【感想・ネタバレ】ローマ帝国のレビュー

あらすじ

「ローマは一日にして成らず」――史上最も繁栄した大国,ローマ帝国は,どのようにしてでき,そして滅んだか.その広大な領域支配を可能にしたシステムとは? トロイア戦争に始まる建国神話,勇将ハンニバルとの戦い,カエサルのルビコン渡河,暴君ネロの圧政など,エピソード豊富に古代ローマ帝国の栄光の歴史を描きます.

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青柳 正規
(あおやぎ まさのり[1]、1944年11月21日 - )は、日本の歴史学者・考古学者(西洋美術史・西洋古典考古学)。勲等は瑞宝重光章。学位は博士(文学)(東京大学・1992年)。山梨県立美術館館長、学校法人多摩美術大学理事長、奈良県立橿原考古学研究所所長、石川県立美術館館長、公益財団法人せたがや文化財団理事長、アーツカウンシル東京機構長、東京大学名誉教授、日本学士院会員、文化功労者。1944年、関東州・大連生まれ。1963年に東京都立新宿高等学校を卒業[2]。東京大学文学部美術史学科で学び、1967年に卒業した。同大学大学院へ進み、1969年に修士課程を修了。博士課程在学中にローマ大学へ3年間留学。帰国後、1972年に博士課程を退学した。イタリアでは、ポンペイ遺跡の発掘に参加した。1972年、東京大学文学部助手に採用された。1979年、筑波大学専任講師となった。1985年、東京大学文学部助教授となり、1991年より教授(文化交流)。1992年、「古代都市ローマ」で博士(文学)の学位を取得。1993年4月から1996年3月には、東京大学総合研究資料館長、文学部長、東京大学副学長もつとめた。2005年、東京大学を退官し、名誉教授となった。大学在任中には、客員として京都造形芸術大学客員教授もつとめた。2005年4月より国立西洋美術館館長に就任。2007年には日本学士院会員に選出され、日本学術会議会員。2008年からは同館理事長。2010年1月の講書始の儀では、「ローマ帝国の物流システム」を講義した。2013年から2017年10月まで、国際学士院連合副会長。2013年、文部科学省文化庁長官となり、2016年までつとめた。民間出身の文化庁長官は5人目であった。2017年山梨県立美術館長。2019年からは学校法人多摩美術大学理事長、橿原考古学研究所所長。2020年9月、石川県立美術館長。2021年6月公益財団法人せたがや文化財団理事長[3]。2022年4月アーツカウンシル東京機構長[4]。


「アエネアスの祖国トロイアがその存亡をかけてギリシアと戦うことになるトロイア戦争の原因は、あの有名な「パリスの審判」でした。ヘラ、アテナ、アフロディテというギリシアを代表する女神たちは、自分たち三人のうちでだれがもっとも美しいかをトロイアの王子パリスに審判させることにします。それぞれの女神は、もし自分を選んでくれるならすばらしい贈り物を提供しようと約束しました。なかでもアフロディテの約束は、世界でもっとも美しい女性ヘレネと結婚できるようにとりはからうというものでした。この約束に心を動かされたパリスは、アフロディテをもっとも美しい女神に決定します。  絶世の美女ヘレネはすでにスパルタ王の妃でしたが、パリスはスパルタ王が不在のときをねらって彼女をトロイアに連れ帰ります。ヘレネを奪われたスパルタ王はギリシア全土に彼女を奪回するための協力を呼びかけ、アガメムノンを総大将とするギリシア軍が編制されトロイアに派遣されました。数多くの勇者がはせ参じたギリシア軍でしたが、ヘクトルを総大将とするトロイアは必死に防戦し、またたくまに一〇年という歳月がたち、戦争は膠着状態に入ります。そのような状況のとき、トロイア一の勇者ヘクトルは、ギリシア軍随一の勇者アキレウスの無二の親友であるパトロクロスをたおすことに成功します。しかし、そのことがアキレウスの激しい怒りをかい、ヘクトルはアキレウスに殺されてしまいます。総大将を失い劣勢にたったトロイアは、防備を固め城内にとじこもって戦い続けようとしますが、結局「トロイアの木馬」のなかに隠れていたギリシア兵によって内側から城門が開けられることになり、陥落してしまいました。  この陥落のさい、トロイアの勇者でただ一人生きのびたのがアエネアスです。ヘクトルと並び称されるほどの勇者であり、敬虔な心をもつアエネアスはつねに神々の庇護をうけ、戦死をまぬがれてきました。アエネアスは、トロイアの再建を念じながら新天地を求めて祖国をあとにしたのです。」

—『ローマ帝国 (岩波ジュニア新書)』青柳 正規著

「ウェイイの攻略に成功したローマの兵士たちは、ウェイイの神殿に納められていた奉納品と神像を略奪者としてではなく崇拝者として持ち去りました。美しさを尊重することはなく、より大きなもの、より必要なものに価値をおく人々であったローマ人も、エトルリア美術の傑作である見事な奉納品や神像に接して、しだいに美術を理解するようになったのでしょう。  念願のエトルリア支配に最初の楔を打ち込むことに成功したローマでしたが、つぎなる難題がひかえていました。アルプスを越えて北イタリアに定住していたケルト人は、紀元前四〇〇年ごろ南下を開始し、紀元前三九〇年(三八七年とする説もある)、ローマを陥落させてしまいました。さいわいなことにケルト人はローマを占領するつもりはなく、金銀財宝を手にするとローマを退去していきました。」

—『ローマ帝国 (岩波ジュニア新書)』青柳 正規著

「 南イタリアでもっとも栄えていたタレントゥムからの戦利品の中には、リュシッポスの彫刻などギリシア美術の名品が数多くふくまれており、ローマの市民はその頃からギリシア美術という当時の地中海世界にひろく普及していた美術の魅力にとりつかれるようになります。文化の面でも国際社会に目を開きはじめたのです。」

—『ローマ帝国 (岩波ジュニア新書)』青柳 正規著

「カエサルとの決戦で裸同然となったポンペイウスはアレクサンドリアに逃れます。同地駐屯のローマ軍とエジプト軍の力をかりて戦線をたてなおすつもりでした。しかし、アレクサンドリアでカエサルが発見したのは、すでに暗殺された老将軍の遺体でした。カエサルのたぐいまれな才知とその娘ユリアを愛し、ローマ市民の信頼を一身に集めたポンペイウスの、その無惨な姿に、カエサルは落涙したといいます。  アレクサンドリアに一年近く滞在することになるカエサルは、エジプトをクレオパトラにゆだねる決心をします。不安定な政情のなかでエジプトをローマの属州として支配した場合、その富と豊かな農産物をひとりじめする属州総督があらわれ、反乱ののろしをあげるかもしれなかったからです。  ローマにもどったカエサルは席のあたたまる暇もなく北アフリカとヒスパニアへおもむき、ポンペイウス派の残党を一掃することに成功します。この短期間のローマ滞在中にカエサルは元老院議員の多くを味方につけることに成功します。スッラのように政敵を粛清することなく、かつての敵を寛容にあつかったことが功を奏したのです。たぐいまれな天才政治家の片鱗を示すできごとでした。」

—『ローマ帝国 (岩波ジュニア新書)』青柳 正規著

「最初の治世五年間は、アウグストゥス政治への復帰宣言にみられる保守的政策と、間接税軽減のような税制改革など革新的政策との均衡による安定期で、辺境における軍事衝突が少なかったことも善政と称される時代を生みだす原因の一つでした。安定した状況のなかで、ネロがもっとも気をつかったのは都に住む市民の動向です。彼らを満足させるには「パンとサーカス」、つまり十分な食糧と娯楽を提供すればよかったのです。食糧に関しては、オスティアに新しい港ができたため、以前よりもかなり改善されていました。娯楽に関しても、できるかぎりのサービスに努めました。というよりも、観客として、あるいは役者や競技者として参加することは、ネロの生きがいそのものだったので、これまでの皇帝とは力の入れ方がちがっていました。」

—『ローマ帝国 (岩波ジュニア新書)』青柳 正規著

「そのような不祥事もありましたが、市民の多くは堅実な生活をおくっていました。公共浴場ですごす午後の数時間は、市民たちのまたとない憩いの時間であると同時に情報交換の機会でもありました。肥沃な周辺の耕作地では都でも有名な野菜が生産され、果物もたわわに実りました。ナポリ湾の魚介類やヴェスヴィオ山でとれる野生動物が、食卓をさらに豊かなものとしました。そのようなめぐまれた生活を突然に停止させたのが火山噴火だったのですが、すでに噴火の一七年前にポンペイは直下型の地震にみまわれていました。現代であればそれが噴火の予兆と見なされたでしょうが、当時は神の怒りとして受けとめられただけでした。」

—『ローマ帝国 (岩波ジュニア新書)』青柳 正規著

「ローマ帝国が出現する以前、地中海世界は各地で戦争をくり返していました。しかし、地中海世界全体がローマ帝国として一つの国となったときから、戦争はなくなり、「ローマの平和」が実現しました。この事実から、それまでの戦争は地中海世界がいくつもの国に分かれていたためにおこったと考えることができます。もちろん戦争の理由として、領土の拡張や戦利品の獲得、食糧や資源の確保などが考えられますが、根本的な原因はいくつもの国に分かれていたからです。」

—『ローマ帝国 (岩波ジュニア新書)』青柳 正規著

「岩波ジュニア新書の発足に際して  きみたち若い世代は人生の出発点に立っています。きみたちの未来は大きな可能性に満ち、陽春の日のようにひかり輝いています。勉学に体力づくりに、明るくはつらつとした日々を送っていることでしょう。  しかしながら、現代の社会は、また、さまざまな矛盾をはらんでいます。営々として築かれた人類の歴史のなかで、幾千億の先達たちの英知と努力によって、未知が究明され、人類の進歩がもたらされ、大きく文化として蓄積されてきました。にもかかわらず現代は、核戦争による人類絶滅の危機、貧富の差をはじめとするさまざまな人間的不平等、社会と科学の発展が一方においてもたらした環境の破壊、エネルギーや食糧問題の不安等々、来るべき二十一世紀を前にして、解決を迫られているたくさんの大きな課題がひしめいています。現実の世界はきわめて厳しく、人類の平和と発展のためには、きみたちの新しい英知と真摯な努力が切実に必要とされています。  きみたちの前途には、こうした人類の明日の運命が託されています。ですから、たとえば現在の学校で生じているささいな「学力」の差、あるいは家庭環境などによる条件の違いにとらわれて、自分の将来を見限ったりはしないでほしいと思います。個々人の能力とか才能は、いつどこで開花するか計り知れないものがありますし、努力と鍛練の積み重ねの上にこそ切り開かれるものですから、簡単に可能性を放棄したり、容易に「現実」と妥協したりすることのないようにと願っています。  わたしたちは、これから人生を歩むきみたちが、生きることのほんとうの意味を問い、大きく明日をひらくことを心から期待して、ここに新たに岩波ジュニア新書を創刊します。現実に立ち向かうために必要とする知性、豊かな感性と想像力を、きみたちが自らのなかに育てるのに役立ててもらえるよう、すぐれた執筆者による適切な話題を、豊富な写真や挿絵とともに書き下ろしで提供します。若い世代の良き話し相手として、このシリーズを注目してください。わたしたちもまた、きみたちの明日に刮目しています。」

—『ローマ帝国 (岩波ジュニア新書)』青柳 正規著

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2026年02月06日

Posted by ブクログ

ローマの盛衰についての概説書。
入門書のような見せかけだが、実はローマ史の2~3冊目程度で読むのが推奨。通史を期待すると肩透かしをくらうと思う。

共和制ローマ時代からローマ帝国滅亡までを概説しているが、帝政期、しかもそのうち初代皇帝アウグストゥスの治績に特に重点を置いた構成となっている。
それはローマの最良の時代の基礎を築いたのも、その後のローマの限界の端緒が垣間見えたのも、アウグストゥスの時代だったからということが読めばよく理解できる。

本書の良い点は「なぜ」が大変分かりやすい点。
古代ローマは、その1000年近い歴史の中で、王政⇒共和政⇒(内乱)⇒帝政⇒瓦解とその性格を徐々に変化させていくが、その理由が非常に飲み込みやすい。
あたかも古代ローマの歴史を一人の人間の生涯として捉えられる。
古代ローマの成長、衰退の過程とその理由について、本書を読めばある程度は自分なりに話せるようになるのではなかろうか。
そして、国家の盛衰の一つの典型として、ほかの歴史上の国家の盛衰を考える際にも、役に立つと思う。

ジュニア新書というレーベルではあるが、何一つ前提知識がない状態では恐らく読みこなせない程度の本であることは付記しておきたい。

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2014年06月13日

Posted by ブクログ

古代ローマが始まってから終わるまでの歴史や戦争、政治について教えてくれる本。古代ローマの歴史や文化にもうちょっと明るくなってから読み直したら、もっと楽しく読めそう。分かってたけど、もともと知っていた物にしか反応できないのね。なのでもともといくらか知っていたことについて書かれているところはとても楽しく読めた。そうでなかったところは適当に流し読んでた。分かったら、きっと興味深いんだろうな。

ローマで文字が使われるようになったのって、紀元前6世紀頃からなんだ?メソポタミアよりだいぶ後なんだわね。
ギリシャ文字がエトルリア文字になって、エトルリア文字がローマ文字になったんだって。ローマ文字は今のアルファベットの原型。

ローマ人も人を神扱いして、その人のための神殿を造ったりしてたんだ。アウグストゥスとか。一番初めの皇帝。これは、菅原道真を神様扱いするのとはちょっとニュアンスが違うかも?

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2017年07月13日

Posted by ブクログ

ローマ帝国の歴史を成り立ちから、東西分裂(実質崩壊)までコンパクトに1冊で。基本のき、ということでジュニア新書から選ぶも、いきなり色々と目から鱗で超面白かった。カエサルってローマ帝国の人だったんだ!オクタウィアヌスってアウグストゥスだったんだ、8月!とか。子供のころって地理が嫌いだったせいで世界史もイメージが全くわかずに、さっぱりだったんだが、今まがりなりにも海外に行ったことがある経験を踏まえて読むと無茶苦茶面白かった。実のところヨーロッパってほぼ未踏なんだけど、これで体験後に読むとさらに面白いだろうと思うと歳を取るのも悪くないな、とか最早本の感想じゃねーなこれ。

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2016年04月08日

Posted by ブクログ

高校時代に世界史で習ったローマ帝国の歴史を復習した。
ローマ人の祖先がトロイから流れてきた人物だというのは全く知らなかった。ロムルスとレムスの時代から、元老員の時代、カエサル、アウグストゥスと経て、ローマ帝国は強大になってゆく。読んでからしばらく経つのでだいぶ忘れてしまった。また読もうかな。

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2014年10月02日

Posted by ブクログ

[ 内容 ]
「ローマは一日にして成らず」―史上もっとも繁栄した大国・古代ローマ帝国は、どのようにしてでき、滅んだのか。
その広大な領域支配を可能にしたシステムとは?
トロイア戦争に始まる建国神話、勇将ハンニバルとの戦い、カエサルのルビコン渡河、暴君ネロの常軌を逸した振舞いなど、エピソード豊富にその栄光の歴史を描きます。

[ 目次 ]
1 ローマ帝国ができるまで―建国物語と覇権確立までの道のり(平和の祭壇 トロイア戦争 ほか)
2 ローマ帝国の成立―アウグストゥスの時代(元首政時代 アウグストゥスの権力基盤 ほか)
3 帝国の発展と充実―皇帝たちの饗宴(皇帝崇拝と皇帝の神格化 後継者ティベリウスの課題 ほか)
4 人類史上もっとも平和な時代―五賢帝の統治(フラウィウス朝時代 パンとサーカス ほか)
5 帝国の混迷と解体―なぜローマ帝国は滅びたのか(セウェルス朝と軍人皇帝時代 異民族の襲来 ほか)

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2010年06月28日

Posted by ブクログ

中学生向け正統派古代ローマ帝国解説本。若干難しい気もしますが、小説じゃ飽き足りない人にはちょうどいいと思います。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

参考文献として。

ジュニア新書のわりには専門的な内容。アウグストゥスの政策はとても丁寧に書かれている。
それに比べ、五賢帝以降の内容が少し物足りない気がする。
戦いがないと歴史もないと言われるけど、戦いが多いとそれはそれでまとめにくくなるんだろうな、と。
キリスト教との関係性も、もう少し詳しく載せて欲しかった。

大まかな概要を知るには良い本なのかも。

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2012年07月18日

Posted by ブクログ

●構成
はじめに:なぜいま“ローマ帝国”なのか
Ⅰ ローマ帝国ができるまで:建国物語と覇権確立までの道のり
Ⅱ ローマ帝国の成立:アウグストゥスの時代
Ⅲ 帝国の発展と充実:皇帝たちの饗宴
Ⅳ 人類史上もっとも平和な時代:五賢帝の統治
Ⅴ 帝国の混迷と解体:なぜローマ帝国は滅びたのか
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 誰でも一度は「ローマ帝国」という言葉くらいは聴いたことがあるのではないだろうか。古代にヨーロッパにあった国、という知識しかない、という方も少なくないであろう。
 本書は、ローマ帝国の前史から書き起こし、初代皇帝アウグストゥスによるローマ帝国の基盤づくりを詳述し、その後に代々の皇帝の事跡を概括しながらローマ帝国崩壊(476年の西ローマ帝国滅亡)までを記している。
 特に、建国者である初代皇帝アウグストゥスには丸々一章が割かれ、ローマ帝国の施政方針や外交政策の基礎がどのように築かれたのかをまとめている。
 ジュニア新書というシリーズ名のとおり、中高生をターゲットとしているが、大人の初学者にとっても「ローマ帝国ってどんな国だったんだろう」という疑問に答えられる内容である。一方で、アウグストゥス以外の皇帝に関してはダイジェスト的な解説にとどまっていること、政治・外交・軍事など社会科学分野についてはある程度触れられているが、文化・宗教・民俗・芸術・技術などの人文科学や自然科学の分野については殆ど記されていないこと、滅亡後のヨーロッパ世界の動向について殆ど触れていないことが、残念な点である。まず地ならしとして本書を読み、それから興味にあわせて一段階深い本を読むことをおすすめする。

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2019年01月16日

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