あらすじ
☆縄文と弥生──「日本のはじまり」の謎がわかる!●縄文時代の晩期には、稲作が始まっていた!?●縄文人は、なぜ土偶を作ったのか?●貝塚はゴミ捨て場ではなく、神聖な場所だった!●気候変動に左右された、縄文人の人口●弥生人には、どんな身分制度があった?●弥生人は、米以外に何を食べていた?●弥生時代の凄まじい戦争の証拠●邪馬台国の卑弥呼の正体とは?一万年以上、平和な時代が続いた縄文時代。格差が生まれ、激しい戦争が起きた弥生時代。対照的な二つの時代を生きた縄文人と弥生人はどんな服を着て、何を食べ、どんな家に住み、どんな言葉を話し、何を信仰していたのか──。本書は、そんな素朴な77の謎を集めて、新しい説や発見も取り入れつつ縄文と弥生の「本当の姿」にせまった本。豊富な図版や写真とともに、「日本のはじまり」の旅へ!
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Posted by ブクログ
【ガンダムに宇宙人!?縄文人の美意識が規格外すぎてて最高な件】
知っていることも多かったけど、やっぱり縄文時代はめちゃくちゃ面白い!
特に土偶が大好き。個性豊かな土偶たちの中でも、遮光器土偶の「シャコちゃん」はどう見ても宇宙人だし、「仮面の女神(国宝)」のフォルムは最早ガンダムのモビルスーツの親戚みたいで格好いい!
火焔土器も含めて、あの岡本太郎が「何だこれは!」と驚愕したのも納得するほどの美意識の高さ。
一番キュンとしたのは「男女の出会いと恋愛」。
お祭りが若者の出会いの場で、現代のようにナンパもあったのかな…と想像すると親近感が湧いてくる。でも、集落の発展のために自由恋愛はご法度だったとか。当時もロミオとジュリエットのような切ない恋があったのかもしれない。
また、世界遺産の「大湯環状列石」も外せない。
イギリスのストーンヘンジと同じように、夏至や冬至がわかる仕組みになっているというから、先人の天文学的な知恵には驚かされるばかり。
振り返ると、彼らは現代の私たちと何ら変わらない豊かな感性を持ち、むしろ何もないところから道具や文化を作り出す圧倒的な知恵と工夫を持っていた。
そして何よりすごいのが、1万4千年もの間、大きな戦争がなかったこと。これは世界でも本当に稀な奇跡だと思う。今の現代人も、縄文人の「自然と共生し、平和に生きる知恵」を見習いたいものである。
Posted by ブクログ
縄文〜弥生時代の衣食住や宗教観などの特色が簡潔明瞭に紹介されている一冊。
平和な時代が一万年以上も続いた縄文、激しい争いのあった弥生時代では何が違うのでしょうか。
そして卑弥呼の存在と邪馬台国の謎にも触れています。
邪馬台国があったとされる時代の関東〜東北はネオ縄文・弥生時代と言えるような生活が続いていたようですが、アイヌ文化には縄文の流れが多く組み込まれているとされる説があるようです。
この2つの時代はどちらが優れているかという簡単な尺度で測ることのできない特徴を持ち、複雑化した現代においても何が大事で何が良いことなのかを教えてくれているように感じました。