あらすじ
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◆ストレスやゆううつを解消する「認知行動療法」のきほん
日常のストレスや、ゆううつな気分の解消に効果的な「認知行動療法」を紹介。
誰にでもある考え方のクセとそれに伴う行動を変えることで、心のつらさを軽くしていきます。
「考え方のクセに気づく」「偏りのない思考を身につける」「行動パターンを変えてみる」「自分の中であたりまえになっている信念を変えていく」というステップで、心のメガネをかけ替えていきます。
◆ストーリーマンガと豊富なイラストでわかりやすい!
各章の章頭にはストーリーマンガを掲載。仕事やプライベートでゆううつな気分を抱える主人公が、認知行動療法のメソッドを習い、少しずつ実践していくと…。認知行動療法を取り入れることで心や生活にどんな変化があるのか、イメージしながら読み進めることができます。
また、解説ページにもイラストや図を掲載し、基本的な考え方から実践法までをやさしく紹介しています。
◆別冊ワークで、今日から気軽に実践できる!
別冊には、認知行動療法のメソッドを自分で実践できるワークをまとめて掲載しました。
【主なもくじ】
Part1 5分でわかる認知行動療法超入門
Part2 つらさの原因は、考えかたのクセだった!
Part3 心が軽くなる“考えグセ"を身につける
Part4 一歩踏み出せば、気分は変えられる
Part5 心のルールから解放される
Part6 つらい人間関係も、認知でラクになる
Part7 幸せ力を手に入れる
別冊 書き込み式ワークブック
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
今までの自分を変えたいと思い読みました。
予想以上に大変素晴らしい本でした。
中身は漫画と解説、実践方法が書かれており、初心者にも大変分かりやすかったです。章と章の間にカウンセリングコーナーがあり、こちらも共感できる悩みでした。
こちらのワークを何度も繰り返し実践し、思考の改善に努め、生きやすい人生にしたいと思います。
この本を発売して下さり、本当にありがとうございました。
Posted by ブクログ
これを読んで、自分の思考グセ、思考の傾向に気づくことができた。
それぞれみんな自分の中に思考グセを持っている。
そのバランスがどこに偏るかで、
物事の捉え方はずいぶん変わる。
同じ体験をしていても、それぞれ人によって感じ方が違うのは認知の偏りによるものなんだと思うと、
自分がつらい、悲しい、しんどい、と思っていたことに対して、
また違う見え方ができる。
ここで大切なのは、
まずは自分の「思考グセ」に気がつくこと。
そっちの方向に偏りやすいんだと自覚すること。
自覚することで、
冷静に客観的に物事を捉えることができる。
事実はひとつ。
でも解釈は人の数だけある。
それをどう捉えていくのか?と考えたときに、自分の心がしんどくないように、
生きやすいように捉えていきたいと思う。
自分の思考グセが、自分にとってマイナスに偏っていることに気づいて悲観することはない。
自覚できるということは、その後の行動を選ぶことができる。
自分で行動を選ぶということは、
自分で人生の舵をきるということ。
自分の思考グセを気付けるきっかけになったこの本は、
定期的に見直して、
必要であればワークをして、
心を整えていきたいと思った。
Posted by ブクログ
軽い鬱病を患い休職中、認知行動療法はどんなものだろうと興味があって手に取った本。
漫画+ワークをしながら進めていくのでとても分かりやすい。また主人公の女の子と自分の考え方が似ていたので、ワークの模倣もしやすかった。
実際に自分が落ち込んだ経験を元にワーク(状況・気分・自動思考・反証・適応的思考…等)をノートに書き出してみると、確かにワーク後の自分の気分や出来事への捉え方が前向きになる。また、論理的に組み立てられた結論であるため自信が持て、その出来事に対する気持ちが再び沸き起こることを抑えてくれる。
私は推論の誤りで特に論理の飛躍や拡大解釈、~すべき思考に陥りやすいので気を付けたい。
これを毎日継続できれば、嫌なことはその日のうちに消化でき引きずることも少なくなるのかな、と思った。(仕事や家事育児をしながら毎日取り組めるかはまた課題だが…)
最近始めたヨガと共に儀式的に日常に取り入れられたらなと思う。
Posted by ブクログ
認知行動療法の技法をわかりやすくマンガを取り入れながら説明している。
一般向けということもあってか主人公は社会人女性になっている。
文章も多すぎず、挿絵が多いのもいいポイントだと思う。
内容は認知再構成法、行動活性化という王道の第二世代の認知行動療法の技法に加えて、アサーション、スキーマ療法、マインドフルネス、ACTなどの紹介もされており非常に盛り沢山となっている。
ただ、認知再構成法、行動活性化、アサーション以外の技法に関してはこの本だけで理解するのは難しいとも感じた。
まあ各技法一つで一冊の本が余裕で書けてしまうので、本の厚みを考えたらそれは仕方ないのかもしれないけれど。
特にスキーマ療法に関してはその人の症状によってはトラウマを呼び起こす可能性もある(本書にも注意書きはあるが)し、この本だけでの理解はかなり難しい。
なので、その分を削って数々の技法に入る前のお膳立てでもあるアセスメントの説明を増やしても良いかとは思った。認知行動療法のストレスモデルで自分の状況を理解できるだけでも俯瞰的に自分を見ることができて楽になることもあるので。
とはいえ、認知行動療法の各技法をコンパクトにまとめた良書だと思う。
Posted by ブクログ
傾聴に興味を持ち、ある本を数冊、読んでみたが、納得がいかなかった。
認知行動療法を知り読んでみた。ワークができるようになっていて、分かりやすい。今まで、ポジティブなことを考えても上手くいかなかったのが納得。
1人で取り組んでみるうちに壁に当たる。。。
なかなか難しい。
今現在が、あまりにも上手くいってない場合は、過去を思い出して辛くなるかもしれない。
取り組む時期にもよるのかな~。
Posted by ブクログ
認知行動療法に興味があり購入。
読んでみると、漫画付きで分かりやすく実践的なため、とても読みやすい内容だった。
生きづらい、毎日が不安、自分が嫌い、行動できない。等の悩みを抱えている人。自己啓発本を読んで、自分にはハードルが高いと感じている人。
そんな人にぜひお勧めしたい。
我々の思考・考え方には癖があり、不安や悩みの原因となっているかもしれない。考え方の偏りに気づき、適切な思考を身につける方法を学ぶことができた。
気分が沈む、色々考えてしまいなかなか行動できない。ということが良くあった。それも、自分の思考の誤りに一つの原因があったのだと思う。
気分と行動は相関関係にある。気分を変える事で行動も変えられるし、行動を変える事で気分も変わる。
そして、行動や気分を変えるためには、適切な思考が役に立つ。
ハードルが高くて飛べないと諦めてしまうくらいなら、ハードルを低くして少しずつ高く飛べるようになればいい。人それぞれに合ったやり方があるんだと思う。
Posted by ブクログ
ポジティブ心理学やマインドフルネス療法なども紹介されていてとても読みやすかったです。
別冊としてワークブックがついているのもいいと思います。実際に実践してみると大きな変化が得られそうです。
Posted by ブクログ
私の本棚にあるどの認知行動療法の本よりもわかりやすくスッと頭に入ってくる内容と感じました。
短めの漫画も取り入れられてて読みやすいので体調悪くても読めると思います。
Posted by ブクログ
うつ病などの治療にも使われるらしい、認知行動療法。
それがどんなもので、どうやったら実践できるかが非常にわかりやすく示されている本。
付属のワークブックを使いながら、1日10分のワークで、少しずつ認知行動療法が勧める適切な考え方を身につけていける。
僕自身はうつ病ではないけど、落ち込みやすい性格。
でも、この本を読んで、今までより自分の気持ちを冷静に捉えられるようになったし、気が楽になった。
Posted by ブクログ
適応障害を患い、関連する本を読んでいると治療法の一つに認知行動療法があり、気になったので購入しました。
自分の考え方に偏りがあることを認知の歪みと言い全部で10種類あるが、その中で自分は他人の行動にも厳しくしてしまう「すべき思考」に当てはまっていると感じた。
例えば職場の先輩に仕事でわからないことがあり、チャットで質問しても返事が返ってこないことがあった。普通チャットが送られてきたら何か返信するのが当たり前だと考えている自分がいることに気がついた。
今後は自分の質問の仕方や聞くべき相手が間違っていなかったかなど自分で直せるべき所は直していきたいと思った。
Posted by ブクログ
認知行動療法の入門編。
漫画やわかりやすい図表を使って、
噛みくだいて説明してくれている。
ワークブックも附属されていて、
理論だけでなく実践と共に読み進められる点も良かった。