【感想・ネタバレ】置かれた場所であばれたいのレビュー

潮井エムコ

note、SNSで大注目の書き手、初の著書。娘を山に放り投げる母、元スパイの祖母、生卵を育てさせる先生……。一筋縄ではいかない人間関係を描いたnoteで人気のエッセイを大幅加筆して書籍化。面白いのになんだか泣けます。

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めちゃくちゃ面白い。
どのエピソードも思わず笑ってしまう。

卵を子供に見たてて結婚・育児を疑似体験するという授業は目から鱗だった。
全国の中高生向けにぜひカリキュラムに取り入れていただきたい！

エッセイを世界に公開すると、良くも悪くもたくさんの反応が得られるが、ぜひ負けずに書いていただきたい。
読みながら思ったことは、終わらないで！もっと読みたい！

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クスッと笑えて、サクッと読めるの最高に良かったー！ゴリラの話面白かった！
エムコさんの性格が芯があって素敵！

[ブクログ · ★★★★★]

軽妙な語り口とユーモアに溢れたワードセンス…！さくらももこさんのエッセイを思い出した。
めっちゃ楽しくサクサク読めた。「置かれた場所で暴れたい」のタイトルがぴったりの本だった。

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読んでもうこの人が大好きになった。
きっとこの人の周りにいる人たちも、この人のことが大好きだろうなと思う。

さくらももこのエッセイを思い出した。

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バカバカしくて最高！
プリクラの認識した目にまつ毛を生やす機能を使って、鼻を目と認識させて鼻毛を生やしたプリクラを撮ろうとするバカバカしい話が特に好き。

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さくらももこが現代の清少納言であれば、彼女は令和の清少納言。笑って泣けて、もっともっと続きが読みたい！

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電車で読めない吹き出しそうなポイントがちょいちょい出てくる。たまごを育てる授業、いまもやってほしい。

[ブクログ · ★★★★★]

御多分に洩れず家庭科エピソードでエムコさんを知りました。
あまりに読ませる文章なので元々エッセイなど書いていた方なのかなーと思っていたらそうではないようでびっくり。
今後の作品にも期待が高まります。

[ブクログ · ★★★★★]

モヤモヤしている時に、こういうかっこよくも面白い文章を読むと、ううぁあーーーってなるね。

結婚式の話準備から当日まで素晴らしいなぁ、周りの人が強いし、それを引き寄せて、大切にするエムコさんも良い人だな、本当に

[ブクログ · ★★★★★]

全編くすっと思わず笑ってしまうような言葉のセンスであっという間に読み終わってしまった。まだまだ読み足りない気持ちでうずうずしている。美しい表現の並ぶ文章も素敵だけれど、同年代の明るい友達とおしゃべりをしているような気軽さで読めるエッセイも素敵。

[ブクログ · ★★★★★]

エッセイだけど、ものすごく笑ってしまった。筋肉痛で余計に辛かった(笑)なかなかな環境に置かれ育ったとはいえ著者の力強さが背中を押してくれそうだ。思いっきり笑いたい時に。

[ブクログ · ★★★★★]

今年に入って1番いいエッセイに出会った！
思わず笑ってしまう話がたくさんあり、なかには子ども時代の話に激しく共感したり…
これからも末永く応援、追っかけたい作家さんのひとりになりました。
くどうれいんさん、小原晩さんが好きな人はこのエッセイも好きだと思う！

[ブクログ · ★★★★☆]

面白かった！

どの話もクスッと笑える。作者の文才とユーモアな性格に惹きこまれた。
結婚の話と銭湯の話はその場の状況が頭に浮かび声を出して笑ってしまいました。

様々なストーリーの中で作者の学びの部分も記されていて、とても読みやすかった。

エムコさんと友達になりたいなと思う1冊でした。

[ブクログ · ★★★★☆]

読み始め数頁からもうおもしろい

巫女のアルバイトの回で絶対やるやろ‥って思ったこと案の定やってて笑った

祖父の枕のボコボコの正体も面白かったな〜

かる〜く気楽に読めて笑えていい！＾＾

お気に入り
*学生結婚と子育て *巫女のアルバイト
*祖父への質問　*母の教育方針　*4歳の家出
*捨て子の生き延び方

[ブクログ · ★★★★☆]

幼い頃から意思がはっきりしていて、自分を曲げずに歩んできた著者がとてもカッコいいです。頑固な一方で、周囲の人の思いを受け入れる柔軟なところもあって、かわいい方だなぁと微笑ましいです。家庭科の先生、私も習いたかったな。

[ブクログ · ★★★★☆]

家庭科の先生の話が好き。この社会の現実を、文字を追うではなく体験として教えてくれるこんな先生に出会いたかった〜。
エムコさんの幼少期は割と大変な方の部類に入る気がするんだけど、ご本人の語り口とエピソードから底抜けの強さを感じた。

[ブクログ · ★★★★☆]

めちゃくちゃおもしろかった〜！
話題になったという「学生結婚と子育て」はもちろん、おばあちゃんのお着物の話、夫さんとのお話、お母さんの厳しいしつけと食事制限についての話、どれもこれもスルスル読めて面白いものばかり。あんな家庭科の先生に恵まれたかったなぁ。うんちソムリエの話はすご！！！と尊敬。

[ブクログ · ★★★★☆]

「200円の使い道」「庭木のピアノ」「成人の日」「実らぬ恋」「パステルブルーの指先」
笑えたり、ほろっとしたり、懐かしい気持ちに浸ったりできます。

[ブクログ · ★★★★☆]

エッセイを読むと、毎回この人はすごい人生を歩んでいるなと感じることが多い。

この作者の場合は、人生がというより、この作者の性格がおもしろい。
家族との関わり方や友達、職場での話など、作者を中心としてネタが尽きないなと。
いや、ここまで面白く書けるのもこの作者だからこそなのか。

笑える要素が多く、その中でもタメになる話もあったり、ちょっと感動する話も。読んでいてクスッとなれる作品だった。

[ブクログ · ★★★☆☆]

友達になったみたいな気分で読んだエッセイ。

エピソードは凄く面白いんだけど、なんとなく文体が合わないかも？（そんなに個性的なわけじゃないのに）と最初は正直思ってしまった。

けど、読み進めていくうちに中身の面白さ、あたたかさ、素敵な人たち、とってもチャーミングなエムコさんの人物像の魅力が勝って、結果楽しめました。

同世代なので、ひろみちお兄さんの「おおきくなったねぇ」を勝手に一緒に受け取らせてもらってちょっと泣いたし、
ネイルの話も旦那さんとの関係性も素敵だし、結婚式のお話もかっこよかったなあ。

家庭科の授業のお話が有名なのかなと思うけど、後半に収録されていたエピソードの方が個人的には好きだった。

[ブクログ · ★★★☆☆]

改めて自分はエッセイ本が好きなんだと実感した本。知らない誰かの人生の一部を見れるエッセイならではの良さがあります。