【感想・ネタバレ】電子版 謎のトレーダー「しん」の〈株〉バリュー投資法:のレビュー

あらすじ

「本書を読んでバリュー投資を実践し、1億円の運用資産を達成しました!」
「初心者でも理解しやすくて丁寧。これぞバリュー投資のバイブル」

成功しているバリュー投資家たちが絶賛する幻の名著
大量のリクエストにお応えし待望の“電子復刻”

「バリュー投資は『わずかな期間で100万円を1億円にできる』投資方法ではありませんし、『買った株が絶対に下がらない』投資方法でもありません。つまり、『バリュー投資』は短期間に必ず大金持ちになれたり、買った株がぐんぐん上がる『魔法の投資方法』ではないのです。でも、これまで私がバリュー投資をやってきた体験からいえることは、長い目で見て堅実に資産を増やしたいと考える人にとって、とてもいい投資方法だということです。―略― 『バリュー投資』とはライフスタイルを変えることなく行うことができる投資法なのです」
(「はじめに」より)

さらに、電子復刻版には新たに著者コラムを書き下ろしました。
著者自身によるバリュー投資実践例の振り返りに加え、掲載刊行から20年の時を経た今、現在のバリュー投資に対する考え方やどのような観点で株を売買しているのかを解説。誰にでもすることができて、今日から行動に移すためには何から始めればいいのか。バリュー投資初心者にもわかりやすい入門書でありながら、中級者以上にとっては「伝説のマネーマスターしん」の投資戦略を余すことなく楽しめる構成となっています。

【目次】
第1章
いきなり手がけたバリュー投資で大儲け(株式投資には小さいころから興味を持っていた;私が「バリュー投資」をはじめたわけ ほか)

第2章
バリュー投資は個人投資家になぜ有利なのか(株式投資はほかの金融商品よりも実は有利だった;元本を確保する「投資」をする ほか)

第3章
バリュー投資に必須!しん流財務諸表の読み方(バリュー投資に必要な財務諸表の読み方;貸借対照表から会社の体力を判断する ほか)

第4章
確実に儲かる「バリュー銘柄」をどう選ぶか(バリュー投資ではじめて組んだポートフォリオ;株主資本比率の高い会社の株を狙う ほか)

第5章
しっかりした投資哲学が勝敗を左右する(短期勝負よりはむしろ中期の保有を考える;バリュー株スクリーニングの基準はどう考えるのか ほか)

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Posted by ブクログ

題名が非常に怪しいですが、書いてあることはとても堅実な内容です。グレアムの投資法に近いです。株式の投資本には怪しいのが多いですがこれは数少ない良い本です。
以前この著者のブログを読んでいましたが、今はどうなっているのでしょうか。

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2010年10月19日

Posted by ブクログ

著者のしんさんは株式投資サイト「マネーマスター」のサイトオーナーです.バリュー投資についてわかりやすく纏まった本だと思います.もの凄いパフォーマンスを記録しています.おすすめの一冊です.

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

この本の電子版を読んだ。その感想。

元となる本は2005年に書かれたもので、
事例は古かったもののバリュー投資の基本が書かれていてとても勉強になった。

割安指標は下記3つで決めているらしい
①株主資本比率が60%以上であること(ほぼ借金がない)
②配当利回りが長期国債の2倍以上(日本は1%のため、配当2%以上が目安)
③純流動資産(流動資産-総負債)が時価総額の2/3以上

これはとても参考になった。
まあ、③のいわゆるネットネット株(グレアム)は有名になりすぎてほとんど存在しないみたいだが、
これを基準に自分なりにアレンジすることで株購入の参考になる。

また売却基準も記載されていて、個人的にはこちらの方が参考になった。
まずROEが20%以上あったり、株主にも誠実な経営者である場合は売らない。
売る場合の基準は、
①買値から2倍に上昇したとき
②2年たっても買値から2倍にならなかったとき
③無配になったとき
④もっと魅力的な投資対象になったとき
これは面白かった。
いい意味で個人投資家らしい曖昧な基準で、
真似してみようと思った。
2倍を基準にし、2年間を基準にすると具体的なところもわかりやすい。

そのほか、
自社株買いをしている会社は株数や金額ではなく株式比率を見よとか、
小型株は売買流動性が低いが割安株が多いから積極的に確認すべしなど
参考になることが多かった。

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2025年11月19日

Posted by ブクログ

バリュー株投資の基本がまとまっています。古い本ではありますが、具体的な投資先の選定方法が分かりやすいです。

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2023年09月11日

Posted by ブクログ

かなり古い本ではあるが、手にとって読んでみた。株って正直よく分からないまま長い時間が過ぎていて、結局、ノリで買って売ってをしているんだが、この本では、古くからあるバリュー投資の手法を元に著者によるアレンジとフィルターの考え方が開示されていました。
自分にとっては、バリュー投資の教科書は読んだことがないと言うか、ちゃんと記憶に残っていなくて、この本を読んで良かったのは、株価の基準をどう考えるかについて、グレアム流、しん流が書かれており、さらに違う観点から補強されている所が知識として入りやすかった。

この本に限らず、様々な株の本は出ているので、勉強ですな。

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2021年04月13日

Posted by ブクログ

「謎のトレーダーしんの株バリュー投資法」難しかったので今度また読む。良書だという事だけは、なんとなく分かる(笑)銘柄選択での具体的な指標が書いてある

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2020年07月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトルは誇張があるにしても、内容はとてもまとも。情報はさすがに多少古いけど。
株の初心者を一歩超えたくて読んでみた。
バリュー株のスクリーニングの具体的な基準が分かりやすい根拠とともに説明されててとても勉強になる。
古典を10冊ほど紹介されているのもいい。読んでみたい。

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2013年12月31日

Posted by ブクログ

「しん」が実践するグレハム,バフェットの投資法を取り入れたバリュー投資法の本。非常にわかりやすく書いてあった。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

バリュー投資とは本来の価値よりも低く評価されている割安な株を狙って買って、その評価に他の人が気づいたときには株価が上がっているので利益を出せるという投資法です。

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2009年10月04日

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