【感想・ネタバレ】異世界転生したら愛犬ベスのほうが強かったんだが～職業街の人でも出来る宿屋経営と街の守り方～（ブレイブ文庫）２のレビュー

影木とふ / クロがねや

銀の妖狐から見事に街を救ったオレンジジャージ少年ことアサヒと愛犬のベス。相も変わらず、宿屋の看板娘ロゼリィや水着の魔法使いラビコたちと『街の人』として暮らしていたある日のこと、ソルートンの街に新たな来訪者が現れる。さらに、『俺は王都を見てみたい。見識を広めるのなら一秒でも早いほうがいい』と、突然ベスと王都への小旅行を決意するアサヒ。当然のように着いてきた女子たちとともに、王都行きの夜行列車に乗り込んだアサヒとベスだったが、その夜のこと──

[ブクログ · ★★★★★]

　ちゃんと好きって言える子無双！
　ハイラさん萌えええええええ！！

　以上です！！

　……ではあまりに短いのでもう少し。

　分不相応な期待を受け、その人に恩を感じている一方、周囲の嫉妬や悪意には煩わしさや恐ろしさを感じて、何も出来ずにいる。悔しさを見返してやりたい。あるいはそうでなくても、自分らしく、自分を好きになりたい、自分だけは自分の味方でありたい……そう願ったことは、人生において、きっと多くの人が経験されているのではないでしょうか。
　か弱いハイネさんが勇気を出す場面には、きっと、希望をもらい、明日の活力となること請け合いだと思います。是非ともご一読を！



　以下、個人的脳内劇場配役です。敬称略。


　アサヒ:福島潤　　　ラビコ:高橋李依

　ロザリィ:雨宮天　　ベス:朝井彩加

　アプティ:伊藤美来　サーズ:喜多村英梨　

　ハイライン:後藤邑子


　まゆっちこと、黛由紀恵さんの印象で、ハイラ役に後藤邑子さんをお招きさせてもらいました。めちゃくちゃかわいい……健気すぎる……。