【感想・ネタバレ】日本の色 十二か月のレビュー

桜井輝子

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和の色と配色を、歳時記を通して楽しむ
二十四節気、五節供など季節ごとに古くから伝わる和の色と四季との深い関わり、名前の由来や色の使い方をビジュアルとテキストで展開。

[ブクログ · ★★★★☆]

季節に合わせ月毎に8種類、全96色をその由来や関連した歴史、使われ方等をその色を表す写真と共に解説してくれる1冊。植物や様々な自然を由来とした色名がこんなにもあることを知り(まだまだほんの一部だと思いますが)、日本の文化の豊かさと、日本人の感性の繊細さを改めて感じることができる。
新たに色の名前を知ることで、何かの色を見る時の見方や表現の幅が広がり、生活の彩りや人生の豊かさが、ほんの少し増すような気がする。