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Posted by ブクログ
実はシャーロックホームズの本はやドラマ一度も見たことがありませんでした。この番組で取り上げられ、テレビでも再放送のドラマがあっていたので見たのですがとてもとても面白い。ただのミステリーではなく、100分deの番組で詳しくせつめいしていただけたので。人間の深層部分に深く切り込んだものだということがわかり、ファンになりました。
よいきっかけをいただきました。
Posted by ブクログ
廣野さんによるドイル、ホームズ論。いわゆるシャーロック・ホームズ論というより、文学的側面に光を当てて読み解く。
シャーロック・ホームズが他の推理小説と異なる点は、常識的な倫理観を表に出さないところで、犯人だからといって警察に突き出すようなことはしないところ。ホームズ独自の倫理観に基づいている。また、女性に対する見方も極めてフェアで19世紀とは思えない扱い方をしている。
他にも色々と可能性に満ちたテキストであって、そのような意味で何度も読み返す価値のある文学たり得ているのだろう。
Posted by ブクログ
シャーロックホームズに会ったのは小学3年生、買った本がたまたま「赤い文字の秘密」(緋色の研究)。ホームズが出てくる最初の話。それから図書室で全集読んで、大学生の時に新潮文庫で全部揃えて。
他の人が書いたホームズに関する本もいろいろ読んで。NHKでやってた海外ドラマも見て。ハマってました。
今改めて、この考察を読み背景を知ると、また違う視点が面白い。「名探偵の誕生」「事件の表層と真相」「ホームズと女性」「人間性の闇と光」、番組でもやってたけど、読むだけでもおもしろい。読み返したくなったなあ…長編4に短編56、読みたいけど時間が(^^;;