【感想・ネタバレ】恋する殺人者のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

200ページぐらいなので本当にサクッと読める!
犯人っぽい人が限られてるから前半でなんとなく見当がついてしまったけれど...
それとは別にえ?!そうだったの?!!っていう展開もあって面白かった

全体を通して可愛い感じに仕上がってるてて表紙にぴったりの内容だった♡♠︎

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2023年10月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

分量が少ないので、手軽に叙述トリックのどんでん返しを味わえる作品。
かなりあからさまなので、犯人はかなり早い段階で気づいてしまった。
そこからもう一歩意外な展開があるかと期待したが、シンプルでしたね。
違った意味で第二のサプライズが仕込んであったのは面白かったものの、あまり推理に必要ない(そのヒントがなくても犯人として真っ先に疑われるだろうし)ところだったのが残念。
とにかく読みやすさという点で優れているので、ミステリ初心者向けかなと。

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2023年10月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 倉知淳さんの新刊は、原稿用紙換算で309枚だそうである。200pに満たず、長編と呼ぶにはやや短い。1日で読み終えたが、色々な意味でこの長さでよかった。

 従姉が転落死を遂げ、失意の底にある大学生・高文が、独自捜査に動き出す。警察は事故死に傾いていたが、彼は殺人ではと疑っていたのだ。口下手な彼に、同級生の来宮が付き合うことになったのだが…。おいおい、あのパターンかよ。

 高文の従姉への思いは、限りなく恋愛感情に近いのだろう。いわばシスコンである。来宮は従姉だから「イトコン」などとふざけていたが。伝手を辿って、生前の従姉を知る友人への接触を試みるのだが、なぜか会う前に殺害されしまい…。

 まあね、ミステリーなんてろくでもない人間が登場する読み物ですよ。何冊も読んできて、慣れているはず。それなのに、このライトな乗りが殊更に不快に感じられるのはなぜだ。とばっちりとしか言えない2人の死に、怒りを覚えるのはなぜだ。

 正直、帯にあるような“読書”の快楽にはほど遠い。その瞬間、またその手かよっ!と思ったが、「その手」が理由なのではない。「その手」の作品を読んで、途中で見破ったことはないのだから。まんまと騙されたことは認めなければならない。

 もう一つの真相も「その手」のバリエーションだが、ちょっと無理があるか。高文の推理の重要ポイントではあるのだが、読者は知るかっての。いずれにしても、とばっちりには違いなく、残された家族を思うと遣り切れない。作り話なのに。

 本格ミステリとして大傑作とは言えないまでも、佳作ではあるだろう。しかし、過去に読んだ倉知作品と比較して、自分には波長が合わなかったようである。倉知作品を知らない読者の方が、もしかしたら楽しめるかもしれない。

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2023年06月16日

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