あらすじ
2022年から開始したYouTubeチャンネル「貴闘力部屋~相撲再生計画~」が、みなさんのおかげで2024年4月時点でチャンネル登録者数35万人を突破いたしました。
相撲業界の土俵裏には八百長や裏金、裏社会との繋がりなど悪しき風習が山ほど残っています。これまで、私の子どもたちが角界入りしたことにより、事実を言うことができませんでした。
しかし、この本が相撲業界の未来の発展に一役買うことを願って、10年の沈黙を経て全てここに告発いたします。
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琴光喜は中継にお金を預けている張子だった 佐渡ケ嶽親方(琴ノ若)を直接訪ねた モンゴル国内でランクルを買う時は白鵬の身内の会社でしか買えないという事だ 私達のような同部屋で若貴と対戦出来ない力士は、曙や武蔵丸と対戦しなければ客は喜んでくれない。 豊ノ海さんが相撲協会を辞めてうどん屋をやっていた時に訪ねた事があったのだが 千代大海と露鵬の場外乱闘の真相 その船が沈んでいたら、横綱・大鵬も平成の怪物・松坂も誕生しなかったのである。 長男はその熱意に絆されて埼玉栄高校に入学した 欽ちゃんと貴闘力
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貴闘力『大相撲土俵裏』彩図社。
2022年10月に刊行された『大相撲土俵裏』を文庫化。野球賭博で相撲協会を解雇された貴闘力が現在の相撲界の闇を暴露するといった内容。
読んでみると、負け犬の遠吠えというか、今さら解り切っていることをチマチマと密告する卑怯な者という印象しかない。
力士の全てが八百長を行っているとは言わないが、勝ち星のやり取りは行われているはずだ。あの名横綱と呼ばれた千代の富士も勝ち星のやり取りであれだけの地位を築いているし、現理事長の北勝海も確実に八百長を行っていた。彼らの不自然な勝ち負けの取組みを見れば誰でも解る。
世の中の一般企業でも、政治の世界でも大なり小なり様々な悪行は行われている訳で、それをしてやったりとばかりに外からキャンキャン吠えてもどうにもならない。やるなら内側から反乱を起こすべきなのだが、そういう人物は確実に葬られる。
日本の国技とか言われる大相撲も長らくモンゴル人が横綱を務め、モンゴル人同士で勝ち負けを回したりしているのは明白だ。横綱や大関は負け始めれば直ぐに休場したり、大関の地位を護れずに陥落しても恥ずかしげもなく相撲を取り続けるのには納得がいかない。
モンゴル人横綱が勝ちにごだわる余りに、かち上げによる立会いはいかんと言うのも変な話だ。勝つためなら立会いの変化も減点されぬ程度の多少の反則も厭わずというのがプロの格闘家だろう。
モンゴル人ばかりに横綱や大関の地位を奪われ、品格が、伝統がとか言う八百長理事長の率いる相撲協会もおかしい。日本人が横綱になっても余りにも勝てずにあっさり引退し、相撲解説でデカい顔をしているのが、そこには品格など無い。それが今の相撲界の現実だ。
最早、大相撲もプロレスと同じショウの一種だと思えば良いのかも知れない。
本体価格750円
★★★