【感想・ネタバレ】脳からストレスを消す技術 セロトニンと涙が人生を変えるのレビュー

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Posted by ブクログ

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チェック項目14箇所。本当の意味で「ストレスに強い人」というのは、ストレスを打ち負かしていく人ではありません、襲い来るストレスを上手に受け流し、自分にとって適度なストレスにコントロール出来る人のことなのです。ストレスを受けたときに、しっかりと対応できる人と押しつぶされてしまう人がいますが、その最も大きな違いは、「ストレスには勝てない」と気づくこと、たったそれだけなのです。そして、それに気づいた人こそ、ストレスを「受け流す」ことのできる人となるのです。人間ならではのストレスとは、特徴的なものとして次の二つがあると考えています、①快が得られなくなることによって生じるストレス、②自分が相手のためにと思ってしていることが、正当に評価されないことによって生じるストレス。失った快を求める気持ちが強くなりすぎると、「依存性」という病気になってしまうからです、失った快に執着しすぎ、心のコントロールが効かなくなった状態、それが「依存性」です、そして、これは誰もがなりうることなのです。いじめをする子供は、表情からその人の感情を読みとることが、圧倒的に下手なのです。「学習脳」はドーパミン神経、「仕事脳」はノルアドレナリン神経、「共感脳」はセロトニン神経。ノルアドレナリンが過剰になる主な原因は、過度のストレスです、ストレスが強すぎたり、溜まりすぎたり、長期間加わり続けると、ノルアドレナリンが過剰になり、脳の興奮がコントロールできなくなってしまいます。うつ病には、もともとの遺伝子の問題からセロトニン不足が生じて発症する先天的なうつ病と、生活習慣などからセロトニン不足が生じて発症する後天的なうつ病の、二種類があります。うつ病を根本的に改善するためには、セロトニン神経のインパルスの頻度を高め、セロトニンの放出量そのものを増やすことが必要です、そのためにはセロトニン神経を活性化させるよう生活習慣を改善するとともに、リズム運動を積極的に行うことが必要なのです。たしかに時間は目安になりますが、時間そのものに意味があるわけではありません、大切なのは脳に刺激を与える「太陽の光」なのです。最も効果的にセロトニンを活性化させるのは、太陽の光を三十分程度浴びることです。リズム運動は、最低五分間行えば、脳の中でセロトニン神経が活性化し、セロトニンの放出量が増えることがわかっています。疲れたら、身体を休めればいい、つらいときは泣いてしまえばいい、そして、休んだらまた自分の足で歩き出す、それが、ストレスと寄り添いながら生きていく、ということなのだと私は思います。

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2014年05月18日

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概要

脳が感じているストレスを消して、ストレスに強い人間になり、幸せな人生を送る本。ストレスをコントロールし、生きる力をつける。

3つのポイント

1.感動の涙

2.セロトニンを鍛える(太陽の光)

3.セロトニンを鍛える(リズム運動)

#がまんできる子

■がまんできる子
→ 表情から相手の心を読む
→ いじめをする子は表情から心を読めない
→ テレビ子守はダメ
→ コミュニケーションないので、反応を見て軌道修正できない
→ 子どもはマネをして、前頭前野が発達する。
→ 他者を理解する

■単純なゲーム・作業はダメ
→ 前頭前野の血流が悪くなる

ストレス

■赤ちゃんのストレス
→ 泣いてストレス解消
→ 周囲の人にストレスを感じていることをわかってもらうためになく

■最近の若者
→ たくさんの道から1つ選ぶすとれす
→ 夢・希望
→ 生きる力 と ストレス の2面正

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2012年06月26日

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ストレスをコントロールする?ストレスをなくすことは不可能だけれどコントロールできるよう、受け流す体質をつくるには「セロトニン神経を活性化させること、たまってしまったストレスをいっきに解消する機能としての涙を出すことでスイッチがはいるそうだ。わかりやすい説明に納得。

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2011年08月21日

Posted by ブクログ

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「読んだら忘れない読書術」のお勧め一冊として掲載されてたので、いつか読もうと考えていたら、過去に読んでたことに気づき再読。

人間には三つのストレスがあり、それぞれの対抗策は

①身体的ストレス=「寝る」
②快が得られなくなるストレス=「セロトニントレーニング」
③自分のしていることが認められないストレス=「涙による癒し」

人間はストレスに勝つことができないので、受け流す、消すための技術が書かれており、ストレスに負けそうな人にお勧めです。

ストレスには勝つのではなく、消す技術を身につければよいという発想を、医学的観点やお釈迦さまの悟りの観点からも説明されていて、非常に納得できます。

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2016年01月14日

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とっても嬉しいこと。それは「どんな苦=ストレスも永遠には続かない」ということ。「止まない雨ない」「明けない夜はない」ということに通じる。
特に感動の涙は脳からストレスを消してくれる。泣いた後、妙にスッキリするのはそのため。
あとセロトニン。セロトニンを高めるには「太陽の光」と「リズム運動」愛犬がよく日光浴をします。部屋の中でも太陽があたるところにいって寝そべっている。動物は本能でしっているんだな〜太陽の光がセロトニンを活性化してストレスに良いことを。愛犬はよく「落ち着いてるね〜」「おとなしいね〜」なんていわれるけど、心のバランスも良いからだと思っています☆まるで天使のようです♪

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2012年03月31日

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ストレスを溜めやすい正確なので、少しでもよくしたいと思って読んでみました。

ポイントは最近良く耳にする「セロトニン」。
脳の中のセロトニン神経を活性化することで、適度な興奮状態に留めてストレスコントロールをしやすくなるそうです。

一定のリズムを刻むリズム運動(呼吸や咀嚼、ウォーキング、ヨガ、太極拳など)を最低5分行うと、脳内のセロトニン神経が活性化し、セロトニン放出量が増え、
3ヶ月続けることでセロトニン神経の構造が変化し始め、6ヶ月経つと、いい状態になるそうです。
一定のリズムを刻めればよく、激しさは必要無いので、お経でもOKという所が面白いですね。

また、情動の涙(悔し涙、悲しい涙、感動の涙)を流すことは副交感神経を優位にして、ストレスから解放してくれる。
笑いのストレス解消効果よりも効果が大きいので、週1回くらい映画などで涙を流すといいとのことでした。

僕は小さい頃泣き虫で学校でもよく泣いていたんですが、そうやってストレスを発散していたのかも。
今はたまに映画やドラマなどで泣くくらいなので、もっと積極的に泣ける映画などを見てストレスを発散しようと思いました。

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2011年10月23日

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太陽を浴びる。呼吸を意識する。笑ったり泣いたりする。これらを行うことでストレスが解消されるなら、意識してやってみたい。

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2014年09月23日

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セロトニンについては知っていたのに、改めてハッとしてしまいました。
禅のこととか、腹筋呼吸についての情報は良かったです。
泣ける状況を作るのは難しいですね。
サラっと読める本でした。

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2013年04月09日

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初めて知った知識だったので,私にはそれなりにためになりました。
‘他人のために何かをするということは,実は,自分を最も幸せにする方法だったのです’という言葉が印象に残りました。

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2011年08月28日

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