【感想・ネタバレ】図解・超入門 自分と他人のホンネがわかる心理学のレビュー

あらすじ

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※本書は、コンビニ限定書籍「自分と他人のホンネがわかる心理学」を電子化したものです。

「あの人に何でこんなことをしたのだろう」
「自分は周りからどう見られているのだろうか」
これらの悩みは、他人のホンネがわからないことから起こります。

そのようなときに役に立つのが心理学。
他人の行動の裏に隠されたホンネを読み解くヒントになります。
相手のホンネがわかれば、人間関係もよりよいものにできるでしょう。

実は心理学でわかるホンネは他人のものだけではありません。自分自身のホンネを知るためにも心理学は有効活用できます。
たとえば、テストの直前に急に部屋の掃除を始めたり、ゲームに熱中してしまった記憶はないでしょうか。
これは「セルフ・ハンディキャッピング」と呼ばれる心理的作用が働いているからです。
テストで不利になる行動をとることで、点数が悪かったとしても「本気になればできる」と言い訳することができます。
失敗を自分以外の外的要因のせいにしたいという心理が無意議に働いているのです。

しかし、実際にテスト前にゲームをしているときに、自分のそのようなホンネに気づくことはできません。
心理学で無意識の中に潜むホンネを学ばない限り、改善することはできないのです。
心理学は心と行動についての科学的な「学問」であると同時に、私たちの日常生活で有効活用できる「道具」でもあります。
本書で心理学を学ぶことで人生をよりよいものにできれば、著者としてこんなにうれしいことはありません。
(はじめに より)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

あらすじ
「なぜあの人はあんな態度を取るのか」「なぜ自分は他人の目がこんなに気になるのか」といった、日常の人間関係で生じる疑問や悩みを心理学の視点から図解でわかりやすく解説した入門書。しぐさや表情、何気ない言葉遣いに表れる相手の深層心理やホンネの読み解き方から、無意識のうちに自分の行動や感情を縛っている思い込み(認知の歪み、承認欲求、防衛機制など)の正体までを網羅。「自分を知り、他人を理解する」という両面からのアプローチによって、無用な誤解や衝突を減らし、他者と心地よい距離感を保つための実践的なコミュニケーションの知恵を提示する。

所感・深掘り
相手の気持ちを詮索して疑心暗鬼になるのではなく、「人間の心の仕組み」を客観的な知識として理解することで、人間関係の肩の荷をふっと下ろしてくれる非常に明快な一冊だった。

特に印象深かったのは、他人の態度だけでなく「自分自身の心の動き」を冷静に見つめ直す視点だ。「他人に悪く思われているのではないか」「嫌われたらどうしよう」と不安になるとき、実は相手がどうこうではなく、自分自身の内面にある防衛本能や自意識が過剰に働いているケースが多い。本書の解説を通して、自分がどんな場面で心を閉ざしやすく、どんな言葉に過敏に反応してしまうのかという癖を客観視できたことで、漠然とした人間関係の不安がずいぶんと整理された。

また、相手の言動を「性格」ではなく「心理状態のサイン」として捉えるアプローチも実践的だ。理不尽な物言いをする人や素っ気ない態度の人も、悪意があるのではなく、単に余裕がなかったり不安を隠すための自己防衛だったりする。「相手のホンネや背景にある心理」をワンクッション挟んで推測できるようになると、相手の態度に過剰に傷ついたり、感情的に振り回されたりすることが大幅に減る。

相手をコントロールするためではなく、自分と他者との間に健全な境界線を引き、お互いを尊重するための「心の処方箋」のような内容だ。

人間関係でふと立ち止まりそうになったとき、頭と心を穏やかに整える手引きとして手元に置いておきたい良書だ。

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2026年08月29日

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