【感想・ネタバレ】悲しみの出会う島のレビュー

マギー・コックス / 藤本さみ

孤児だったことを知らずに育ったイアンテは、それまで育ててくれた両親への混乱する気持ちを落ち着かせるため、ひとりギリシアの孤島へ旅に出た。そこで出会ったのは１枚の写真と、ハンサムな男性、リュサンドロス。カメラマンの彼は魅力的だけど、どこか悲しい影を瞳に宿していた。どうしてそんな目をするの？もっと彼のことが知りたい…。ふたりは楽しい時間を過ごすが、ある日突然、豪華な船が彼を迎えに来た。あなたはいったい何者なの！？

[ブクログ · ★★★☆☆]

イギリス人のイアンテは親友の死と出生の秘密を知り、自分の本当の親がいるだろうギリシアに旅に出る。
そこで心惹きつける写真を見つけ、そこに現れたその写真を撮った写真家・リュサンドロスと恋に落ち…。
作者のあとがきマンガつき。

可憐なヒロインとギリシア人！て感じのヒーローに、画力、王道の展開、バッチリなプロポーズで、ハーレクインの中でもなかなかの作品。