【感想・ネタバレ】「すぐやる」よりはかどる!仕事を「短くやる」習慣のレビュー

あらすじ

10万部突破!『トヨタの会議は30分』の著者が教える成果を出すための「最短ルート」の通り方!時間はないのに、やることはたくさんある──。日本のサラリーマンは、たくさんのタスクを抱えて、追われるような毎日を送っています。限られた時間の中で、たくさんのタスクを片付けるためには、1つひとつの仕事を「短くやる」ことが重要なポイントです。「短くやる」とは、瞬時に仕事をこなすことではありません。生産性を上げて、「結果」を出すための最短のルートをたどり、できる限り短い時間で、数多くのタスクを処理することをイメージしています。いくら早く仕事を片付けても、そこに結果が伴わなければ意味がありません。ひとつの仕事を早く終えても、やることはたくさんありますから、他の仕事が遅くなったのでは、結果として何も変わらなくなってしまうのです。結果を出すことを目指して、遠回りせず、無駄を削ぎ落とし、すべてのタスクの「最短ルート」を見つけ出していくことが、「短くやる」の核心となります。仕事を「短くやる」ためには、まず最初に、次の「5つの原則」を頭に入れておく必要があります。①「優先順位」を明確にする②「余計なこと」をしない③「先延ばし」をしない④「人に任せられる」ものを抱え込まない⑤「タイミング」を間違えない。仕事を早く終えるためには、「すぐやる」ことも大事ですが、「すぐやる」と「短くやる」には大きな違いがあります。「すぐやる」が、「やる気を出す」というモチベーションの問題なのに対して、「短くやる」は、「効率を上げる」というテクニカル(手法)な問題ということです。「短くやる」ことは、気分や感情に左右されませんから、そのコツさえ理解してしまえば、圧倒的に仕事がはかどることになります。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

42のノウハウが端的にまとまっていて
サクサク読むことができる。また、「いつも時間に追われてる人」「話すのが得意な人」など、どんな人に向いているノウハウかが書いている点が自分とマッチするものに注目するきっかけになってよかった。

私が具体的に意識しようと思ったのは
メールに気の利いた一言を入れない
相手が返す負担も減ってWin-Winになる

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2025年07月02日

Posted by ブクログ

「いい人」すぎて仕事で苦しんでる人におすすめしたい一冊。

同じ感想がたくさん出ていますが
「あえての言語化」
といえる本でした。

キラキラ実業家たちのビジネス本のようなゴリゴリのマネジメント路線とも、企業戦士向けの体育会系路線とも少し違う、「普通の社会人ならこれで良い」の路線。
斬新なことは書いていないけれど、肩の力を抜いて自分のために物事を進めても基本を頑張ってりゃ「そんなもんでいいんだよ」と背中を押してくれる言語化。

スーパーサラリーマンの姿を求めるビジネス本にお腹いっぱいだったので、あけすけな言語化が気持ちよかったです(「アンガーマネジメント」では何も変わらない、とか)
バックオフィスの一般社員とか現場のプレイングマネージャー向け。


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2025年06月16日

Posted by ブクログ

「神はスピードに宿る」と考え、仕事のスピードを上げるためのテクニックや考え方が紹介されている。考え方が重要。仕事が速い人は、最初から完璧を求めない。「余計なこと」をしない。等、一般的に言われている事を業務に落とし込めるように具体的な例を挙げて紹介している。メールに時間を取られてしまいがちだった為、「返信を1行にしてみる」、「後日メールをします」というラリーを辞める。という具体例は参考になった。スケジュール調整は、可能な限りその場で決めた方が手数ゼロでお互いの負担が減る。

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2025年05月06日

Posted by ブクログ

本書は、仕事の効率化に関する実践的な方法論を提示している。著者は、単に仕事を早くこなすのではなく、結果を出すための「最短ルート」を見つけ出し、効率的に進める方法を説いている。

仕事を「短くやる」ための5つの原則が本書の核心である。
「優先順位」を明確にする:仕事を始める前に優先順位を整理することが重要
「余計なこと」をしない:優先度の低いタスクは思い切って後回しにし、完璧主義にとらわれないようにする。また、メール確認の頻度や不要な会議を減らすことも検討
「先延ばし」をしない:まず10分だけ手を付けてみることや、段取りをメモに書き出してみる
「他者に任せられる」ものを抱え込まない:業務の棚卸しを行い、AIの活用も含めて他者に任せられるものを見極める
「タイミング」を間違えない:自分の集中できる時間帯を把握し、他者の予定や締め切りから逆算して適切なタイミングでアウトプットすることを意識する。

本書は、「すぐやる」で限界を感じている読者にとって示唆に富む内容となっている。現状把握を行い、目的を明確化した上で最短距離の仮説を立てて実践することの重要性を強調している。

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2024年08月09日

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機嫌を伺う時間帯や、先回りして仕事することなど役に立つことがさらさらと読める。もう一度読みたい。無駄なことをせず定時時間内に効率よく仕事をしたい。体のコンディションも大事と再認識。

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2023年11月22日

Posted by ブクログ

「すぐやる」よりはかどる!仕事を「短くやる」習慣
著:山本大平

仕事を短くやることは、時間を「資産」に変えることとイコールである。私たちにとって、時間はお金よりも貴重でレアな資産とみることができる。

時間はきちんと目的を持って有効に活用すれば、莫大な価値を生み出すことができる、逆に付き合い方を間違えれば、資産価値がゼロになるどころか、大事な資産を踏愛に変えてしまう危険性もある。

「短くやる」の本質は、無駄なく時間を活用して、最小のエネルギーで目標を達成することであり、仕事を短くやることは、時間という資産を最大限に活用することである。

本書の構成は以下の5章から成る。
①仕事のやり直しがなくなる 「最短ルート」の見つけ方
②余計なことをしない 仕事の無駄を削る方法
③相手の感情を動かせば仕事は一期に解決する
④仕事の時間と量が半減する 上手に他力を活かす方法
⑤先送りがなくなる 脳のうまい使い方

仕事の効率化と言えば、原則として「ECRS」の考え方がある。なくせないか。一緒にできないか等、優先順位としては、そもそもその仕事をしないというような「なくす」や一緒にする等を行うことになる。

確かに「なくす」や「一緒にする」ことで表面的には仕事は減る。しかし、表面的な考えで本質的な理解が出来ていなければ、「なくしてはいけない」ものを誤って削減することにもなる。

恐れていれば、先には進めないものの、理解がなければ、二度手間にも三度手間にも陥ってしまう。

そこで、その本質と背景的なことまでも網羅的にその原則をやり抜く仕事術が本書ではわかりやすく紹介されている。

何度読んでも学びがある。知っていることをつなげてやっていることに結びつけるのに最適な一冊である。

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2023年09月10日

Posted by ブクログ

・すぐやるよりも短くやることが大切
①優先順位を明確にする
②余計なことをしない
③先延ばしをしない
④人に任せられるものを抱えこまない
⑤タイミングを間違えない

短くやる(効率を上げる)はテクニカル(手法)な問題

1章 仕事のやり直しがなくなる 最短ルートの見つけ方
・仕事の幹を見極める
 何が重要で、どこにこだわりを持つべきなのか
 目の前のタスクをクリアすることが最終目標ではない
・鳥の目で逆算して関所を設定する
・難しい仕事から手を付ける
 判断基準は頭の中でストーリーを描けるか?
・想定外を計算に入れ、起きた時どうするかを決めておく
・正攻法が通じないときは「サードドア:抜け道」を探してみる
・仮説の立て方:データドリブンで判断(ファクトを把握する)

2章 余計なことをしない 仕事の無駄を削る方法
・すべての仕事で70点を目指す。1つ100点、他は0点はNG
・神はスピードに宿る
・やることリストは作らない
 優先順位が反映されず、効率が悪い
・制限時間を超えない
 時間が来たら強制終了する
・資料は1枚にまとめない
 目的は要約化。以下が分かる資料を作る
①お題:何の話か
②依頼内容:どんな判断を求めているか
③結論:自分はどうしたいのか
④論拠:結論に至った背景
⑤補足
・短く書ければ、短く話すことができる
 丁寧に説明するというのは、時間をかけて長く話すことではない
・書類の書き直しを防ぐ:目線を自分から上司に変える
 このタスクの目的は何か。
・上司は教えない、部下は聞かない
 自力でトライしないと、いつまでも自分で考えられるようにならず
 永遠にコスパが悪いまま
 他力を使うのは、自分で考えぬいた後の話。

3章 相手の感情を動かせば物事は一気に解決する
・大事なことは最後に話す:ピークエンドの法則
・提案は晴れた金曜日の午前11時を狙う:もっともリラックスした状態
・人に動いてほしければ自分が先に動く:返報性の法則
 返報性の3種類:行為、譲歩、敵意
・雑談しながら相手の本音を早く引き出す

4章 仕事の時間と量が半減する 上手に他力を活かす方法
・自分でやる仕事と人にお願いする仕事を見極める
 現在の自分の能力、得意分野/不得意分野を見つめる
・ホウレンソウが来たらオヒタシで返す
 怒らない、否定しない、助ける、指示する
 NGパターン:チンゲンサイ 沈黙、限界まで言わない、最後まで我慢
 打開策:コマツナ 困ったら 使える人に 投げる

5章 先送りが無くなる 脳の上手い使い方
・コスパで考えると先にやったほうが圧倒的によい
・体調を整える、しっかり眠る
・1日を3分割:仕事、睡眠、プライベートを基準にアンバランスが生じていないか
・うまくいかないのが当たり前
 ネガティブな出来事は普通に起こるものだと考える

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2024年10月13日

Posted by ブクログ

魅力的なタイトルにつられて購入、読んでみたら8割は知っている内容、ただ実践できているわけではない部分も多々あるので、気づきとして面白く読んだ。
仕事を早くするための5つの原則
1優先順位を明確にする。
2余計なことをしない
3先延ばしをしない。
4人に任せられるものを抱え込まない。
5タイミングを間違えない。

想定する好循環
仕事を短くやることで素早く結果を出す。
たくさんの仕事で成果を出すための時間が生まれる。
あらゆる仕事を短時間で進めてたくさんの成果を出す。
成果が評価されて、さらに大きな仕事に取り組むことができる。

気に入った言葉、
失礼な人に会ってしまった時は、あいつにしまったと思わせる対策を取る。まともに相手をするのではなく、無視する位の態度が良い。

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2024年08月17日

Posted by ブクログ

一般的な当たり前のことが書かれている。
だけど、分かってても自分が出来ていないこと、これからトライしたい点もあった。
読みながら、これからの自分の仕事のやり方をどうするか、整理することができた。

これから新しい職場で働く方、昇進し部下を持つ方、新社会人に読んでほしい一冊。

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2024年03月10日

Posted by ブクログ

仕事を上手くやるためのノウハウ本。極めて一般的なもので普段から実施している内容ではあるが、きっちり言語化されているのは良かった。今後も継続して行動して行きたい。

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2024年02月10日

Posted by ブクログ

本を読む前は、うまくいかなくて落ち込んでしまい、他の仕事も手につかない状況がよくありました。これからは、「うまくいかないのが当たり前」と思うことで、無駄に落ち込まないようにしたいと思った。

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2024年01月28日

Posted by ブクログ

自分としては、当たり前かなぁと思うことが多かった。

忙しくて時間がない時なら絶対にやらないだろうな、という仕事をやらない判断が大切!
完璧主義は捨てる!
神はスピードに宿る!
人生は喜ばせ合戦!
報連相が来たら、おひたしで返す!怒らない、否定しない、助ける、指示する!

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2023年11月05日

Posted by ブクログ

本書は、「働き方改革で残業禁止だが、人員削減で仕事量は増大していく」という現状の無理ゲーをどうするか悩んでいる人向けに書かれています。年も取り、若さの力業で何とかなるレベルの仕事量ではなくなり、どうするか困っている人も手に取って良いでしょう。
本書ではその対応策として、「仕事を短くやる」コツを教えてくれます。本書で自分の仕事のやり方を見直して仕事が短くなり、十分な休息も取れるような正常な職場である範囲では、本書は役立つと思う。仕事を短時間でこなせばこなすほど、さらに人が減らされて仕事が増えてくるような環境だとどうしようもないでしょう。

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2023年08月23日

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