あらすじ
「俺が優愛を抱くんだって──見て、感じて、覚えて」
皆から憧れられる才色兼備な姉を持つ優愛は、その姉の友人である渚に初めての恋をした。でも彼が『姉の恋人』だと悟ってしまったのはそれからすぐのこと。美形でモテる彼が優愛に甘いのはすべて姉のおかげ──そう自分に言い聞かせ、これまでもその気持ちを押し殺してきた。大人になっても渚とは兄と妹のような関係を続けてきたけれど……「妹だと思ってないなら、抱いて」ある出来事をきっかけに想いが溢れてしまった優愛。すると渚は今までとは違った熱っぽい視線を優愛に注いで──「十年前から、ずっと好きだった」何も知らなかったカラダに、溺れるほどの愛と快楽を刻まれて?
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可愛いお話
ヒロインが姉とヒーローの仲を勘違いして10年、妹的な立場に甘えていたことからヒーローへの恋心を自覚できなかったのがすれ違いの始まりなのかな。
ヒーローは「普通彼女の妹にそこまで甘くない」な態度を示してはいるものの、振られたくなくて告白できないへたれ具合が姉のお眼鏡に敵わないのか。でも溺愛してる。
両思いを確認してからはヒロインは素直に甘えるしヒーローは溺愛してるし甘くてよかった。
いちゃらぶシーンも適度にあって、TLらしい作品だった。
表紙がすんごく素晴らしい。タイトルも可愛い。