【感想・ネタバレ】子どもにお金をかけるのは、やめなさいのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

チェック項目6箇所。本書は、「子どもにかけるお金」について悩んでいる方に、少しでもラクになっていただきたいという思いで執筆しました。「子ども=贅沢品」というのは、完全に子どもをお金で測ったときの発想です、きれいごとのように聞こえるかもしれませんが、子どもは絶対に「お金で測れるもの」ではないと思います。塾や習い事を否定するつもりはありません、しかし、子どもが望んでいない場合に、親が「周囲に流された結果」として塾や習い事に行かせるのだとしたら、それはどうにもおかしな話で、かける必要のないお金と言えるのではないかと思います。親が値段を気にしてお金を使っていること、わが家が節約しているのだということを、子どもにわかってもらう努力をしてください、子どもに切り詰めている様子を見せることは、恥ずかしいことではありません。「買う・買わない」のルールは、当然ながら、各家庭で異なっていいと思います、ただし、そのルールを明確にしておき、絶対にブレないことが重要です。1日5分でも10分でもお手伝いをさせてみてください、家事の一翼を担うことで家族の一員としての自覚も芽生え、自立心も養われていくはずです。

0
2014年01月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「年収200万円からの貯金生活宣言」シリーズの横山光昭さんによる、子育てに特化したマネー本。自分のような普通のサラリーマンには非常に参考になるアドバイスがいっぱいでした。

<教育費をどう考えるか?>
教育費は1人当りウン千万かかる、と言われていますが、仮に高校まで公立で、大学は私立に行った場合、トータルの学費は約1000万円(医学部などは除く)。
ただし、一気に1000万円かかるわけではなく、小中高までは少しづつ支払うことになります。んで、私立大学の場合、4年間でざっくり500万円かかるとのこと。大学入学までに500万円貯めることができればOKだそうです。

とはいえ、500万円貯めるってことは、子どもが生れてから18年間毎月積み立てるとすると、

500万円÷216ヶ月(12ヶ月×18年間)=2万3000円/月

ウチの場合、2人いるので月4万6000円・・・。しかもすでに長男7歳、長女5歳。時間があまりありません。・・・どうしたものか。これは国立以外ありえないなと思いました。

<学資保険について>
学費を貯蓄するのに定番である「学資保険」についての解説もあります。
が、横山さんが教育費の貯め方としてオススメしているのが「死亡保障の終身保険で資金を用意する」という方法。
また、選ぶポイントとしては、

・保険料の支払い方法は一定期間にすること
・低解約返戻金型にすること
・死亡時に出る保険金の設定を高くしすぎないこと
 (500万円程度で十分、とのこと)
・払い済みになってもすぐに解約しないこと
 (置いておくと、解約返戻金が増えるため)

だそうです。

なるほど、低解約返戻金型にすることで月々の保険料を抑え、払込期間を短くすることで逆に返房率が増える。確かにいい方法だと思います。絶対に解約しないことが前提ですが、そうした方が結果的に貯蓄できるのかもしれません。

ただWebで「終身保険」でググッてみると色々な意見もあるので、その辺りの情報収集はしっかりした上で選択した方がいいのかもしれません。


他にも、保険の死亡保障はいくらにすればいいのか?など子どものいる方には参考になる内容が多く、一読しておいて損はありません。

教育費の事を考えるはもちろん大事なのですが、真に重要なのは「教育戦略」をどうするか?だと思います。それによってコストは大きく変わってきます。
戦略を進める上で必要な知識として、オススメの一冊です。

0
2011年10月05日

「暮らし・健康・美容」ランキング