【感想・ネタバレ】半熟女子: 2のレビュー

あらすじ

自分の気持ちに素直で真っ直ぐなちとせと付き合い始めて、自分のコンプレックスを受け入れられるようになった八重。だけど、昔好きだった女の子に偶然再会してしまい…!?奥手な女教師とギャル生徒のラブの行方も気になる、シリーズ完結巻!!

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「女の子同士」が理由で叶わなかった初恋と、抱えたコンプレックス。そのコンプレックスごと「ぜんぶ可愛い」と言ってくれる、同級生の女の子。
見た目ゆるふわな女子校生&スポーティなクラスメイトをメインに、奥手な教師&ギャル生徒の恋も平行して進む、2組の百合が楽しめる作品です。
同性に惹かれていく繊細な恋心が、やわらかいタッチで甘く切なく丁寧に描かれています。

そして心理描写もさることながら、女の子の体がとにかくすばらしい!
色っぽいシーンのすっごく柔らかそうな肌や、好きな人にそっと触れる小さな手が、本当に可愛くて。
森島明子先生の作品を読むのは、この『半熟女子』がはじめてだったのですが、思わず別タイトルにも手を伸ばしてしまいました。

全2巻と読みやすい当作品。ですが、足りない!もっとこの子たちを見たい!と思ったら、続編『もっと半熟女子』もおススメです!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

いろいろこなれて来た後編は文句なしの★5つで。
一番最初の話の、八重がちとせとセックスをしたけれど、これって本当にセックスしたことになるんだろうか、という戸惑いとか、結構やられた感じです。
そうだよね、その境界の曖昧さが、また女の子同士のカップルの醍醐味というか…!
1巻でちとせのお姉ちゃんが言っていたような、リバかどうかが分からない曖昧さ(ちょっと違うが)が魅力というのも、まさしく!だと思うんだよなー。
身体の関係まで進んだとしても、まだ友情のとの間に曖昧さを残す女の子同志の恋愛は、男女間のそれとも、男同士のそれとも違うよね。
友情の延長線上にあってそこまで進むカップルもいれば、本当に恋愛というものの上に成り立っているカップルも、同じ土俵に立てちゃう曖昧さ。
それがまたいいなと。

でもだからと言って、いい加減かというとそういう訳でなく、ちとせと八重がそうであるように、自分の中の声に耳を傾けて素直にそこに進んだから今があるという、ある意味究極に自然かな、と。
既成の枠に当てはめて恋愛だとかそうじゃないとかに振り回されずに、ただ相手が好き、だから相手の喜ぶ顔が見たい、恥らわせたい、可愛い声を聴きたい、etc、etc…。
その気持ちに共感できる人は多いんじゃないかなー。

ひとつの世界で、百合、もしくはヤヲイばかりのカプとかが犇めいている話では、それに明確な納得できる理由がないとどーも作りっぽくてキライな私ですが、この話はそれを感じはしてもイヤな感じで残らないのがすごいですね。
読んでいてしあわせな気分になります。
こんな風に自分の思いに正直に生きられればいいな。
少なくとも、その方向性で努力していきたいな。

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2010年08月28日

Posted by ブクログ

ほーほーえーまーしーー。
微笑ましい!もうその一言に尽きる。
八重のコンプレックスの理由はちょっと拍子抜けだが、でも痛々しい事件が理由とかじゃなくてよかった!
ちとせは本当にいい子だー。
森島明子贔屓なので盲目になってるかもしれないけど、これはみんなにおすすめしたい!
読んで損はしない!多分!

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2010年06月17日

Posted by ブクログ

いや、本当に最後の最後まですばらしい百合作品でした!とにかく2人のラブラブっぷりがさらにヒートアップしててもはやバカップルの域に達してましたねwこの漫画、限りなく☆5つに近いです、個人的には。陽子との三角関係展開になって次の巻に続いたりしてたら本当にすばらしい作品になったんじゃないかな、なんてくだらない想像しつつ、やっぱりこの巻で終わってしまうのはすごくもったいないような気がしてならなかったかも。

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2010年01月28日

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