【感想・ネタバレ】本当に儲ける社長のお金の見方のレビュー

あらすじ

中小企業のカリスマ、株式会社武蔵野の小山社長の秘伝書「社長の決定」シリーズの第2弾。◎経営は「率」ではなく「額」で考える ◎経理に「お金の管理」をさせてはいけない ◎勘定科目の付け方は変えられる ◎部課長に予算をつくらせる ◎「お客様満足」より、まず「従業員満足」など、中小企業の経営者が自社を真に強い会社にするための、「お金に対する考え方」が満載。経営者にとって最も大切な、会社のお金について「経理」「B/S」「P/L」「長期計画」の4つのテーマで、小山昇流の考え方を解説する一冊です。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

経営判断に必要なお客さまの情報を吸い上げ、正しい決定を行うために、「5つの情報」項目を共有化し、進捗会議などで活用する。
ア 実績報告(数字)
イ お客様からの声(褒められたことやクレーム)
ウ ライバル情報
エ 本部・ビジネスパートナー情報
オ 自分・スタッフの考え
前年に対して「102%」の利益目標を設定して、「100%」達成したら、実績は「102」。一方、「200%」の利益目標を設定した場合、達成率が「60%」であっても、実績は「120」となります。「率」だけで考えれば前者のほうが優秀に見えますが、「額」で考えると、実績を上げているのは。後者です。
改革は強制してやらせてみる。
実行計画は社員自ら作成する。進捗状況は毎月チェックする。
「資産の部は、より上位の勘定科目に数字を移す(上位科目を増やす)」
「負債の部は、より下位の勘定科目に数字を移す(下位科目を増やす)」
資産は、現金化しやすい科目が多いほど、資金を回収しやすい。負債は、資金を調達しにくい下位科目の数字が大きいほうが、信用力が高いとみなされます。
無駄な固定資産を増やさない。
成果は、「昨年の自分より、どれだけ成果を上げたか」で評価すると公平です。
「人と比べない。他部門と比べない」
「一年前の個人・部門の数字と比べる」
社員の評価については、前年と比べるときは、「粗利益」と「営業利益」の2つの利益で比較しています。どうして「売上」で比較しないのか。売上で比較すると「値引きをして、赤字になる」からです。
利益目標はアバウトでいいから適当につくる。そして、毎月の実績と照らし合わせながら、「お客様の要求に応えるにはどうしたらいいか」「ライバル会社と戦うにはどうしたらいいか」を決めていくのが本当の経営計画です。

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2012年05月19日

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