【感想・ネタバレ】頭の回転が速い人の言語化のコツのレビュー

金山拓夢

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誰でも“頭の回転が速い人”になれる、言語化のコツをまとめた1冊！
「言いたいことがうまく言えない…」「とっさのとき、頭が真っ白になる…」「丁寧に説明しても伝わらない…」
言葉は一生使うもの。今この瞬間から言語化に意識を向けるだけで、これからの人生が変わりはじめる！

自分の想いや考えを言語化するにはコツがあります。
それはそんなに難しいことではなく、日常からちょっと意識すれば、変えていけることばかりです。
本書では、そのコツをお伝えしていきます。
自分の言葉で話せる人は、やがて人から信頼されるようになり、結果的に自分に自信が持てるようになります。

[ブクログ · ★★★★★]

私は言語化が苦手、コンプレックスをもってます。

30代前半男です。
感想や意見を求められた時、"良かった、うまかった、楽しかった"など一言で終わっていました。
これらは正直でストレートな感想で良い面、ビジネスなどでは具体性に欠けることからどうしようかと悩んでいました。

また妻が言語化が上手で会話していて感想を言い合ってもなんか自分の方は薄いなぁと思って少しコンプレックスを抱えていました。

そんな中、本屋でこの本と出会いタイトルを見て購入。

著者はSNSでLive配信をしており、その場で視聴者からの相談にスラスラ答えること(頭に浮かんだことをすぐ言語化)に長けていて、信頼を得たようだ。
なぜこのようなことができるのだろうか。著者も追い立ちを振り返りながらどのように言語化力を身につければ良いか、言語化を身につけるとどんな良いことがあるのか、言語化の重要性などがまとめられている。

大事な箇所に線を引いて強調されており、イラストも交えながら説明もあって読みやすい。

言語化とは、相手に伝わり相手が行動を起こす所まで持っていくことだ、と。

私自身、この本を読み終わった所なので、読んだ後の変化については書けないが、意識は変わった。

意識したい内容をメモしておく。
・台本を考えるより、ストーリーを考える
・自分の会話に見出しをつける
　話始めに何を聞きたいか、話したいか。
　雑談が苦手なら余計なことは挟まない。
・言い切る(〜だと思います、〜が言ってました。を辞める)

[ブクログ · ★★★★☆]

話が上手い人ってどんな人か考えたこともなく、生まれ持った才能なのかなと思っていました。しかしこの本を読んで話が上手い人はたくさんの経験をしていてその体験談を適切な場所で例え話などに使って話すことができる人だと知りました。またたくさんの経験をする以外にも普段から疑問を持ち色々なことの本質を理解している人はたくさんの事を話せるし理解しやすいように伝えることができると知りました。
話が上手くなるためにはいろいろな経験をし、普段怒っている事を当たり前と思わず色々なことに興味を持つことが大切であり、インプットした事をアウトプットする場に自ら足を運んで話が上手い人と話す事で自らの話す能力を上げることが大切だと理解しました。

[ブクログ · ★★★★☆]

自分の言葉で言語化できるようになると、自分の考え俯瞰できるので円滑なコミュニケーションを取るのに役立つと思えた。
自分の思い込みや当たり前を見直すきっかけになった。

[ブクログ · ★★★★☆]

沈黙を恐れるな、
あえて滑ったトークをして笑いをとってみよう。
あとインプットアウトプットの量を増やす、要は会話の試行回数を増やせということかと。

[ブクログ · ★★★★☆]

自分が今までなんとなくこうした方が伝わりやすいかな…？と想っていた話し方に対して、根拠をもらえたと思いました。
今回だけでなく、自分がなんとなくこう、と思っていることに対してもきっちり根拠をつけていきたいなあとも思います。

■忘れたくないことメモ
・感情の共有を軽視するべからず
・言語化をできるようになると、自分を客観的に見ることができる
→自分はこれまでそう思っていたんだという気づき

[ブクログ · ★★★☆☆]

どれだけ物事に向き合い理解したか？それが自信となり、表現の曖昧さが排除され断言できることにつながる。結果、頭の回転が速く、理解力があるように、人から見られるのだと思う。曖昧なままに留めず、表現することを避けないという手段が有効なことは納得。
AIが幅をきかせる時代は、プロンプトエンジニアリングに長けていれば、こういうスキルを補ってくれる。人の価値についても、時代の変遷があると考えさせられた。

[ブクログ · ★★★☆☆]

仕事において、言語化が上手な人になりたいと感じることが多くて、手に取った本
言い切ることが大事というのはとても実感していて、自信のない喋り方は改善したい
日常会話についてのアドバイスは、それでいいのか？と思うような内容も多かった

[ブクログ · ★★★☆☆]

「言語化力」如何に分かりやすい言葉を使って相手に理解してもらうか、現代に問われている大きな課題だ。特に政府の刊行物、法規、IR刊行物など理解度を高めるために日本語語彙のシンプル化が必須となってきた。特に財務省・税務等が出す複雑怪奇な仕組みと専門語彙の連発は国民が混乱し諦めるのを待っているかのような文章は一般社会で理解できない。よって、現在世界（ISO)でも法規制下の文書含め中高生でも理解できるレベルの語彙利用のシンプル化の波が来ている。実際グローバル化で日本語の回りくどい文章などが修正改善され始めており、上場企業に必須のIR文書が法規化され英文と共に提供が必須となっている）本書での参考は：言語化と会話フレーム（視点・視野・視座を意識する）
・語彙力は難しい言葉を並べることではない（聞き手に伝わらなければ意味がない）
・結論・理由・具体例・結論で話す（PREP法）
・描写・説明・提案・結論（選択）で話す（DESC法）

[ブクログ · ★★★☆☆]

『人は人で磨かれる』
なるほど！と思った。言語化も結局はコミュニケーションの1種。人にどう伝えるか、の技術。
だからコミュニケーションの中で磨かれるものがある。
「当たり前」の中に隠された自分の考え方の論理を言葉にする練習をしようと思った。そこに自分だけの経験と独自性が必ずある。