あらすじ
ESSEonlineで大きな反響を呼んだ、漫画家・西園フミコさんによる“ゴミ屋敷の片づけ”と“介護”をリアルにつづった「ゴミ屋敷住人の祖父母を介護した話」が待望の単行本化!
――ごくごく普通の家に見えた祖父母の家。しかし、玄関を開けるとそこにはゴミでぎっしりの驚きの光景が…!
もしも、家族の家が「ゴミ屋敷」になっていたらあなたはどうしますか?
●祖父母の家が「ゴミ屋敷」になっていた!●在宅?施設?最後まで悩んだ…祖父母の介護●祖父母を看取って想うこと●プロによるお役立ちコラム●描き下ろしのおまけ漫画
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Posted by ブクログ
ゴミ屋敷になっていた祖父母の家の片づけとそれからの介護の話。
コミックエッセイにしていて、とてもわかりやすかった。
誰にでもなり得る可能性のあるゴミ屋敷と介護。
する方もされるかもしれない方もこうならないためにも一読していたらいいのかもしれない。
プロに教えてもらったこともコラムにしてあるので、とてもわかりやすくて参考になる。
①ゴミ屋敷は他人事ではない。
年々増加している利用者は、30〜50代女性で、働き盛りで手が回らないことが原因。
②業者への依頼は4ステップ
❶問い合わせ〜どういう状態か?いつ作業するか?
❷見積もり〜複数社。金額の内訳。追加費用有無。
❸片づけ〜当日の流れの確認。立ち会い。
❹支払い〜見積もりとほぼ変わらないか確認。
③「介護疲れ」をしないために
基本的なスタンスは攻めより守りを。
自分が疲れないことを優先に!
セルフケアでしっかり休む
④「ゴミ屋敷」はなぜ生まれる。
精神疾患が関係している場合もある。
(認知症、発達障害、強迫性障害、ためこみ症、統合失調症、うつ病、双極性障害など)
単に片づけられない、だらしないだけではないのかもしれない。
「もったいない」とためたものが、結果的に高額出費の原因になってしまう事実を知っておくべき。
身体が動くうちに少しずつ片づけよう。