【感想・ネタバレ】死を望んだ王子は淫魔と幸せな夢を見るのレビュー

竹輪 / 瑠璃森しき花

魔族の王の一人娘で淫魔のトゥルは、人族が魔族の領内に侵入して父を悩ませているのを知り、人族の王宮に偵察に行くことに。そこで出会ったのは、ボロボロの体で塔の中に閉じ込められている王子・レイモンドだった。彼は現在唯一魔族の力を打ち消す光の魔法を使える人間で、異母兄の王子・クロードに命じられて石に魔法を込めさせられていた。レイモンドは魔力の使いすぎで目が見えなくなっていて、トゥルは自分が魔族だと告げずに彼の世話をする。最初は警戒していたレイモンドだったが少しずつ心を開いていく。彼の視力や体力が回復し正体を知られたらこの関係が終わると覚悟をしていたトゥルだったが、やがてお互いの想いに気づき、塔から脱出して二人で一緒に暮らしはじめる。しかし、魔族と人族の力が反発し、レイモンドの体は二人が体を繋げることで弱ってしまう。さらにクロードの追手が迫り…。

[匿名 · ★★★★★]

切ない

前半はドロドロです。
ヒロインは淫魔だし、ヒーローも監禁されて複数の女性と交わされたりで、ほんとドロドロです。
別の人とのシーンも多いし、国自体が乱れてるので、苦手なひとは要注意です。
ヒーローとヒロインが心通わせてからは、純愛です。
長年の虐待や薬漬けやらで身体がボロボロのヒーローに寄り添うヒロインに切なくなりました。
ようやく 掴めたささやかな幸せを送る二人に涙です。
結末はそういう愛もあるのかとの感想ですが、私は好きでした。

＃泣ける ＃切ない ＃ドロドロ

[匿名 · ★☆☆☆☆]

男娼のようなヒーローだった

私の大嫌いな男娼のようなたくさんの女とセックスしまくるヒーローだった。あらすじになかったので購入してしまった。今後この作者さんの作品には気を付ける。