【感想・ネタバレ】世界技術地図の読み方のレビュー

石井威望

“テクノ・マップ”を読めずして時代は語れず！ 文明の中心は太平洋地域に移動した。世界を舞台に日本の技術はどんなシナリオを描き、それをどう演出するのか？ ――日本の頭脳が語る“技術文明の演出”とは。

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ソフトウェア、人間と機械とのインタフェースなど、怪しいものに対する指摘はそれなりに面白い。
将来についてはバイオに偏っていないだろうか。

LSIについて語っている。
１Kと１Mの間の議論に終始していないだろうか。
現在、１Mから１Gになったときには、役に立ちそうにない感想のように読める。

時代の制約の中で，こういう考えの人もいたのだという歴史書として、有用だ。
その次の時代に，類似の制約で考えるか，もう少しメタな視点を見いだせるかが課題かもしれない。