【感想・ネタバレ】知らなかった! 驚いた! 日本全国「県境」の謎のレビュー

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Posted by ブクログ

個人的に興味のある分野なので楽しめた。
歴史的背景を元に県境が確定するのはいつのことになるのだろうか。

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2009年11月03日

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実は結構地図マニアな私。
暇さえあれば、Googleマップを見てたりします。

県境の変遷や、深い理由がある県境決定の事情など地理好きにオススメの本ですが、この中で個人的に一番好きなのは、「福島、山形、新潟三県の県境付近にある、幅1メートル×7.5キロメートルの蛇のような細い福島県」の話です。

にわかには信じがたいのですが、実際にGoogleマップでみてみると、確かにあります。

飯豊山の山頂までの登山道に沿って県境があります。だから幅1メートル。
本ははそうなった経緯が書かれていますが、要は飯豊山へいたる登山道は福島県から延びているので、その登山道は福島県のもの、という事らしいです。


もともと県境にしても国境にしても、人間が勝手に引いているものだし、どこにその境があろうがいいとは思いますが、ややこしいのはどうなのよと思います。自分勝手な人間らしいですが。

この本、それ以外にも廃藩置県以降の、県境を巡るすったもんだが満載です。地図マニアの方は是非一読を。

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2019年11月17日

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意外と知らなかった県境の歴史。
当たり前に思っていた県境が、廃藩置県から今に至るまで、結構なドラマが。
学校では習わんかったわあ。
面白かった。

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2013年08月19日

Posted by ブクログ

この本を知ったのは3ヶ月ほど前、新聞一面の下にある新刊の広告だった。
タイトルだけ見て「これは買い」だと思っていたが、近所の書店ではすぐに見当たらず、いつの間にか忘れていた。そして、昨日同じ書店で積まれているこの本を発見、私と同じように人が多かったのか、じわじわと売れていたようだ。
なぜこの本に興味を持ったかというと、中学生の頃から感じていた和歌山県の飛び地に関する疑問が未だに解決できてなかったからだ。(とはいえ、自分で調べようとは思ってなかったせいだが。)そしてこの本にはその回答がズバリ書かれていた。
私の予想では、和歌山の金持ちの地主の山がそこにあり、仕方なくそうなったというものだったが、実際は予想に反して「廃藩置県の際の政府の不手際」だったようだ。まず奈良県側の県境が決められた後、三重県側を決める際に誤って北山川沿いと勘違いして決めてしまったため、北山川から奈良県側の県境までの土地が飛び地になってしまったようだ。そしてそこにある北山村は和歌山県と経済的に結びつきが強いため、いまだに和歌山県だということだ。
この本にはそういった県境の謎がたくさん収録されており、それぞれに楽しめた。
予想外に面白かったのが前半の廃藩置県の際のすったもんだである。この前半だけで一冊の本でもいいくらい、政府と藩のかけひきなど、もう少し詳細を知りたかった。
そして後半の「越県合併」の話なども私の田舎と無関係でないため興味深かった。

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2010年11月02日

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ネタバレ

購入者:渡辺(2008.9.23)
奈良県にかわいそうな歴史があったり、ほとんどの都府県に県境や市町村境に未決定地があるのも意外でした。
すごく眠たくなる本なので気をつけてください。
貸出:衛湖原(2008.10.27) 返却:(2008.12.16)県境と言うよりは日本の歴史が勉強できました。
出:滝口(2009.2.10) 返却:(2009.3.14)
話のネタ、雑学、勉強になり楽しくよめました。
貸出:川端(2009.8.4)
貸出:片岡(2011.11.7)返却:(2011.11.22)
よっぽど興味がなければしんどい本かもしれません。
少なくとも興味があったので借りましたが、あまり意味が分かりませんでした。
貸出:中川(2011.11.15)
歴史が好きな方は読んで勉強になるかも知れません。

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2011年12月30日

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県境に関するさまざまな話題を集めたエッセイ。前半は県境についての歴史、後半は現存する変わった県境を紹介している。

県境が決まっていないところなんて、あってもせいぜい全国で数箇所程度だと思ったら、県境、市町村境がすべて確定しているのは全国で9県しかないという。福島県、山形県、新潟県の境には、7.5kmも続く、幅がわずか1m弱の福島県があるという。この他、タイトルにある通り、知らなかったことや驚くことが多数掲載されている。

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2019年01月03日

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都や県、区や市の境がクネクネ。つながっているのであればまだしも、飛び地があったり、境が決まってなかったり、挙句の果てには、所属市町村が決まっていない島があったり。中国のことであれば納得できるのだけど、これ、日本の実情である。ちょっとびっくりしてしまう。なぜこんなことになっているのか。廃藩置県の施行時の県の決め方が雑であったことが主な理由となっている。詳細は個別にいろいろな事情があるのでちょっとサマライズするのが難しい。興味ある人は、本書を読んでみてください。

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2018年10月23日

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住んでいる市は、川向こうの地域とある土地を巡って、
長々と揉めています。
つまり、“境”は何処にあるか・・・で。
全国あちこちに存在する“境”の問題と事情。
廃藩置県等、
時代の変遷とともに“境”は変化し、混乱するのですね。

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2017年11月04日

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四国には、愛媛県と高知県しかなかった!?時代と共にめまぐるしく移り変わった日本の「県境」。日本の歴史と地図を見る目が変わる!「県境」は単なる行政上の境界線、と思いきや、この曲がりくねった一筋の線が引かれるまでには、全国各地で悲喜こもごものドラマが繰り広げられてきた。なぜそこに県境があるのか?誰が何を基準にして県境を決めたのか?たかが県境、されど県境――思わず誰かに話したくなるような、知られざるエピソード満載の面白本。

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2011年09月13日

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[ 内容 ]
四国には、愛媛県と高知県しかなかった!?
時代と共にめまぐるしく移り変わった日本の「県境」。
日本の歴史と地図を見る目が変わる!
「県境」は単なる行政上の境界線、と思いきや、この曲がりくねった一筋の線が引かれるまでには、全国各地で悲喜こもごものドラマが繰り広げられてきた。
なぜそこに県境があるのか?
誰が何を基準にして県境を決めたのか?
たかが県境、されど県境―思わず誰かに話したくなるような、知られざるエピソード満載の面白本。

[ 目次 ]
1 「廃藩置県」から「四十七都道府県」の成立へ(明治維新が「県」を生んだ―新政府の樹立で行政区分の再編に動き出す;「府藩県三治制」で三府四十一県が成立―さらに「廃藩置県」で三府三百二県に ほか)
2 県境に秘められた歴史(実は徳島県だった淡路島―兵庫県への編入は「稲田騒動」が原因か?;静岡県になりたくなかった伊豆―熱海市の一部は神奈川県だった ほか)
3 なぜそこに県境がある?(瀬戸内海の小島になぜ県境がある?―漁業権をめぐる縄張り争いが発端;出羽国の中にある陸奥国―県名が五回も変わった秋田県鹿角郡 ほか)
4 ニッポン縦断県境をめぐる争い(リフトの建設計画が蔵王山の県境紛争に発展―県境未定地の認識がなかった山形県と宮城県;県境を確定させた中海の干拓と米子空港拡張―江戸時代から境界はうやむやのままだった ほか)
5 県境未定地の謎(県境未定地は全国にどれだけある?―県境、市町村境ともすべて確定しているのはたったの九県;青森と秋田の境界に横たわる十和田湖の県境はどこ?―養殖漁業の免許取得から発生した県境問題 ほか)

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共感度(空振り三振・一部・参った!)
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[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2010年07月12日

Posted by ブクログ

四国には、愛媛県と高知県しかなかった!?
時代と共にめまぐるしく移り変わった日本の「県境」。
日本の歴史と地図を見る目が変わる!
「県境」は単なる行政上の境界線、と思いきや、この曲がりくねった一筋の線が引かれるまでには、全国各地で悲喜こもごものドラマが繰り広げられてきた。
なぜそこに県境があるのか?
誰が何を基準にして県境を決めたのか?
たかが県境、されど県境―思わず誰かに話したくなるような、
知られざるエピソード満載の面白本です。

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2010年05月07日

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四国には、愛媛県と高知県しかなかった!?時代と共にめまぐるしく移り変わった日本の「県境」。日本の歴史と地図を見る目が変わる!「県境」は単なる行政上の境界線、と思いきや、この曲がりくねった一筋の線が引かれるまでには、全国各地で悲喜こもごものドラマが繰り広げられてきた。なぜそこに県境があるのか?誰が何を基準にして県境を決めたのか?たかが県境、されど県境―思わず誰かに話したくなるような、知られざるエピソード満載の面白本。

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2011年07月16日

Posted by ブクログ

「これ読んでみる?」って貸してもらった本。面白かったし県境はきっちり決まってると思ってただけにビックリ!!

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2011年07月21日

Posted by ブクログ

今年にはいって、結構地方に行く機会が増えた。いろいろと本を読んだが、気になるのは同じ地方でも山を隔てるとぜんぜん気質が違うこと。この本はそんな違いが県境にある点に着目している。それにしても、県境がないところがこれほどあるとはおもわなかった。

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2009年10月04日

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