あらすじ
第二王子・コンラットの婚約者である公爵令嬢のエレフィナは、彼と伯爵令嬢のラビナの浮気現場を目撃してしまった。さらにはラビナを虐めたという冤罪と共に婚約破棄を突き付けられる。周囲もラビナたちの味方をする中、エレフィナに手を差し伸べたのは王立魔術師団の副団長・アルヴィスだった。強がりで人に甘えるのが苦手だったエレフィナは、自分を守ってくれるアルヴィスに徐々に心を開いていく。そして家族とアルヴィスの協力の下、エレフィナはラビナに篭絡された愚か者たちへの制裁を始めた。しかし、なぜかラビナは国家をゆるがす怪しい人物ともつながりがあるようで――？ 寝取られ令嬢の痛快逆転ストーリー。 ※電子版は単行本をもとに編集しています
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匿名
周囲の責任も問うべき
読み口もあまり軽い感じではなく
虐げられたヒロインの苦痛もイマイチ伝わらず
なんか雰囲気と流れでくっついたような
チョロインカップルな感じで
恋愛ものとしての盛り上がりに欠ける。
コメディ側に振れてるわけでもない。
半端にシリアスな分、ツッコミどころ満載なのが余計気になる。
婚約者の諫言を不敬だと腹立てるとか
不貞で校内でやっちゃう猿だとか
勝手に婚約破棄しちゃうとか
真偽不明の目撃証言だけで断罪しちゃうとか
見事にテンプレ馬鹿王子
辺りはもうお約束としても
淫売伯爵令嬢は家格の割に独り歩き自由で
ホイホイ敵国の工作員と会ってまぐわいまくってたり
帝国トップの魔法使いが十数年も工作員として根を張ってるのに
手駒が淫売令嬢1人だけとか
王族の婚約者どころか王子にも碌に護衛が付いていないとか
魔法を教える学校のくせに
違法としている精神関与魔法に全く対策できず
生徒たち全部良いように洗脳されて
それも一緒にまとめて断罪とか
スッキリザマァというより
「親が権力で臭いものに蓋をした」
感じ。
