感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2024年03月07日
何処かであらすじを見た時、無性に読みたい欲求にかられた。700ページ近い今作は圧巻だった。
血の繋がらない姉弟のロクとハチとQ
ハチはモノローグのような形で心情を読み取ることが出来るがロクやQにいたっては、果てしなく想像を膨らませながら読み進めていくことになる。
それでもページを捲る手は、止まらず震...続きを読むえてしまう。
ステージ"暗夜行路"に向かうまでのページは、
激しすぎて自分の心臓音が痛いほどだった。
登場人物達の他人への愛や憎悪、復讐心がヒリヒリと展開されていく。
あり得ない物語がカリスマ的な存在"Q"が息づいていることによって、とてもリアルに感じられた。
映像化したいって思う人、出てくるだろうな。
Posted by ブクログ 2024年03月04日
600ページ越えという超大作であるにも関わらずスラスラと読めてしまうほど面白い作品だった。
汚職や不条理といった目を背けたくなるような世界の汚さと目を離したくなくなるようなQの素晴らしさ対比がこの作品の魅力を底上げしているような気がする。
ラストのQが踊る場面で私の頭の中ではDOD3の最後の歌が再生...続きを読むされていたのはなぜなのだろうか...
Posted by ブクログ 2024年02月28日
よかった すごかった!
今の話なので いま読んでよかったと思いました。コロナ禍の生きづらい時代の貧困と差別と暴力…
Qのステージはすごかった!命がけだったね。
Posted by ブクログ 2024年02月24日
呉勝浩さんは、読者が読み終わった時、体温が1度上がっていることを目標に小説を書いているのだという。
僕はこの本を読み終わったとき、たぶん体温が2度くらい上がっていたと思う。
血のつながらない3人のきょうだいが主要登場人物だ。
過去に傷害事件を起こし執行猶予中で清掃会社に勤める町谷亜八(ハチ)。
亜...続きを読む八と同い年の姉で輸入雑貨の会社で働く町谷睦深(ロク)。
ダンスの天賦の才を持つ少年、町谷侑九(キュウ)。
3人には後ろ暗い過去があるが、キュウは「Q」として、ダンスパフォーマンスが世界的に動画配信されカリスマ的存在となってゆく
ーそして…
呉さん曰く、「悪人」(by吉田修一さん)×BTS×「AKIRA」(アニメ)の世界観を持つ恋愛小説。
それだけ聞くとなんだかよくわからないけど、2023年ってそういう空気感の年だった気がする。
2024年は能登の地震やら株価史上最高値更新やらで、全く様相が異なってきているから、今初読みすこし懐かしく読めるかもしれない。
とにかく頭と心がめちゃくちゃに揺り動かされ、感動して思考停止に陥る。
強烈なエンタテイメントを欲している人は是非読んでほしい。
♫Into the Endless Night/Parannoul(2022)
Posted by ブクログ 2024年02月24日
ダンサー「Q」に魅せられ狂わされた人々の群像劇。
(何か半端な言い方になるけど色々複雑なんでそういうのが一番近いかと)
良かった点
・ハチが”友だち”と退屈な日常を選べたこと。
”友だち”と呼ぶには危ういなあ、「好きなんだ」の話をもっかい詰めておいた方がいいんじゃないかと思うけど、本人たちがそれで...続きを読むいいなら、下手に恋人としてじゃなく”友だち”として長続きするといいなと思う。独りじゃない、損得なく待っててくれる人がいるってのは、きっとずっと一人だった彼女にとって大事なことだろうと思うから。
・ハチが結構頻繁に「飯が無難だ」とこきおろす所。
普段コンビニパンとサイダーを食事にしてる彼女自身は全然グルメじゃなく、むしろ腹に入れば何でもいいくらいの感じがするので、この文句は本当にメシマズっていう不満よりは文句の一つも言わないと素直に食べられない一種のツンデレっぽいなあと思った。
あと食べ手の舌に絶妙に合わせてくるロクの腕前と比較して、有吉の調整能力のなさというか不器用さも表現してて、群像劇としてキャラの際立たせ方がうまいなと思った。(ハチの話ばっかしたけどロクと健幹の方も語りたいこと色々。誰について語るかで読み手の思考が問われるタイプの話だと思う)
よくなかった点
・超粘着質な重和と大地は後顧の憂いを絶つためドサクサ紛れに海底へドボンしといてくれた方がよかったんですが。これからそれでなくてもロクも健幹もハチも後始末でゴタゴタしそうなのに、場を仕切った百瀬の処理に抜かりがないことを祈るばかりでちょっとだけ心配。
総評
けっこう分厚かったんだけど、どの人間関係も気軽に省けなくて、あれもこれも、人物もテーマもギュウギュウに詰まってミチミチな一冊。出てくる奴だいたい皆タガが外れてるんだけど、それぞれに言い分があって濃度が高い。
あとコロナに振り回された2020~2021年の記憶が抜けきらないうちに読んだ方が絶対面白いと思う。皆が何も考えられない、何も考えなくていい麻薬的な感動に飛びついたのは、作中にもあるけどあの時期の疑心暗鬼、相互不信、理不尽な振り回しがひどかったからってのも多分にあるはず。辛い時にも自分のつまらない日常を、自分の意志で選ぶことができるかが問われてるかなあと思った。(ちなみに自分はできる自信があんまりない。自分を救うのは自分だけって頭で分かってても間際までグズグズする気がすっごいする。)
Posted by ブクログ 2024年02月07日
2023年「このミス」1位の「爆弾」に続く作品
です。650ページに及ぶ超大作です。
カリスマ的才能を持った若者をより輝かせるため
の野心を持った取り巻き達の狂気と、血の繋がり
は無いものの、その若者と家族の関係である人間
等の醜悪さが織りなす物語に引き込まれます。
カリスマは生まれるのか。それ...続きを読むとも創り出される
のか。
それは天と地ほどの違いではあるが、根っこは同
じなのでは?と自問自答させられる一冊です。
相変わらず読むのを憚る様な描写もあり、
どこに読者を欺くドンでん返しがあるかと
探りながら読み進めてもしまいましたが、
総じて、爽やかさの残るこれまでにない
作品との感想。
刺青の兄はどこで仕掛けてくるのか?
市議会議員の彼はどんなことをやってくるのか?
有吉は敵か味方か?
ロクのハチへの本当...続きを読むの思い?
百瀬の企みは?
何て探りながら読み進めて、コロナ禍の世襲も含ませ
怒涛の伏線回収。
赤のオデッセイの結局が心残り
現在の政治への皮肉はまさに同感。
Posted by ブクログ 2024年05月01日
ロク、ハチ、Qの特異な家庭環境、ハチに次々と押し寄せる局面、ロクがクレーバーな頭脳で人生を切り開く様子が次々と展開され、目が離せなかった。そして、みんなを虜にする危なっかしいQがどう絡んでくるのか、続きが気になって仕方なかった。それなのに結末が、、、自分的にすっきりせず残念だった。
Posted by ブクログ 2024年04月10日
血の繋がらない3人の姉弟。金はあるが残酷で愛のない養父。ダンサーとしてアーティストとしての弟キュウの才能を信じる姉ロクとハチ。バイオレンスとショービジネス、そして唯一無二のパフォーマンス。きらびやかで暴力的で嘘と愛のお話。圧倒的な量で読み応えあり。
Posted by ブクログ 2024年03月31日
『爆弾』の呉先生が描く超長編!
本作は基本的にハチと健幹の視点を行き来するんだけど、まぁ主役はハチであることを置いておいて、彼女らの違いはQ(キュウ)に対するスタンスと言ってしまっていいだろう。
健幹は…まぁハッキリ言って他のQの信奉者と変わらない。というより、愛する人すらいた普通の人間が、どのよ...続きを読むうに信奉者になっていくかを描くための鏡ですらある。
一方でハチはキュウに惑わされながら、自分で決めたものに真っすぐであろうとする。やり方は無茶苦茶かもしれないけれど、それなりに「自分」というものを持ってキュウと並んで話すことができるんだな。
コミュニケーションはいつだって一方的で、誰だって物事を捉えたいように捉えてしまう。Qの口パクが、観客によって異なる解釈をされたのだってその最たる例だ。
その中で、日常という自分が選んだものの上で、ようやくハチはキュウと正しい関係になれたんじゃないかなぁ。
まぁなんていうか、いつまでも夢を見続けることなんて出来ないっつーわけだな。残酷だけども、踊りはいつか終わるわけで。
Posted by ブクログ 2024年03月28日
人生を犠牲にさせるほど夢を見させる存在。それに翻弄される凡人の悲哀と喜び。奇想天外な結末にむかう物語を成立させる「特別な人」の魅力の、その説得力で一気読みした。
Posted by ブクログ 2024年03月16日
お腹いっぱいです。色々と詰め込まれていました。
不可解な世界ながらもコロナ禍や実在の政治家のような人が出てきて、現実味がありました。こんな姉弟が現実世界にいたら嫌ですが。
Qのことを1/fゆらぎ、ウイルス、突然変異の妖狐などと表現していましたが、もし悪魔が存在するとしたら彼こそがそうだ、と思います。...続きを読む
重かったです。物理的に。650p以上ある大作でした。
匿名 2024年02月26日
圧倒されました。社会問題を取り込んでおり、ひどくリアルでどこか虚構っぽい。どのキャラクターにも感情移入はできないけれど、行く末が気になってしょうがない作品でした。
Posted by ブクログ 2024年02月19日
千葉の富津が舞台となった3人の血のつながらない姉(睦深;ロク、亜八(あや);ハチ)と弟の侑九(タスク;キュウ)。父の重和はシングルマザーと結婚しては子どもと母の関係を引き裂いたりするような金持ちで変態。そのいびつな関係性とキュウのダンスを含めた人を惹きつける力に周りが惑わされていく。
暴力、性欲、そ...続きを読むれから人が持つ舞踊などに惹かれる心が入り乱れてぐっちゃぐちゃな印象を受けました。好みは★3。すごくよくできた作品なので★4。本人が望まなければ中学生でもまだ早い、といった内容です。ハチの性格が好きで読んだので、第二部はつまらなかったなぁ。建幹さんが実直で良かったけど。
映像化したらよさそうな内容ですが、キュウの具現化が難しそう。
Posted by ブクログ 2024年02月11日
Qというウイルスに惑わされ、魅了され、
犯罪も厭わない。
コロナ禍に突如現れた少年に自ら狂わされていった人々は、果たして幸せなのか。
この話の行く末が気になって仕方がなかった。
Posted by ブクログ 2024年02月05日
なげぇ!660ページ!
でも難しくなくサクサク読めた。
若干、会話シーンが抽象的な内容で、話が噛み合っているのか分かりづらい。たまにどっちの発言か見失うときがある。
頭の中で「映画だなこりゃ」と思いながら読んでいた。
表ではどんどん輝かしく登っていくが、裏では小さな不穏がずーっと居座り続ける。ベー...続きを読むスのように。
それが徐々に近づき、後半で一気に交わるスピード感は映画だ。映像で見たい。
でも映像化は難しいなぁ、キュウの魅力を表現できない。絶対チープになる。
結局、キュウは2人の死をどう思っているのか、ロクの計画の本音は、など謎は残る。
Posted by ブクログ 2024年02月12日
2023年。
このミスの隠し玉で、恋愛小説を書こうとしてハナっから恋愛小説にはなってない、と作者が書いてたので読んでみた。厚っ。しかし字が大きい。ほっ。
人を利用し目的を達成する長女ロク。虐げられるのに甘んじて、ある日キレて前科がついた次女ハチ。かゆいところに手が届く弟キュウ。血はつながっていない、...続きを読む父が母の連れ子をひきとったので。最初はハチの日常や過去を鬱々と語られる。
キュウにはダンサーとしての才能があり、魅入られていく人々多し。コロナ前から語られる。今時ぽいダンサーの売り出し方。ついつい読み進めてしまう。キュウの魅力はわかるようなわからんような、なんだが。ハチと有吉の関係もなかなか良いと思う。ロクのダンナが取りこまれていくのが謎だが。ハチとキュウの恋愛話とも読めないこともない。
Posted by ブクログ 2024年01月22日
ものすごく面白いのか?と問われると、ちょっも首を傾げてしまう。前作の「爆弾」の方が面白かったと言ってしまうと思うけれど、本作の魅力はなんなのだろ?辞典並みに分厚いのに一気に読んでしまい寝不足になるほどの吸引力がある。
結構バイオレンスだし、出てくる登場人物もなんだかちょっと遠い世界の人ばかり。
ハチ...続きを読む、ロク、キュウの結び付きがすごい。
ロクのそばいるために選んだ筈の建幹が、ロクの存在を超えてキュウのために!となってるとこがまたすごい。
スピーディーな展開で、続きが気になってしかたなかったのに終わり方はちょっと不満だった。
Posted by ブクログ 2024年04月24日
一般的な日常の関係性とは言えない展開なのでエンターテイメント性は高い。映像的な小説だと感じた。
深い心理描写の詳細がないので、想像の余地はあるかもしれない。
Posted by ブクログ 2024年04月14日
読み始めは疑問符だらけ。
設定も何もかも、とにかく知りたくて読み進める。
そして「……」。
これって本当に呉さんの小説?
作風変わった?
何となく自分の期待していた話ではないのかなと思い始める。
でも、何かあるはず!とひたすら読む。
そして気がついたら読み終えていた。
読み切れてホッとしているという...続きを読むのが正直なところ。
「言葉に出番が許された感動などまやかしということだ」
というフレーズが印象的だった。
Posted by ブクログ 2024年04月07日
こういう小説は読んでいる間が楽しいんであって、読み終わってから感想を書こうとすると急にどこが良かったとは出てこない。
たっぷりこの世界に浸れただけで満足だった。
ロク、ハチ、キュウ、3人の血の繋がらない姉弟たちを取り巻く話で、冒頭はなかなかにハードな生活をしているハチのシーンから始まる。
私はハチ...続きを読むの暴力的な面含め、キャラクターが気に入っている。
彼女が何に喜び、何に怒りを覚えるのか、段々分かってくるに連れ、彼女が愛しくなってくる。
ハチの弟を守りたいという思いは最後まで一貫しており、見ていて清々しい。
一方、ロクに関してはあまり良い印象がない。彼女は彼女なりの方法で、やはり弟を守ろうとしているのだが、掴みどころのない性格と微かな不気味さを彼女に感じてしまい、苦手さを覚えた。
迎えた最後の『暗夜行路』は、キュウのダンスとそれを成功させようとする人たち、暗殺を止めようとする人たちが入り乱れ、楽しかった。
キュウはまるでパフォーマンスの中で死ねるんだったらそれでもいいと思っているかのように私は感じた。
Posted by ブクログ 2024年04月04日
ハチは魅力的だった。
ロクの破滅的な献身の切実感にも共感できた。
でも、肝心のキュウ(Q)に、皆の狂った行動のエンジンになっていく程の魅力を感じることが出来なかったなぁ…
Posted by ブクログ 2024年04月03日
分厚い本だったがサクサク読めた。
ハチの生きざまがカッコいい。3人の関係が複雑だけど離れられない感じ。結局は父親のいう通りなのか。それぞれの本当の思いがわからない。読んだ後も頭の中でぐるぐるする。
Posted by ブクログ 2024年04月03日
まず本の分厚さに衝撃を受けつつ読みはじました。
序盤は登場人物と話が噛み合わず訳がわからなくなりましたが、少しずつ理解していくたびに面白くなっていきました。
これだけの大作なので書く事は沢山あるはずですが、読むのに体力を消耗してしまって頭が回りません笑
味方なのか敵なのか判断できないところがあり、最...続きを読む後までどうなるのか読めませんでした。
なんか中途半端な感じもしたのは、自分の理解力が足りないのかもしれません。
でも二回目読み気にはなれないなこれは笑
Posted by ブクログ 2024年03月03日
どなたか、解説してほしい…
私にはどう解釈したらいいのかわからなかった。
最後いろいろあったはずなのに、全部迷子?
思想的に、みんな壊れてる。
Posted by ブクログ 2024年02月15日
自分ではない誰かに自分の夢を託す人生は嫌だな。
みんな嫌な奴だったな。
もっと自分を大事にすればいいのに…
自分を大事にできないから、人も大事にできない。
嫌だ嫌だ。
Posted by ブクログ 2024年02月12日
三部構成。分厚い(現物も内容も)物語。標題はQだが、脇を固めるハチ、ロク、健幹、有吉らの型破りな言行も見逃せない。コロナ禍と『暗夜行路』プロジェクト。双方の現実と空想のギャップ埋めと消化に苦戦。
Posted by ブクログ 2024年02月11日
何日もかけてやっと読み終わった。
最近時間の確保ができないから、なかなかしんどい。
#映画化して欲しい
三兄弟 映像化したらどんな俳優にして欲しいとか、
Qはどう演じるんだろう、誰ができるんだろうかとか、
余計な悩みというか、映画化したら絶対観に行くと思いながら。
楽しみ~
書き出しから何ペ...続きを読むージまでは、
うん?何?あらすじと違うんじゃない?と思っちゃった。
クズ親、暴力、いじめ、麻薬......社会の暗い面たくさん。
登場人物みんな疑わしいというか普通じゃない。
話のゴールが見えないまま、
ドキドキ、始終緊張しながら読み続けた。
最後はちょっと疲れて、ゴールも気になり、集中力落ちちゃった。
ロクの考えが、未だに私はよくわからない。
あまりスッキリしない。
謎が多い。(ちゃんと読んで自分で考えろなのかな)
いつか再読する日が来るのかな。。。
Posted by ブクログ 2024年02月09日
とても暗い、アングラ系の内容でした。
600頁を超える大作ですが最後まで読ませる力がこの作者にはあります。
ラストの好みが分かれそうですが、個人的にはその後どうなったのかも書いて欲しかったです。これだけ長い作品なのに消化不良です。
Posted by ブクログ 2024年02月08日
3人の血の繋がっていない姉弟の物語。一番下の男の子を愛す姉2人が、スターを目指す弟の為に人生を賭ける。途中までの筋はかなり面白いのであるが、エンディングに向かうところが性急すぎて、無理筋に思えてしまう。かなり長い作品であり、ちょっと勿体ないかなぁ。
Posted by ブクログ 2024年02月05日
めちゃくちゃ引き込まれた。
663ページもあるのに
あっという間に読んだ。
私は何を読んでたんだ?笑
Qの世界にどっぷり浸かって
善いも悪いも曖昧になって
最後まで分からんまんま
突き放された。
どゆこと?笑
なんの時間??笑
めちゃくちゃな世界だ。
おもしろかった!のか?
それすら分からん。
た...続きを読むだ中弛みすることなく
最後までページ捲る手は止まらなかった。