【感想・ネタバレ】ある設計士の忌録(6) 守護者のレビュー

あらすじ

呪詛(じゅそ)や霊力がうごめく土地建物の闇に包まれた秘密を解き明かす『HONKOWA』で大人気の“先生”シリーズ第6巻。若き日の先生が訪れた邸宅で、見かけた女性の秘密とは……!? 表題作「守護者」を含めた全7作を収録。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

待ちに待った新刊。先生シリーズももう6巻目であるが、6巻分もこのような話があるというのはすごい。寺尾玲子や天宮視子のシリーズは身近に起こりえる話であるが、このシリーズは心霊ものというよりもまさに神と人間ものだ。最初の「闇バイト」は山の開発の為に古い墓地を潰している。以前の「天狗礫」で神が納まる山の近くだから、そこも神の領域なのだろう。「火災現場」はよくある心霊ものである。火災で死んだ女性が、成仏できなかったのだろう。関設計士の若い頃の話「守護者」は一族の繁栄の為に先祖が神と契約を結んだのだろう。祀りを怠れば祟りとなる。「生贄」はこれはもう事件性たっぷりだ。今現在でも人間という捧げ物を望む神が残っているのだ。寺尾・天宮シリーズとは違って、このシリーズでは神が直に接触してきたり、危害を加えたりしている。寺尾・天宮の場合はほとんどないが作品化されていないだけかもしれない。両名が回避している事案を関設計士は潜り抜けてきているか、うまく取り持ったりしている。

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2024年06月24日

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