【感想・ネタバレ】麗しの王女、運命のつがいと出会う 護衛騎士のみだらな献身のレビュー

花菱ななみ / 白崎小夜

夜会の最中、発情期を迎えてしまった王女キエラ。疼く身体を持て余していると、精悍な護衛騎士エイドリアンに助けられる。彼から発せられる甘い匂いと優しく執拗な愛撫……。「いくらでも、感じて」蕩けるほど淫らに介抱される。甲斐甲斐しく世話をしてくれる彼に強烈に心惹かれて。私には婚約者がいるのに――この想いは止められない。運命のつがいと織りなす、情熱的な深愛！

[ブクログ · ★★★★★]

前作の世界観を引き継いだTL版オメガバース
憧れの宰相(遊び人)と婚約中の王女が夜会中に初めての発情期を迎えてしまう
居合わせた護衛騎士の香りに強く惹かれてしまい、ひとけのない四阿で助けてくれと懇願し…

今回はヒロインの身分が高く、また婚約者などの障害をどう乗り越えるのかなども見どころ
婚約者のいる王女への献身が非常に切なく、ひたすら清廉で彼女を想うヒーローが素敵すぎる
ヒーロー視点で溢れるヒロインへの想いも良かった

[匿名 · ★★★☆☆]

再読は、ないかな…

なんだこりゃ？って感じでした。ギューフ属やアンズス属やらの説明が長々とはまぁ良いのですが、ツガイの契りとしてヒロインの首を噛んでからの二人の変化がなんだこりゃ、だった。二人はテレパシーで話せるようになるわ、髪の色が銀に変わったり身体が光輝くし、ヒーローは未来が見えるようになり、ヒロインは触れた人は誰でもその人が思っていることがわかるようになった、って、チート過ぎて引きました。種族の説明と発情、が主で、内容が薄い感じの本でした。