【感想・ネタバレ】教えて! カンヌ国際広告祭 広告というカタチを辞めた広告たちのレビュー

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Posted by ブクログ 2012年04月20日

第3章までは業界人以外にははっきり言って面白くない。「へー」という感じ。でも第4章以降の内容がその不満を補ってくれます。
「意志」「広告らしくなさ」「不完全さ」「話題にしやすさ」この本に出てきた内容が広告のトレンドになっていく可能性もありますが、その意味に消費者が気づいた時にそのトレンドがどう変わる...続きを読むのかが気になります。
そこで立ち返る本質は「明日の広告」にもある「メディア・ニュートラル」の考え方なのかもしれません。

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Posted by ブクログ 2011年05月10日

多国籍混じりあった多種多様な審査員との審査の模様や各国の尖った広告について自分の視野が広がったうれしさがある。

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Posted by ブクログ 2011年04月03日

「人に好きになってもらう」「仲間を増やす」という考え方を知ってから広告に興味がわいていました。
そんな中で広告業界の先端で活動されてきた佐藤達郎さんが本を出版されたということで読みました。

「広告のカタチを辞めた広告」という考え方はそれまでもなんとなく感じていましたが、改めてこの本でそれが意味する...続きを読むことが整理された気がします。


差別化が必ずしもプラスではないこと
シンプルメッセージ×リッチコンテンツの法則
トーカビリティという視点
what to say /how to say というフレームワーク

目からウロコなことがいっぱい詰まっていて、勉強になりました。
そういえば、私自身押し付けの広告になんとなく嫌悪感を感じるなぁと考えると、とても納得がいく内容でした。


この本の中表紙にしっかり佐藤さんのサインと私の名前を書いていただいちゃったので、大切にします笑 

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Posted by ブクログ 2010年12月12日

カンヌ国際広告祭に特化したようなタイトルですが、現代の広告の現実と課題を見事に述べ切っています。用語の解説・整理も的確にして親切。星5つは、著者を存じ上げている影響が多少はありますが、決してデタラメではないつもりです。

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Posted by ブクログ 2010年11月18日

カンヌの紹介を通じて、日本のCMの現状、そしてこれからを見ることができる。
ただの分析にとどまらす、どうすればいいかという答えの例やヒントも散りばめられているので、広告に携わる人だけでなく、一般の人にも理解しやすいように書かれている。
あとがきで広告業界を目指す学生たちに対するメッセージもあり、「広...続きを読む告業界はどうなるのか、もうダメなのか」と感じている学生たちにも多いだろうけど、これを通して読み切ってもらう事で「踏み込んでみよう」と思う人多いのではないかと感じ、学生に特にススメたい。

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Posted by ブクログ 2010年11月16日

よく書かれている。広告業界では権威が高いが、その選考方法など良くわかっていないカンヌを審査員をした実体験で語り、この数年の受賞作の傾向の変化、それはすなわち、作り手ばかりではなく、受け手の変化も含めて紐解いている。私も「ゴリラ」を見たときは驚いたが、なぜ、そうなったかについて、筆者なりの分析をしてい...続きを読むる。今年の受賞作については、あとがきで触れる程度だが、その方向は間違っていない。広告関係者にはお勧め。

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Posted by ブクログ 2015年05月21日

広告の知識ゼロでもスラスラ読めるのが良い。コミュニケーション方法の変化が広告にも影響を与え、一方的に伝える広告から受け手の感性を重視する広告を感じさせない広告へ、という時代の流れが印象的。色々な工夫が施され我々は意識せずとも広告にさらされている、そんな人によっては当たり前のことを考えさせられる一冊。

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Posted by ブクログ 2012年05月17日

カンヌ国際広告祭といえば、捻りが効いていてクスリと笑えるものが受賞するんでしょ?という疑問があったけれど、この本を読んで、その舞台裏は結構大変で複雑なんだなぁと思った。特に今はコマーシャルの方法が千差万別で、しかもそれが有効かどうかという根源的な問い掛けが常にされている状態では、コマーシャルのあり方...続きを読むも刻一刻と変わっていくのだなぁと思った。

でも、前半はカンヌ国際広告祭というものがある、ということを知らないとなかなか興味を持続しづらいと思う。後半は変化していく消費者の好みの中で、コマーシャルの在り方を考えていくという本質的な部分に入っていくので、こちらのほうが興味深かった。コマーシャルって邪魔だよなぁと思われがちななかで、コマーシャルを作る側の思考が伺い知れて面白い。

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Posted by ブクログ 2011年11月02日

カンヌ国際広告祭という世界最高峰の広告賞から激変する広告のカタチを論じた一冊。ふるくから「広告はラブレターだ」と言われることがあったが、広告がラブレターである時代は終わり、広告は関係構築型のリアルな恋愛に近づいてきたという主張がされていた。また広告の非広告性というものが重視され、従来の広告らしい広告...続きを読むは現代の消費者には受けいれられにくいと述べられている。詳細に商品のベネフィットを受信者に伝えるのではなく、あくまでのブランドとしてのWILL、意志を伝えること、広告らしくなくコンテンツとしてトーカビリティがあり、アド・アボイダンスの対象にならないものがしばらくの理想型なのだと言われている。具体的な事例も交えて、古くからの広告論と最近の新広告論というのがとてもわかりやすく書かれていた。

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Posted by ブクログ 2011年06月14日

広告は混迷期。時代と共に変わり、今も勿論変わり続けている。そんな中、「広告というカタチを辞めた広告」も出てきたぞというお話。審査員を務めた著者が語るカンヌの裏側は面白い。

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Posted by ブクログ 2010年12月27日

常に私達の生活の身近にある広告が、どのように考えな基づいて作られているかということや、それがどのように変化しているかについて知る事ができた。
広告に、特にCMに興味がある人が読んだら面白いと思います。

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Posted by ブクログ 2010年12月25日

広告業界にいる人なら実感を伴って、そしてマーケティングに携わる人ならコミュニケーション全般の勘所がわかる新書。国際会議のシズル感はいうまでもなく、今の時代、USPがあるサービスや商品なんてないとブリーフを準備しながら思っていたので著者の指摘はうなずけた。またしばらくしたら読んでみよう。

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Posted by ブクログ 2010年12月18日

BRAND WILL(ブランドの意志)「カテゴリーの価値に対するブランドの意志」にもとづき今後の広告は作られるべきだ、という考え方はここ数年広告に携わって生きてきたものからすると、目から鱗でした。そして、海外の広告がどうしてあんな風に面白いのかなぁという一つの答えかなと。筆者は最近の傾向としてBRA...続きを読むND WILLにもとづく非広告型広告について解説しているのですが、実は昔から連綿とこの意志の強さというのは続いているのではないかと思うのです。で、それを伝えたいからこれでもか、これでもか、という表現が練られていたんではないかと。それは、小手先にUSPがどうのこうの、ポジショニングがどうのこうの、というものよりはコミュニケーションにパワーを与えますよね。だって、意志なんだから伝えたいじゃん?
日本ではどうもマーケティングをする上での意志という部分が国民性なのか少し希薄な気がするんですよね・・・それは個人の短いキャリアの中での感覚でしかないのですが・・・。
別の書籍で「これからはオファーに応える時代だ」という記述を目にしたが、共に意志を持つ、そういうことなのかもしれない。

と、個人的にぐさっとささったことに長々と書いてしまいましたが、他の海外と日本での広告の作り方の違いの考察はとても面白くとても為になる本でした。

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Posted by ブクログ 2011年12月08日

商品やサービスについて話す理由を人々に与え、会話が起こりやすくすることが必要で、そのためには①従来の広告らしくないこと=非広告型が、重要なファクター②意図が簡単にはわからないこと③わざと隙をつくることとしている。

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