あらすじ
ハーランドってどこがすごいの? キックオフは何をみるべき? 元Jリーガーでサッカー解説者の著者によるサッカー観戦の指南本。
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Posted by ブクログ
序盤にきちんとポジションごとの役割を解説してくれているのでサッカー見た事ない人でも楽しめる1冊だと思う。ただある程度の選手を知った上で読んだ方がイメージはすごくしやすいので、そういった点では割とサッカーに力を入れたい人におすすめ
1つここ深いなーと感じた箇所があった。
それは守備面CB(センターバック)などの解説
なぜこれが深いなと思ったかと言うと、サッカーはゴールを取るスポーツなので攻撃面に目が行きがちだが、守備面でのサッカーの面白さ、深さを丁寧に解説されていたので、それがすごくよかった
ゴールを取ることだけがサッカーの面白さではなく
俯瞰して全体を見た時にサッカーの面白さは輝くんだなと感じた
現ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督の戦術はすごく興味深かった。 擬似カウンターが徹底されていることを意識しながら試合を観たい。
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サッカー見たことない人でも、見たことある人でも読むべき1冊だなぁと思った。
今後伸びそうな選手達についての言及もあって、これからサッカーを見る人のハードルをだいぶ下げてくれてると思った。
Posted by ブクログ
サッカー解説が分かりやすいと評判の
林陵平氏のサッカー観戦ガイド本。
自分のようなサッカー素人でも、
ある程度楽しんで理解できるような平易な文体で書かれていて、
読んでいて満足感を感じることができます。
ヨーロッパで活躍する外国人選手がたくさん出てきますが、
そこだけ自分にはよく分からなかった(笑)
ですが、この本よ読むような方は、
ある程度ヨーロッパサッカーにも
精通していらっしゃるでしょうから、
そのあたりは問題ないでしょう。
サッカーの見方が一段レベルアップできた本でした。
(逆に言えば、ある程度見る力のある方にとっては、
簡単すぎるのかもしれないので、ご注意を。。)
Posted by ブクログ
サッカーファンならすぐ読め!今読め!
遅くとも夏までには読め!
最悪年内には読め!
いや、めちゃくちゃ面白かった!
でもってベーシカルな話がほとんどなんですが、旬な話もけっこうあったので、やっぱり24-25シーズンが始まる前に読むとこの面白さをしゃぶり尽くせるかと思います(まず「ベーシカル」を説明せーよ)
林陵平さんの流石の元Jリーガーたる「言語化」の能力が凄まじい!
そして分かりやすい!読む側に求められる「言語化」とは逆方向のベクトルである「映像化」がめちゃくちゃしやすいのよ!
わいもある程度サッカーの知識はあるし、試合もけっこう見てるってのも多少はあると思うんだけど、林陵平さんの説明を頭の中でこれはこんな場面を言うてるんだなってすっげーイメージできるんよね
それはもうすいすいのすーなのよ
これほもう林陵平さんのサポートによるものなわけ完全に
こんなに実際の場面がイメージしやすい解説はマジ初めて
わいもある程度は分かってたつもりのことも、そのイメージしやすい「言語化」のおかげでより深く理解することが出来たし、実際に「観る」ときにも絶対役に立つ知識だったと思う
言ってることは本当に基礎的なことなんだけど、わいみたいに「分かってるつもり」の人こそ読んでほしいです
サッカー観戦中級者こそ読んで、試合観戦をより楽しめるようになるし、サッカーをよく知らない人をサッカーファンに引き込むときの言葉としても役に立つ必読の一冊でした!
Posted by ブクログ
林さんスゴい!解説好きで試合良く観るけど、細部に渡るコメントは努力の賜物ですね。監督の意図、チームの決まり、選手の狙い、全ては秀逸な準備があったからこその試合なんだと。
スポーツ好き全般にお薦めです。
Posted by ブクログ
サッカーをたくさん観ていて、今まではただ観ているだけだった。どういった観方が良いのか知りたくて読んだ。
また、著者はサッカーの解説者としても良く観ていたのでそれも大きい。
現在は書いてある内容を大幅に真似てサッカー観戦ノートを作り観ています。
Posted by ブクログ
サッカーは好きだけど、システムとかよく分からないって人にはオススメできる本。
個人的には、この本は、「引き合いの強い人の特徴」っていう違う見方ができるし、そのヒントも見てとれる。
サッカー解説者である林陵平さん本人はもちろん、中で紹介されている現代サッカーの名将たちも。
その理由の共通点としては、
・狂気的な哲学がある
・探究心があり、実践に落とし込んでる
・周りに理解されるだけのわかりやすさがある
このあたり。確かに、該当するような人がいれば、お声掛けしたくなることは間違いない。
林さんの、予習グセ、圧倒的な時間投下、一言表現は、伝える仕事をする人にとって、見習うべきポイント。
システムや監督の特徴は、会社組織においても、重要な言語化要素になる。それを分析、理解できれば、マネジメントも滑らかにできるように思う。
以下、個人的な見返し用メモ↓
・解説中に心掛けていることは、圧倒的な勉強量で得た両チームの、システム、スタイル、噛み合わせ、選手の特徴などを活用しながら試合中の現象をどう言語化し、上手く伝えるか?
・プライベートも含めた豆知識も事前に仕込む
・熱烈なファンしか知り得ないような情報を盛り込むので、各クラブのファンには、仲間と思われがち
・推しのチームを週一で見続ける。
・4-2-3-1は4-4-2の派生系システムで、トップ下が肝になる。FW系かMF系かでチームの色が大きく変わる。
・4-3-3は最も多くの三角形が作れる。アンカーの負担は大きい。優秀なアンカーなくして機能しない。
・4-3-1-2は中盤で主導権を握りやすいがウイング不在で幅を誰が取るのかが明確ではない。2トップがサイドに流れて幅を取る動きから仕掛けるパターンは、アンチェロッティ・マドリーで上手くハマった。
・3-4-2-1や3-1-4-2はウイングを下げれば、実質5バックで5レーンを全て埋めて守ることが可能。可変しなくても最後尾3枚でビルドアップが可能。ウイングの疲労度が凄まじいゆえ、カードが切りやすいポジション。
・3-1-4-2や3-4-1-2は、ウイングもインサイドハーフも負荷が高い。
・欧州トップレベルを観る上で、初期配置からどう可変しているかは大きなポイント。サイドバックがセントラルMFになったり、アンカーがセンターバックになったり、ウイングがウイングバックになったりと。
◎可変システムのメリットは、攻撃時に立ち位置が変わるので、守備側の基準点が曖昧になりプレスやマークを回避しやすくなること。デメリットはネガティヴ・トランジションのときにスペースを与えやすいこと。可変を取り入れているチームは素早いカウンタープレスが必須になる。
・可変システムはリスクの高い戦術。アグレッシブでゴールが多い試合が増えることになるので、歓迎すべき流れ。
・ペップの戦術は自分たちのフィロソフィー+相手に応じた対策が絶妙にミックスされている
・クロップのチームは縦方向にボールを運び、できるだけ素早くゴールを目指す。中央3レーンだけでフィニッシュにもっていく。リスク承知のゲーゲンプレス。消耗度が高い。超ハイラインのため、裏のスペースはリスク。日本人はスタミナ豊富で献身的、理解力や遂行力も高いため、明確な形を持つクロップのサッカーに合う。
・デ・ゼルビはペップから学んだ。GKを組み込んだビルドアップで、ポゼッションによる遅攻ながら相手をひきつけて、一気に敵陣で加速する疑似カウンターを意図的に作り出す。メガクラブ相手でも戦い方を変えない。
・アンチェロッティは選手を最大限に活かせる戦術を作る。キャリア当初は4-4-2にこだわっていたが、ユーベ時代のジダンがハマらず、選手に合わせるほうが正しいと理解した。欧州5大リーグを全て制した唯一の監督。
・シメオネはアトレティコで13シーズンの長期政権。「チームのために闘う」が基本コンセプトで哲学にハマらない選手は容赦なく外す。
・モウリーニョは現実路線で、理想よりも結果を重視。相手の強みを消し、弱みを徹底的に突いていく。局面的な優位性を最大限活かす。
・予習用でサッカーノートに書いてるのは、メンバー、システム、攻守メカニズム、特徴、試合中の変化など。
◎前提が頭に入ってるからこそ、ライブ解説でもすぐに特徴や変化を話すことができる。
◎予習に時間を惜しまない。
◎選手のキャッチコピーまで。一言表現は重要。
Posted by ブクログ
元Jリーガーの著者。ヴェルディ・ジュニアの出身で、コーチの勧めで書き始めたサッカーノートが、選手時代だけでなく監督、そしてサッカー解説者になった現在も続けている! それがサッカーを判りやすく解説できるバックボーンになっていることが分かる本書。ポジション、システムの説明は懇切丁寧。紹介された監督は、私でも現役時代を知っている顔ぶれ。欧州サッカーの注目選手紹介は、さすがに多くの試合を見ている著者だと感嘆させられた。
Posted by ブクログ
切り替わる局面、可変システムのことなど、わかりやすく書かれていて面白かった。試合を観ながら気づけるかな…とは思うものの、サッカー観戦の観点を知られてよかった。
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私はほぼJリーグ専門でサッカー観戦をしています。
2024年シーズンの途中辺りから、この本の著者の林陵平氏の解説の試合を観る事が多くなりました。その解説もわかりやすいし面白い。しかも、マニアックな情報もまじえながら。なので興味を持って読んでみました。この人は頭の中で、どんなふうにサッカーが見えているのかなって。
この林陵平氏、月に100試合ぐらいサッカー観戦するそうな。月に100試合って1日あたり3試合?Jとか海外とか代表とか関係なく観るそうです。しかも、観戦ノートを書きながら観戦するそうで。そりゃ詳しくもなるし、マニアックにもなるでしょうって話です(笑)。
逆に言えば、サッカーの解説をする人は、こんな面白くてマニアックな人が出てきたら大変だなぁ、とも思いました。
私が観るサッカーの試合で解説を多く担当してくれたら良いな、と思いました。そんな風に思っている人はたくさんいると思います。
楽しく読めました。
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元Jリーガーでサッカーマニアである著者がまとめた、欧州サッカー観戦の為の一冊。
各ポジションの役割やシステムの特徴、見るべき監督や選手が軽い文体で書かれており、ここ数年の欧州サッカー振り返りとしても最適。
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サッカーについてほとんど初心者の方向けの本だと思いました。
私は普段からサッカーを見ているのですが、この本は、わかりやすい説明で改めて理解できたことも多くありました。
次からはもっと選手個々の動きに注目してみようか等サッカー熱が高まった気がします。
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一つ一つのプレーをスゲー、と見るだけでなく、背後に隠された監督の戦略と戦術を知ることでより深く楽しめるようになる、とのこと。
解説者にまずしっかりと解説してほしい。次の一点が大事ですね、といった陳腐なセリフはいらない。
Posted by ブクログ
・選手名鑑で知識を蓄える
・逆足のウイングが主流になっている
・ロドリやカゼミロはトップ下、インサイドハーフ、ウイングを潰す能力に長けている
・アルテタはペップの下にいた
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推しのチームを作ることで、チームの戦術や選手の特徴を覚え、観戦が楽しくなるという内容。
一見、塩試合に思える内容でも、チームの戦術や立ち位置、それぞれの監督のフィロソフィーを理解していれば楽しむことができる。
内容的には良かったがボリュームが少なめ。
というか新書の価格が高い。
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1試合が長く感じる人におすすめ。
派手なプレーやゴールシーンだけでなく、ビルドアップやオフザボールの動きも楽しめるようになると思う。
局面ごとに分けて観るという方法が面白かった。
そして林さんの解説のファンになった!笑
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現代のシステムや代表的な監督の特徴など分かりやすく説明されていた。戦術などの研究は然ることながら、林さんはサッカーを楽しんでいることが分かる一冊だった。
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最近欧州サッカーを観始めて、よりサッカーのことが知りたくなりこの本を手に取った。今までは、何となくボールを目で追っているだけだったが、それ以外の所で選手がどう動いているのかなど全体を見渡し観戦してみようと思った。これから試合を観るのが楽しみなった!
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伝え方がシンプルだけど陳腐ではない。著者がこだわる「言語化」が、本当に上手な証拠だ。
トッププロだった解説者のなかでも、努力で構築した膨大なデータベースを武器に、なぜ?を素早く明確にする語りは、業界内唯一無二の存在だと思う。
根幹は、「サッカーノート」だったとは。自分も書いていれば良かったなぁと後悔。
好きな事が仕事であったとしても、これだけ真摯に取り組めるのは尊敬しかない。
間もなくプロチームを指揮する著者の姿を見れると思っている。なんなら、海外へのチャレンジも夢ではないのでは、とも。
Posted by ブクログ
全くサッカーの見方が分からない私にぴったりな本でした。
ひとまず話は分かった。あとは実際の試合を観て林先生(解説が良すぎてつい『先生』を付けてしまう)の言ってる事にピンと来れるかだな。
冒頭に書かれていた通り、試合を観まくるしかないのでしょうがね。
ぼんやり知ってるサッカー選手がちょこちょこ登場し、その選手のどんなところが魅力的なのかも解説してくれており、それも非常に助かった。
タイトルに嘘無し。正に観戦術でした。
テレビでの解説のわかり易さがそのまま本になった印象です。
地上波の代表戦も林先生でお願いしたい。
Posted by ブクログ
わかりやすい!サッカー見始めの人にはもちろん、サッカーオタクにも基礎的なことなど改めて学べるのでおすすめ。
ポジションごとの役割(例えばDFでも、サイドバックやセンターバックなどの細かいところまで)がしっかり分かるし、現代サッカーの様々なフォーメーションについてもよく分かった。
海外の監督や選手の話が多いのでjしか見ない人には少し読みづらいかも。
Posted by ブクログ
直近の23-24シーズン前半までのホットなトレンドや選手が抑えられていて今読むべき本、新書という形が良いと思います。一方で、普遍的なサッカーをファンとして観戦する上での心構えが端的に抑えられていたので、一つ深くサッカーを観る上でのルーティンができそう。
推しチームを毎週追うこと自体が観戦力を高めるというのは本当に感じます。点でビッグマッチを見るだけでは中々文脈が入ってこない。流れで追うと見える視点が変わるなと感じます。
システムの解説が良かった。次はシステム通りの噛み合わせでこのパターンだとどういう事象が起こるのかの解説が知りたい。
解説を聞いていると本当に本で書かれている事を、抑えた解説を毎試合実戦されていてますし、一つ一つの試合に臨む準備予習の質の高さを感じます。サッカー観戦は準備に尽きると改めて。準備がどれだけできるかで試合の見方や感想が全く変わってくる。毎試合どれだけ準備ができるかが問われていると思います
Posted by ブクログ
先日の「サッカー戦術の教科書」に続き、こちらを。
林さんの解説はかなり好きなのですんなり入ってくる。観戦ポイントやフォーメーション解説、ポジション別にどういった視点で見たら良いかなど、サッカー興味出てきました!という方にはピッタリの本。
欧州サッカーの選手での例が多かったので、名前くらいしか知らない自分はピンと来ない部分もあったけど、まずはDAZNのFOOTBALL FREAKSから毎週見ようかな。
グアルディオラやモウリーニョなど名将解説のコーナーも面白かった。やはりサッカーも感じたこと思ったことはメモしておくべきだ。
Posted by ブクログ
・試合を見る、1週間に1試合は見て、ひとつのチームを追い続けてみる
・フォーメーションはあくまで初期位置、今は状況でどんどん変えるのが主流
・4-4-2は昔からの基本、日本代表はこれ、やりやすいが古く対策もされやすい
・4-3-3が主流、三角形が作りやすい
・後半にどう戦術を変えてくるかも見どころのひとつ
・ノート術、言語化する努力、言語化のためのワードをとにかく書きためる、蓄積にノートは大事
Posted by ブクログ
マンチェスターシティの試合が観たくなった。
観るべき4つのポイントはなるほど、と思った。フォーメーションの噛み合わせの話とかもそう。各フォーメーションの話はする際に文字だけでなく図も含めて解説するとサッカー見始めた人が楽しめそうだなとは思う。
Posted by ブクログ
EURO2024で、この人面白い解説するな、と気になったのが著者の林陵平さんでした。本屋さんで見かけたのでその流れのまま購入。
定期的に、サッカー解説者の方の「観戦術」系の本は読みたくなります。
何か新しい発見があるというより、観戦する時のチェックポイントを再履修するという感覚でしょうか。あとは、発行当時のトレンドを理解再確認の意味もある。
第1章で言われている『「推しチーム」の試合を「週1」で見続ける』。これが、サッカー・スポーツに限らず、どのジャンルにおいても大事なことだと思います。継続は力、とはよく言ったもので続けることが力になりますから。ただの興味だったものが趣味になり、そして習慣になってゆくまで続けることができたのであれば、自然と自分なりの観戦術はできているもので。
自分で築いた基盤の上に、著者のような上級者である方々のエッセンスを加えてバージョンアップしていければ、より濃くより深く、そして何より楽しめるスポーツ観戦術になると思いますね。
なので、読み漁るというほどではないですが、読みたくなるのです。
Posted by ブクログ
現役選手時代から自他共に認める海外サッカーマニアで現在は解説者として活躍する著者によるサッカー観戦の入門書。もちろんサッカー観戦は応援しているチームの勝ち負けに一喜一憂するだけでも楽しいけれど、そこからもう一段深い見方への手ほどきを提供してくれる。やっぱりスポーツでも芸術でも「見方がわかる」ともっと面白い。逆にもう既に欧州サッカーをガンガン観戦していて戦術論にも一家言あります的な人は物足りない内容でミスマッチ起きるかも。
Posted by ブクログ
★2.5の3点
林さんの解説が好きで何か学べるかと思い購入。
読めばサッカーの見方が大きく変わるかと思ったがやはり前提の知識ありきの観戦術だった。
明日から劇的に見方が変わるとはならない。
つまり経験値であり日々アップデートが必要なスキルな印象。
今後観戦するサッカーがなるべく林さん解説であることを祈るしかないか。