【感想・ネタバレ】聖なる黒夜(上)のレビュー

あらすじ

東日本連合会春日組大幹部の韮崎誠一が殺された。容疑をかけられたのは美しい男妾あがりの企業舎弟……それが10年ぶりに警視庁捜査一課・麻生龍太郎の前に現れた山内練の姿だった。あの気弱なインテリ青年はどこに消えたのか。殺人事件を追う麻生は、幾つもの過去に追いつめられ、暗い闇へと堕ちていく。ベストセラー「RIKO」シリーズから生まれた究極の魂の物語! 上巻に本書サイド・ストーリー「歩道」を書籍初収録。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

いつも柴田よしきさんの世界観には打ちのめされる。


上巻の終わりで山内練の過去がようやく明るみになり、
その絶望の深さを知ってなんか色々と納得。


個人的に、人って経験や年齢や色んな因果によって
めまぐるしいくらい、予想もつかない方向に
変わっていくものだよなぁとか思っていたりするので
気弱でわりとぼんやりしてそうな草食系インテリ青年が
あんな風に結果として“変われた”のはそれはそれで…
よかった…ような気がするよ、いやでも…


いやでもあんなの凄まじい地獄の日々ですけどね、ガクブル…


展開がするするっとしてて、会話が軽快なので
リーダビリティーの高い小説だなぁと柴田さんの小説を読みながらいつもそう思います。
構造もややこしいし、事件も交錯しまくりで
頭の中ではどうやってこれ考えてるんだろう。


すごいと思います…!(小並感)←一度言ってみたかったこれ(笑)

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2013年09月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本編は再読。バレンタインが近づくたびに思い出す本。警察ものとしても、ミステリとしても、愛憎劇としても楽しめる傑作でした。短編は本当に切ないにもほどがある。運命のいたずらという言葉で片付けるには、あまりにも悲しい。

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2013年02月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

上巻だけでこのボリューム感。
すごいです。こういうしっかりしたミステリーに最近再び惹かれる傾向が出てきているので、思い切って読みました。
内容もページ数に比例してすごく重厚?です。
長い割には、先が気になるのでどんどん進み、思っていたほど時間はかかりませんでした。

キャラクターもいい味出してますね
麻生さん、練はもちろんですが、及川さんも結構好きです。
警察なのにどう考えても練よりやばい人にしか見えないあたりが(笑)
あと、あれだけ愛されている韮崎さん。善人じゃないけれど、やっぱり、すごい人であったのだな、と。

個人的に、練と麻生さんの、韮崎のお通夜のシーンがすごく好きです。
練の悲しみ方が、読んでいるこっちまで苦しくなってくるようでした。柴田さん、初めて読みましたが、はまりそうです。
それ以外にも、会話などのシーンが、全体的に緊迫感があったり、信頼が感じられたりしてよかったです。

下巻にも期待です!

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2013年01月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まだ警察官だった麻生龍太郎サイドの話はもちろん山内が羽化していった過程が切ない。元々の資質に加え色々な偶然や外圧が重なった結果なるべくしてなったというか・・
韮崎も見方を変えれば健気だよね。

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2015年07月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

おもしろい!練が冤罪だった線が濃厚になり、麻生にどのような変化が起きるのか。自身の捜査に誤りはなかったと思い込みたい麻生が、今まで正義を貫いていた分、どこか怖い印象を受けました。韮崎殺しの犯人とその真相もとても気になります。ゲイだらけで公共の場で読みづらい表現も多いですが、そんなの気にならないくらいグイグイ読ませてくれました。続けて下巻も読みます。

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2026年03月24日

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