あらすじ
「疲れやすい」「なんだかダルい」「なかなか眠れない」「体が重い」「すぐイライラしてしまう」……。
これらの原因はすべて「血流」にあります。
本書では、食事、睡眠、運動・マッサージなど、日々の生活に取り入れやすい簡単な行動で血流の乱れを整えて血行を良くし、からだの不調を解消していく方法を伝授します。
そもそも血流とは何か、からだの中でどんな役割を持っているのかといったところから、やさしく解説します。
「いつもなんとなく調子が悪い」を卒業し、心地いい毎日を手に入れましょう!
<br■目次
第1章 健康のカギになる「血流」ってなに?
第2章 血流がよくなると、みるみる体が整っていく
第3章 体の中から血流を改善!【食事編】
第4章 しなやかな血管をつくる【運動・マッサージ編】
第5章 質のいい睡眠で質のいい血をつくる
第6章 もっと深くからだの「流れ」を整える
■著者紹介
薬剤師。漢方の葵堂薬局代表。
1963年生まれ。京都薬科大学卒業後、帝国化学産業(薬剤メーカー)で勤務。薬剤による対処療法では、薬を飲み続けなければいけないことに矛盾を感じ、根本から健康を手に入れる治療ができないかと悩んでいたところ、漢方薬と出会い退社。1999年に漢方の葵堂薬局を創業。漢方以外にも、マクロビ、ゲルソン療法などを学んでいく中で、分子栄養学に出会い、血液データから体の栄養状態を診断する方法を取得する。栄養状態を整えた上で、健康なカラダを漢方で作り出す西岡式漢方療法を確立。不妊治療にも力を入れ、1,000組以上の妊娠・出産を成功に導く。
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Posted by ブクログ
一家に一冊!
端的に分かりやすく且つ対処法もあり素晴らしい!
血流を整えて、調子の良い体で過ごそう!とのこと。
薬剤師で、漢方薬局を開く作者の東洋医学でのアプローチ。病気の出てこない体作り。
血の循環が悪くなる5つの原因
1. 冷え
2. 血管の汚れ
3. 栄養不足
4. 筋力不足
5. ストレス
血液の役割とは、
1. 体内の細胞に必要な酸素や栄養素を運ぶこと
血液中の赤血球、400万個の働き
2. 体内の不要なゴミ、二酸化炭素や老廃物を運び出すこと
3. 外から入ってくる細菌やウイルスなどの異物を退治し、処理すること
白血球の中のリンパ球が見回り、2000個以上ないと病気になりやすい
動脈硬化は、血管の1番内側にある、内皮細胞の機能低下によって始まる。
血管を広げる働きは放出される一酸化窒素の量に左右。一酸化窒素が不足すると血管は硬くなり、十分出ていると血管を柔らかく保つ
血流良くするには、食事×運動×睡眠のバランス
何を食べるか、よりも、いかに吸収するか
血圧は、年齢+90 でオッケー
血を元気に保つならタンパク質
血管年齢を若返らせるなら、
糖化を防ぐ/ 体のコゲを減らす
酸化を防ぐ/ サビを落とす
Tie2を活性化/ モレを抑える
体が硬い人は血管も硬い
血管は平滑筋で動く、女性ホルモンの、エストロゲンに、血管をしなやかにする作用がある。