【感想・ネタバレ】放課後音楽室のレビュー

麻沢奏

幼い頃から勉強はトップクラス、ピアノのコンクールでは何度も入賞を果たすなど＜絶対優等生＞であり続ける高２の理穂子。彼女は、間もなく取り壊しになる旧音楽室で、コンクールに向けピアノの練習を始めることにした。そこへ不意に現れたのが、謎の転校生・相良。自由でしなやかな感性を持つ彼に、自分の旋律を「表面的」と酷評されるも、以来、理穂子の中で何かが変わっていく―。相良が抱える切ない過去、恋が生まれる瑞々しい日々にに胸が熱くなる！

[ブクログ · ★★★★★]

放課後シリーズやっぱり好きだなぁと思わせてくれた今作。
主人公のウサギは成績優秀、ピアノコンクールの成績も優秀。頑張れば頑張るほど自分に返ってくるし周りも喜んでくれる。そう思っていたのにある時を境に少しずつそれが崩れていく。
沢山苦しんで悩んだ分、ラスト楽しそうにピアノを一緒に弾くウサギと相良くんの姿があって嬉しくなりました(* ´ ˘ ` * ) 成績や技術も大事だけど、やっぱり楽しいって思えることが一番だよね。

[ブクログ · ★★★★☆]

高校生の恋愛を描いた麻沢奏さんの放課後シリーズ第三弾。今回は優等生・理穂子がピアノを介して、彰浩と出会います。高校生らしい誤解や嫉妬、麻沢奏さんらしい展開です。彩佳さん、いい友達だねー。