【感想・ネタバレ】罪深きシリア観光旅行のレビュー

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Posted by ブクログ

著者が現地で様々な立場の人と接している中で、今のシリアが抱えている問題の複雑さを垣間見ることができました

シリアの美しい景観や人々の暮らしががこれ以上傷つけられないことを願うばかりです

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2024年05月02日

Posted by ブクログ

知らない世界、、常に監視を意識して生活しなくてはいけない
この日本に生まれてよかった。奇跡だよなぁ。

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2024年04月01日

Posted by ブクログ

駅前の書店で気になって手に取りました。
たぶんネットでは出会えなかったと思うので、
書店でたまたま目に入ったことに感謝です。

シリアの町を巡る10日間の”観光旅行”。

情勢が不安定な土地を報道の人が取材するときは、
防弾チョッキを付けていたり、
政府軍が護衛についたりしているイメージでしたが、
シリアを旅する著者にはガイドがついているだけ。

周りにいる誰かが監視していたり、
工作員だったりするかもしれないし、
何が起こるかわからないという、
変な緊張感が伝わってきました。
その中で撮影してくれていた写真がカラーで見れて良かったです。
文字も大切ですけど、やっぱり写真の力もすごいですね。

著者が訪れた廃墟。死と化した町。
色もなく無言で佇む壊れた家屋に
圧倒的な印象を持ちました。

話して良いこととダメなこと。
聞いて良いこととダメなこと。
恐怖や力で支配、統治する。

最後の章では、
シリアから出たシリア人の話、
刑務所で拷問を受けた出所者へのインタビューが掲載されています。
読んでいて胸が痛くて苦しくなる話もありました。

この時代に残虐な出来事が世界で起こっていて、
人種や命を「安い」と言うような世界。
そこで生きてる人たちの言葉。

せめて知ろうとする気持ちだけは持っていたいと思いました。

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2024年03月08日

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