あらすじ
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本当はライオンの、ぶたのぶうたん。そんな自分だからこそできること・・・ヒーローになることを決めました。悪いやつは許さない!
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Posted by ブクログ
へんしんぶうたん!シリーズ 2冊目
一年生にも楽しく読める、漢字すくなめだけどちゃんとお話がおもしろい!
読み物になれてなくても、おすすめの一冊。
Posted by ブクログ
ある朝、ぶうたんが目を覚ますと、
兄のびいすけと姉のばあこが足音を忍ばせて、
こっそりと出かけようとしていることに気づく。
着替えてあとをつけていくと、コロロン広場には、
みいみとりすけも待っていて、うっし~が来るのを待っているところ。
4人は声を潜めて何か話している。
うしろからうっし~に声をかけられ、ぶうたんもみんなもびっくり!
みんなのあせり方が、なんか変。
ママのたんじょうびパーティーを企画していたと知り、
ぶうたんは大ショック!
どうしてぼくにだけ教えてくれなかったの!!
そうかぼくだけのけものなんだ。
どうせぼくは、ぶたじゃないし・・・。
ママは捨てられていたあかんぼうを、
ライオンの子とは知らずに拾い、ぶたとして育てたのだ。
ライオンの姿のまま外に出たら、森中大さわぎになるので、
ママは、ぶたのへんしんセットをつくってくれた。
ぶうたんは、それを着て、過ごしているのである。
たんじょうびパーティーはあさってということで、
みんなで準備をはじめたものの、
みんなはどんどん役割を決めて動いていくのに、
ぶうたんが何をすればいいのと聞いても、
何もしなくていいよ、とか、何かあったらたのむよ、と言われるばかり。
ぶうたんは、どうせぼくなんてと、
すっかりふてくされてしまうのだが・・・。
その後の事件で、ぶうたんは、正義感と本能を目覚めさせることになる。
ぶうたんは、その過程で、
自分の知らなかった自分の体のことがわかってくる。
自分のつめが出たり入ったりするのにはじめて気づいて、
素直に感動しているところがかわいらしい。
この日、ぶうたんは、もうひとつ別の才能にも気づくことになる。
このもうひとつの才能の方が、
ライオンだから力が強いということよりももっと大切なのかもしれない。
ふてくされていたぶうたんが、笑顔になったところもかわいい。
自分に何かができると思うことは、素朴にうれしいことなんだ。