あらすじ
【●ベストセラー『バナナの魅力を100文字で伝えてください』の著者による待望の最新作! 】
人生は
「幸福の時間」
「投資の時間」
「役割の時間」
「浪費の時間」
の4つの時間でできています。
あなたが増やしたいのはどの時間ですか?
時間を大切に思っているのに、時間をなかなか大切にできていない。
時間はまるで呼吸をするかのように、当たり前に過ぎていきます。
あまりにも自然なことなので、時間を常に意識して生きることはできないし、
逆に意識しすぎると今度は時間に縛られて、息苦しさを感じてしまうこともあります。
時間は、なかなかやっかいな存在です。
そんなやっかいな時間を自分の手に取り戻し、人生を豊かにするためにどうしたらいいか。
それがこの本のテーマです
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Posted by ブクログ
時間無いなぁ…。いやいや、時間は作るものだよね!っと
時間について考える機会になればと思い読んでみました。
忘れないことメモ
・時間の価値を変える
・長続きする幸福=他人と比較して生まれる幸福ではなく、自分で評価する幸せな状態
・ベースにある自分の状態を「幸福状態」にして、イヤなことは一時的なものと考える
・やる選択もやらない選択も、どちらを選んでも後悔しない
・やりたいことがなくても、「自分の心が喜ぶ時間」をつくる
Posted by ブクログ
子ども相手にこんな実験があった気がする。
その時は、今食べなければ後で2つ食べられるから我慢してね、
と言って親が部屋を出ると子はどうするか、って内容だったけど、
本誌はプリンを食べる時間を何と定義するかということが内容だった。
人の時間は大きく分けると4つになっていて
①幸福の時間
②投資の時間
③役割の時間
④浪費の時間
になるというのが著者の主張。
これになぞらえてプリンを考えると、
プリンが好きで仕事のご褒美に食べる人は①になるし、
パティシエで新しいスイーツの研究のため食べる人は②、
など、同じ行動でも人によって分類が変わること、
それと同じように自分の意識によって、
同じ行動でも時間の分類を変えることが可能である。
(例:仕事の時間は人にとっては③役割の時間にあたるが、
考え方によって②投資の時間や①幸福の時間に変えられる)
この考え方については、なるほどなと思った。
大人になるとさすがにどこかから神様がやってきて
ご褒美の時間が倍になったりはしない。
他にも色々と考えさせられる内容が書いてあるけど、
忙しくて全部は読めそうにない、でも内容が気になる、
という人は最終章の『もしこれが人生最後だとしたら』
だけでも読んでみるといいかもしれない。
最近芸人さんが「親にあと何日会えるか」という話をしていたが、
カレーライスを人生であと何回食べられるかは考えたことがなかった。
それと最終章巻末に本の内容を箇条書きにしてリスト化されていたので
本当の本当に忙しい人はそこを読むだけでもいいかも。
こういった本でそんなまとめがあるのを初めて見たので
著者の人は親切だと思う。