【感想・ネタバレ】四神青龍記 首斬り王とお人好しおじさん（上）のレビュー

野原耳子 / 桝目の助

★若く苛烈な王×異世界転移したお人好しなおじさん

父の葬儀の日、鈴木和男の元に、突然白髪赤目の少年が現れる。
助けを求める少年に応じた和夫は異世界へ飛ばされるが、美貌の王・藍雨は和男を見て、怒り狂う。
どうやら和男は、国を救い、王の伴侶となるためこの世界へと呼ばれたのだという。

藍雨に追い出された和男は、使用人として周りの人たちと交流し、荒れた宮廷や、周囲から恐れられる苛烈な王を少しずつ変えていく。

だが、和男に与えられた『加護』が判明した瞬間、他国を巻き込む騒動が始まり――

※「四神青龍記」シリーズ上巻

[匿名 · ★★★★★]

20歳の美形☓40歳のお人好しおじさん。
年齢差はすごいですね。ただほんとにカズオが優しくて、わちゃわちゃした子供たちを慈しむ様がほっこりしました。
ただ、なぜ藍雨が最初は怒鳴り散らして追い出したカズオを好きになったかは、どんな経過をたどって心境が変化したのかわかりませんでした。きっかけの出来事はありましたけどね。

[ebiちゃん · ★★★★☆]

年齢が気になる…

登場人物みんな性格が極端すぎて感情移入がしずらい。そもそも二十歳のイケメンと四十路のおじさんというカップリングもどうなの？って思ってしまってあまり物語に入り込めないけど。
でも、逞しい子供たちは応援したくなるし、今後の展開も気になるし、主人公の子作りうんぬんはさておき、国の行末や白蛇くん等、ぜひ幸せな未来を下巻で読みたい。

＃切ない