【感想・ネタバレ】オーガニック植木屋の庭づくりのレビュー

ひきちガーデンサービス / 曳地トシ / 曳地義治

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庭を使いやすく！ 自然の力を活かして！ つながりをつくる！
庭で実現するオーガニックな生き方。

無農薬・無化学肥料で暮らしと自然をつなぐ庭をつくるオーガニック植木屋が教える、
あると便利な庭の設備、庭をもっと楽しむコツ、「いざというとき」への庭での備え。
ベランダガーデニングから地域をつなぐコミュニティ・ガーデンまで、
あなたの庭がもっと輝くデザインを提案します。

[ブクログ · ★★★★★]

花いっぱいの見栄えする庭ではないけれど、暮らしの中にこんな庭があったらなぁと思わせる地に足のついたガーデン本。庭づくりのヒントやアイデアも満載。また、コラムなどにこの著者の真面目で柔軟な社会に対する考え方も感じられて好感が持てる。たんなるオシャレや流行りではなく、まさに「生き方としてのオーガニック」だと感じさせる一冊。

[ブクログ · ★★★★☆]

庭で自分はどう過ごしたいのか、そのために何をすればよいのか、アイディア満載で夢がふくらむ。
自然とつながり、生き物の命の循環を感じながらの暮らしは、人間にとっても植物にとっても無理なく手入れも楽とのアプローチに、庭仕事へのやる気が盛り上がる。癒やしの庭があるかないかで、人生の質が変わるだろうと、改めて思った。

著者はご夫婦で営む個人邸専門の植木屋、ひきちガーデンサービス。NPO法人日本オーガニック・ガーデン協会代表理事と理事を務めているそうだ。

庭があるけれど居心地がよくない、庭が荒れていて何とかしたいけれど後回しになってしまう、今からガーデニング始めるけれどどうしたらよいかわからない、植物好きだけれど庭がない、などモヤモヤを抱えている人におすすめしたい本。

コラムや造園手法には他の本で取り上げられている情報も含むが、それはもちろんオリジナリティがないということではない。今の時代に必要な情報を、長年庭と向き合ってきた著者が厳選して取り上げている。

著者は庭にとどまらずさらに踏み込み、地域活性化にガーデニングを役立てたいとの主張を展開していて、未来への希望となるものに感じ、おおいに共感する。

[ブクログ · ★★★☆☆]

お気楽ガーデン本と違って内容は結構難しい
環境問題の重いテーマもある
だけど写真はキレイだしイラストやコラムで一息つける
という事で読み進めるのはいい感じです
植物の種類やお世話より庭のメンテナンス記事が豊富
インセクトホテルとかレイズドベッドとかなるほどーな知識が得られました！