あらすじ
高校生活最後の夏休み。大和が黙っていなくなるのでは、と不安に駆られた吹雪は健吾・千尋と一緒に大和がいる紫陽花村に向かう。しかし村への道で土砂崩れ事故が発生!!果たして3人は無事なのか!?また、彼らを待つ大和の身にも危険が!?感動の最終巻!
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Posted by ブクログ
とうとう「おまけ」シリーズ最終巻。
辛い内容が続く…。
森生先生はこの漫画を
苦い薬を甘い飴に見せかけて飲ませてしまおう
だけど、読み進めていくにつれ、薬の苦みが伝わった時に、吐き出さないで と祈っていたと、コメントが付いていました。
本当にその表現がしっくりきます。
ほのぼのしたギャグで、キュンキュンする恋愛漫画。確かに、大和君を闇が包んでいるようなシーンも一巻からあったけど…
闇は読み進めるにつれ思いの外深くて、何度読んでも泣いてしまう辛いシーンもたくさんあって、大和君と一緒に声を上げて泣きました。
でも、「おまけの小林クン」に出会えて良かった。
だからこそ、何回も読み返しています。
クールな吹雪ちゃんが大和君にメロメロになって、大嫌いだったはずの千尋君と仲良くなって、同じく大嫌いだった健吾君とめでたくカップルに!
罠を仕掛けるばかりで、冷たい印象で、一番危ない印象の千尋君は、吹雪ちゃんにラブラブになって大和君の良き理解者にもなってくれた。
同じくクールでおっかないイメージの健吾君が一番キャラが崩壊した(笑)ツンデレで、吹雪ちゃんに関しては我慢できない思春期男子(笑)
元気いっぱいで笑顔が素敵だけど怖がりで泣き虫だった大和君は、健吾君の怒鳴り声にも、千尋君の罠にもビビらなくなった。頼もしくなった。男らしくなった。
そして、大和君のご両親とお姉ちゃんの登場に号泣。ご両親、吹雪ちゃんと健吾君に激似…www
初期の大和君が「健吾君はお父さんみたい」って言ってたのがわかった…www
ゆりちゃんの結末には納得行ってないぞ。
日影とくっつかんかい!!
ちなみに最終巻の時点で、吹雪ちゃん達と同じ年だったと判明した私。
結婚して小林になりました(笑)
Posted by ブクログ
シリーズ最終巻。
ここまで色々なことがあったけれど、最後は大和の話でおしまい。
ラスト、色々展開があってどうなるの!?と思っていたが最後はハッピーエンドで良かった。
数年後もちょっぴり描かれていて満足。
私的には未来でも大和の側には千尋がいて、吹雪には健吾がいて変わらずの小林'ズで安心した。
意識のない大和の夢の中での対話が涙、涙。
大和の家族も最後は顔が見れて、それは過去から未来に歩き出そうとしている大和の変化の表れなのかと。
終わってしまうのが本当に惜しいけれど、最後まで満足出来る描かれ方だったので、読んで良かったなと思える作品になった。
Posted by ブクログ
完結。
この作品は何度読み直しても大好きで、何度も泣いてしまう。
健吾も千尋も、吹雪ちゃんが大好きで、大和は微妙だったけれど、読み進めるうちにどんどん好きになっていった。
大好きです!
Posted by ブクログ
転校してきた小林大和は、可愛い笑顔が素敵な少年。だがその笑顔の裏に、悲しい過去が隠されていた。彼はトラウマから無事復帰することができるのか?同じクラスなのにとっつきにくい同姓の小林三人と仲良くできるのか?
綺麗なトーン貼りで、巻を増すごとにどんどんキレイで暖かなイラストになっていきます。しかも青春、恋愛、ポップに加え少しの悲しみの混じった話が心に沁み渡ります。最終16巻は泣くこと必至。
大和クンの笑顔が切ないくらい可愛いくて癒されます…!
Posted by ブクログ
完結です。
長かった…、でも、とっても大好きな作品です。
いつの間にか登場人物たちの年齢をずいぶん追い越してしまいましたが(笑)、高校時代のキラキラした時間がいっぱいつまっています。
優しくて、芯があって、作者が伝えたいことがしっかりあるんだなぁと思える。
お馬鹿な話もあるんだけど、全体を通しては、事故で家族を亡くした男の子が、現実を受け止めて、誰かに頼ることを覚え、ひとり立ちするまでの物語。
家族以外に、無条件に信頼できる人をつくることはとても難しいこと。
傷がいえるにはとてもとても長い時間がかかるのだと、でも、何かをなくしても、それと同じだけ、ひょっとしたらそれ以上の大切なものにいつかまた、出会える。
お互いに、依存ではなく、助け合える関係。必要とし、必要とされ、夢を追いかけ、相手を思いやり…そんな、生きていくうえで大切なことがいっぱい詰まった、すばらしい作品だと思います。
終わってしまってさびしい。
でも、すごく満足なエンディングでした。ご都合主義名くらいのハッピーエンド。嫌いな人もいるかもしれませんけどね(苦笑)
恋愛漫画としても、ヒューマンドラマとしても楽しめる名作だと思います。
未読の方はぜひ!
Posted by ブクログ
いつのまにやら聖はいぱあ警備隊を越えていた小林君もついに完結。
ほのぼのとしていて、それでいてシリアスな森生さんらしい終わり方でした。
次は人形師の続きを希望(w
Posted by ブクログ
とうとう最終巻が発売になってしまいました。改めて読み返してみて、本当に暖かくてやさしさにあふれた作品だったなあと思いました。吹雪×健吾が一番お気に入りだった自分ですが、本当の主人公、大和君がこういう決着を迎えることができて、本当によかったな〜、と。森生先生、お疲れ様でした!
Posted by ブクログ
全16巻。森生まさみの力作。
家族が交通事故死して天涯孤独になった幼い容姿の
高校生、小林大和は、ある日向日葵高校に転校してくる。
そこには、頭の固い女学級委員長の吹雪、
数学以外は体力馬鹿の健吾(でも四人の中では
一番の常識人)、ひどい天邪鬼な千尋という三人の
小林がいた。
強すぎる個性でクラスで浮いていた四人だったが、
よいこメダルの球技大会、吹雪が男装、大和が女装させられて
グランプリをとった文化祭など関わりあっていくうちに、
四人はかけがえの無い仲間になっていく。
15巻の健吾と吹雪のおつきあいバレから、
吹雪の大和との別れの予感、バス事故からラストまでが
圧巻。
私はラストが好きです。
過去に囚われ、独りになることを怖がるあまり、
繋がることを恐れてばかりだった大和が、
事故を経験し、自分を見つめなおす中で、
成長する自分を受け入れる。
成長して同窓会に来て笑う、少し大人びた大和が愛しいです。
Posted by ブクログ
16巻、やっと完結しました。
どうなることかと一時は思いましたが、こうまとまったか・・・・と思った瞬間の1冊。個人的にちょっと残念なような、これ以外にまとまりようがないっていうか。この人、連載中は楽しいけど、ラストがなんだか私タイプじゃないのが難点。
Posted by ブクログ
たまたま同じクラスになった、個性豊かな「小林」4人の物語。
4人とも大好きです。A組の皆も大好きです。
ぽっぷんコメディー最終巻。
これからの未来も、つながっている。
くさいけど、仲間ってすごいいい。と思います。
Posted by ブクログ
4人の小林が出てくる青春学園漫画?(笑)笑えたり泣けたり、シリアスな展開なのに読み終わった後に幸せな気分になれたお話でした(笑)吹雪ちゃんの不器用な恋も面白かったです。
Posted by ブクログ
4人の「小林」姓が同じクラスなドタバタなラブコメ。読んでてニヤニヤする少女漫画。
表向き男前な主人公 吹雪ちゃんが実はだいぶ乙女だったりとか、普段は寡黙な健吾くんの発情(?)っぷりとか、この二人が特に好きでした!
Posted by ブクログ
森生さんの漫画は結構好きなんだけど一番好きな辺りのサムネがなかったので
とりあえずおまけの小林クンを入れてみた。
あ、でもおまけの小林クンもいいお話です^^
偶然同じクラスになった4人の”小林”たち!
最初は全く協調性がなかった3人が1人の小林クンによってクラスに馴染んでいくーってお話
最初の方の吹雪のクールさが後半になると全くなくなります(笑)
健吾もちょっとキャラ崩壊してくる……かな??
その辺りは物語の内容で仕方ない様な気もするけど。。。って事でこの評価!
ちなみに一番好きな森生さん作品はコンクリート・ノイズかなー。それか羊たちは何を見た辺り!
結構古いのでサムネないんだよね(;ω;)
Posted by ブクログ
涙なしでは読めない。
こんなにあったかい気持で涙を流すのは初めてじゃないかと思います。
みんな優しく、健やかで、あったかくて、かわいい。
はじめの方は大分古風な(笑)絵のタッチでしたが、中盤から一気に平成っぽさが出てきました。各キャラのファッションも、かわいいです。
こういう青春を送りたかったなあ。
Posted by ブクログ
いよいよ最終巻。一見ほのぼの系の絵に見えるが、内容は結構シリアス。小林クンのトラウマ・・・・・・3人が無事であるようにと願う悲痛な叫び、胸にグッときて涙が出てきました。最後はハッピーエンドで良かったな。