに言えば、サラリーマンとは、葛藤しながらも「自分らしさ」を捨ててしまう存在なのです。サラリーマンの正しい姿とは、個性を捨て、自分らしさにこだわらず、自分の脳を過信せず、歯車になることを厭わない存在となることである。結局のところ、誰かに雇用されるという人生を選択した時点で、自分の石が通る部分は少ないと自覚すべきです、それが嫌ならば芸能人やプロスポーツ選手や芸術家のようなフリーランスの仕事を選び、なおかつ頂点を目指すしかありません、なぜなら、そういう仕事においてもトップクラスにならなければ、クライアントの意向を気にしなければならないからです。サラリーマンにとって親に相当するのが会社、もしくは上司です、栄養とは、経験を含めた知識です、上司に身を委ねるということは、知識の取捨選択をすることなく、会社側が教えようとしていることを実践を通して、すべて受け入れるということなのです、すべて受け入れることにより、栄養の偏りの結果生じる虚弱体質になる確率は相当軽減され、成熟した大人、つまり歯車を動かす側の立場を十分に担える偏りのない知識が身に付いた、成熟サラリーマンになる土台を築くことができるのです。上場企業や長く続いている企業の多くは、労働基準法に則って業務を行っています、コンプライアンスがうるさい昨今では当然のことです、おそらく、新入社員が「ブラック会社」と感じたことのほとんどは、その会社の伝統的な通過儀礼に過ぎないと思われます。一点ただし書きがあります、栄養を与える側は、腐った食べ物や、心身に害を与える栄養を与えてはいけません、受ける側も吸収してはいけません、
言い換えれば、法に触れる指示命令、人に危害を与える指示命令に対してまで社畜になる必要はないということは付け加えておきます。人は必ず群れを成します、人が複数集まれば、いくつかの集団ができます、その集団が意思を持つようになれば、それは派閥となります、会社で働けば、必ずといっていいほど派閥と接点を持つようになる。上司も部下も酒が好きならば、どんどん呑みに行けばいいだけのことです、早朝のコミュニケーションのほうが、居酒屋でのそれに勝るという保証はどこにもありません。学歴主義に強い抵抗感を示しているのは日本だけのような気がします、お隣の韓国をはじめ、エリートは国家の財産であるという姿勢を打ち出している国のほうが多いのです。安易な世代論は無意味です、それぞれの世代に、良さと悪さがあるのです、安易なレッテル貼りをおして「わかったつもり」になっては、学ぶ姿勢が失われてしまいます。上司を親と考え、会社を自分の家として心に迎え入れてください、まず、上司と会社を信じることから始めるべきです。

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2013年06月04日

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レビューに少々の私情を挟むのをご容赦いただければ幸いです。

私はSEとして入社して比較的異動が早く、多かった。(自分の会社の中で比較すれば、の話ですが・・・)
業務知識や技術知識などリセットされ、
新しい環境では自分より後の年次の方に上から目線で接せられる日々・・・
もし自分が初めの部署に居続けたのであれば、こんな経験もあんな経験もできたであろうとありもしない「たられば」の念も過ぎりましたが、
著者の記述に「鍛錬を積む」ことの有り難味を、幸福を見出すことができました。

-------------(引用)-----------------------------
 優秀なサラリーマンが、ジョブローテーションで職種がいろいろ変わっても常に一定レベル以上の能力を発揮できるのは、すべて職種のセンスがあるからではなく、どの職種に配属になっても、積極的に必要な知識カードを手に入れていくからです。
 したがって、配属先の仕事に対する好き嫌いや、センスの有無で、刹那的に悲観することはほとんどありません、後天的な努力によって知識亮を豊富にすることで、人並み以上の仕事能力を身に着けることは可能であり、逆に、センスに溺れてしまい、木曽練習を怠れば、センスが役立たないことはよくあるからです。大切なことは、”与えられた”仕事の歯車になるための努力が、成長の源だと理解することです。
-------------(引用)-----------------------------



なんとなく手に取った書ですが私にとってはよかったです。

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2012年11月06日

Posted by ブクログ

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最初タイトルに嫌悪感を抱いたが、読んでみるとその通りと頷ける内容であった。入社前から自分らしさや個性なんかいらない。それがミスマッチと安易な離職になる。世阿弥の「守破離」の通り、最初はそれらを捨てて服従して歯車となり基礎から学んで続けることだ。続ければ見えてくる。早咲きの天才と我々凡人は違う。

ジネスで強調されることの裏側やダメな社畜にならないためのアドバイスはためになる。何度でも読もう。

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2012年10月28日

Posted by ブクログ

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サラリーマンの「4大タブー」として以下をあげて、「個性を大事にしろ」「自分らしく生きろ」「自分で考えろ」「会社の歯車になるな」とビジネス書に書いていそうなこの内容は「天才型」のビジネスマンだけができることだから、真似するなとして警鐘を鳴らしている。勝間さんやトリンプの吉越さんの書もよく読めばわかるはずで、若いころにこれら4大タブーの逆のことを「通過儀礼」的にやってきての結果としてのアウトプットだから、ショートカットして彼らの書どおりに実践することは危険だし、組織にとってはた迷惑なことだと否定している。「人事評価は公平」は理想だし、結局は、上司と部下の関係の良し悪しが評価に左右するわけだから、サラリーマンたるものまずは上司の指示に忠実に行うことを第一とせよ。や「ワークライフ・バランス」「成果主義」「一芸社員」などついても本音でバッタバッタと斬っていっています。サラリーマンの仕事は世阿弥の「守」「破」「離」の考えが適用できるというところは感銘を受けました。勝間さんも本書の藤本さんも同じ「ビジネス本」なので、全部鵜呑みにすることは危険だと思うが、凡人にはこの4大タブーの実行が幻想に近いことを示してくれる本だと思います。若いサラリーマンの一読をおススメします。

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2012年08月22日

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