【感想・ネタバレ】能面検事の死闘のレビュー

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Posted by ブクログ

このシリーズ本当に好きです。揺らがない軸や信念を持っている人は本当に強い。
最後の最後で人間味のある内容が描かれていて、物語としても好き。
続編を楽しみにしている一冊。

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2023年11月13日

Posted by ブクログ

とても良かった。
特に被害者家族の話にも何度も涙が出た。
検事の静かな怒りと事務官の熱い怒りの対比の描写も感情が揺さぶられる。
真犯人についてはどちらかかなと思った。
映画化希望。

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2023年10月09日

Posted by ブクログ

購入した、ハードカバーを。
良い〜。映像化してほしいわ。シリーズ第三弾だけど読み応えあった。
負け犬、無職、非正規社員…
そして、肉親のDV、今回は言葉の暴力だね。身近にいる人からえげつない言葉を浴びせられたら人格形成に影響でる。
四字熟語が多くてgoogleレンズで検索しまくったわ

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2023年09月03日

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好きなシリーズの新刊。初めから終わりまで楽しく読めました。それにしても不破検事ってスーパマンすぎじゃない⁈

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2023年08月02日

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第3弾。
無差別殺人事件と連鎖する爆破事件。まさに死闘。怖い。
しかし不破検事は相変わらずなので、安心感がすごい。

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2024年05月06日

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ネタバレ

とんでもない通り魔事件から始まる。ロスジェネ世代の被害者である犯人が社会に復讐する名目のもと行われた犯行であり、非難轟々だったが、ロスジェネ世代からは賛同も得る…いやー宗教(というか今回はシンパ)とは恐ろしいなあ。あと環境のせいにしかしないのは本当に良くないなあ…
そのうち犯人が賛同者と思われていた1人に殺され、事態はより複雑化…。というストーリーだけど、途中から犯人は巡査のうちどっちかかなというのは、これまでの中山七里読みまくってきたものとしては勘づいてしまった(笑)犯人の父親が諸悪の根源だった(犯人に精神的苦痛を与え続けてモンスターにしてしまった)というのまでは想像してなかったけど。

能面検事シリーズは好きなのだが、表紙のイラストが如何せん良くない。

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2024年03月06日

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事件の残虐さに目を覆いたくなった…作中で描かれる報道の姿勢や犯人側の背景に過度に同調する世情に現実世界に通じるものを感じてもやっとした。何が“正しい”んだろう、正義ってなんだろう…。不破検事がいつもの“能面”で職責を全うする姿には安心感があった。最後の描写に、不破検事の新たな一面を見て心熱くなりました。

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2024年02月15日

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ネタバレ

極めて身勝手な不特定多数相手の通り魔事件。今回はひき殺しと連続刺殺の複合型で、犯人への憎悪をこれでもかとばかりに煽る。どう見積もっても極刑を逃れず、刑法第39条の適否が争点とも思えない。そんな中、我らが不破検事ときたら被害者遺族への事情聴取めぐりで、捜査の意図が不明だ。はて、これって御子柴シリーズの最新刊と同パターンでは?さすがにロスト・ルサンチマンの正体はさもありなん。もっとも、大阪府警は今回も不破検事に被疑者特定を持っていかれちまった。そして、最後に能面が見せる人間味、やっぱし御子柴パターンですやん。

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2024年01月02日

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不破検事シリーズ第3弾。

タイトル通り、身体を張る場面があります。

無差別殺人事件と地検の爆破テロ事件。爆破事件はリアルタイムで起きているため緊迫感があります。
無差別殺人事件の被害者家族への聞き取りは涙が出てきました。ラストで被疑者にも心を向けていたシーンでは、ただただ刑罰を求めるのではなく、被疑者を理解した上で起訴をするという本当に公明正大な検事です。

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2023年11月21日

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ネタバレ

『期待云々はともかく、任された仕事は完遂します。ただしわたしの流儀で』不破俊太郎、表情を全くみせない、《能面》検事。きました、きました、お馴染み、能面検事。事務官の惣領美晴さんがまた今回も影となり時には不破検事を影から引っ張り、頼もしいのです。すっかり惣領さんファンです。《無敵の人V能面検事》開幕のベル、爆破、逃亡、死亡、そして、終焉。でもこの物語はきっと終わってはいないよね?人の心を壊すことは、罪だ、、

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2023年09月14日

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ラストは私でもわかった。

自分の不遇を人のせいにするなんて…情けな!
きっと好景気で大企業に就職できてもすぐに辞めてそう。

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2023年09月12日

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能面検事シリーズ第三弾。
今回は、映画化されるとかなり迫力ある映像になると思う。
伏線の回収といい、読みやすさといい、この作家には脱帽するのみ。
ただ、全体的に四字熟語が多すぎるきらいがあるところが、たまにきず。

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2023年09月07日

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細かい設定がかなりリアルそうで面白かった
元ひきこもり、無職、通り魔、氷河期世代などニュースでたまにひっかかる言葉
そこに焦点を当てて検察との絡み合い、面白かった

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2023年08月14日

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ネタバレ

死闘はシリーズ1作目じゃないのー?なんか装丁もすごいしなぁー。

なんて読み始めましたら、途中で『うわぁぁぁぁ!!!』って叫びそうになりました。なるほど死闘です。そして装丁がもう。そういうことなのか。本当に素晴らしい装丁でした。

凄惨な事件で序盤は読むのがしんどかった。
でも途中からは相変わらずの中山ワールドでしたね。

やはり言葉は言霊なんだなぁとしみじみ思いました。

とりあえず毎回不破さん危険すぎ!
心の底からお大事に!と思いました。
あとラストシーン、素敵でした。

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2023年07月31日

購入済み

無題

 ミステリー好きにしては推理力のない私でも、読み進めていくうちに犯人が解ってきました。でもつまらなかったかというと、そうでもなかったです。
 常に能面で、考えを明かさない描写がしつこく続くのに、かえって検事の仕事に対する情熱が溢れ出てくるのが、不思議で好ましい。
 始めの事件の描写はきつかったけど、最後はほっこりしました。

#胸キュン #ドキドキハラハラ

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2023年06月30日

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能面検事続編。不破検事は今回も能面だけど、激アツだった。無差別殺人と爆弾テロを起訴すべく、自分の身もかえりみず、何にも誰にも左右されずに、話を聞きに調べに行く。清々しいまでの能面ぶりにはスカッとする。

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2024年05月21日

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シリーズ第3段。
初めのインパクトが強いですね。
その後も爆破事件がありテロかもと話が大きくなる。
でも、ラストは尻窄み気味ですね。
何があっても能面検事は変わらないですね。
変わった処がみたいのは自分だけかな。

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2024年05月07日

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ネタバレ

シリーズ第三弾。

無差別殺人と連続テロに対峙する能面検事の活躍が描かれています。
検事が大怪我をして一旦事務官の惣領が対応する点が目新しいがミステリー的にはどんでん返しもないように思いました。
検事が執務履行不可になった場合は事務官が代行できるって初耳でした。

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2024年04月27日

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能面検事シリーズ3作目

出だしの事件発生の描写は生々しく、早く能面検事の不破なり何なりが出てきて場面転換しないかなと切に願った
生々しい通り魔事件を機に爆弾事件やメディアのセンセーショナルな報道、論争の紛糾、模倣犯の続出、社会への不満噴出など負の連鎖が起きていく様は決して絵空事ではない

こちらも不破に慣れてきたのか、彼のセリフからピンと来た、そして結末は思わぬ方向へ、、、だけど予想通り
それにしても不破は命に関わる怪我が多い…

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2024年04月22日

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犯人が途中でわかって、それでも最後にもうヒト落ちあるのがこの作家様の特徴で、今回もそれでした。

不破検事のメンタルだけでなく体も不屈というのが今回わかりましたね。能面っていうのはほんと言い得て妙。

2024.4.20
60

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2024年04月20日

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 南海電鉄岸和田駅でワゴン車が次々と人を撥ねた後、運転席から出てきた男はナイフでさらに4人の人間に手をかけ、計7人を殺めた。逮捕された男・笹清政市(ささきよまさいち)は逮捕後、ヘラヘラしながらも受け答えはしっかりしており、自身を蔑ろにした不公平な社会への恨みつらみを述べていた。大阪地検に送致され、検察が徹底的に断罪すると思われる中、その大阪地検に爆発物が送られ、郵送物を仕分けしていた職員が重傷を負う。その後、テレビ局や放送局のホームページには〈ロスト・ルサンチマン〉を名乗る人物から犯行声明が届き、笹清の釈放が要求される。

 少しお堅めのテーマで貫くのかと思っていたこのシリーズだったけど、今回は刑法第三十九条の適用を狙う容疑者が相手ということで、読みやすい話になっている。死闘というのもなるほど、途中で命を落としかける不破だったが、そこは医者の言うことも聞かず、ブレずに職務に邁進。でもこの作者の話を読みすぎたのか、今回ストーリー展開は完全に読めてしまったので、どんでん返しには特に驚かず。

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2024年04月07日

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能面検事、シリーズものだったのか。。不破の特異性が今回だけでは、伝わりにくかっかたも。ストーリー、展開も珍しいものではなかったが、不気味さを各所で醸し出していのは中山七里ならでは。

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2024年03月30日

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能面検事、不破俊太郎の小気味の良い受け答えと事務官、惣領美晴の感情が先走る発言は健在。途中冗長な部分はあるが、ラストスパートで中山七里らしさが出てる。ただ、意外な犯人ではあるが、定番の大どんでん返しはない。

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2024年03月26日

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シリーズ3作目。
今回の事件も実際にあったものを思い出させる。
失うものがない人って本当に怖い。
そして「どうして加害者が守られるのか」っていう被害者家族の言葉が辛い。
不破がタイトル通り体をはっているけど、やっぱりそんな時も能面のままだった。
それでもラストでは表情に変化が。今後が楽しみ。

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2024年02月12日

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大阪地方検察庁一級検事、不破シリーズ

読んでいて、おや?と思った箇所が見事に当たりで、能面検事はそこを追及して犯人に辿り着いた様子。中山氏の本も11作目。ベテラン刑事並みのベテラン読者ね

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2024年02月04日

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岸和田で大量殺人事件が発生。犯人は即逮捕される。ロストジェネレーションの引き篭もりだった事から世論は時代の被害者扱いをし始めるそんな中、検察を狙った連続爆破事件が発生。
最後は殺人事件とテロは関連するんだけど、犯人はそこなのねという感じ。人間の性を追う物語。

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2023年12月17日

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爆破事件に遭遇し意識不明の重体となるのて「死闘」ではある。
意識不明の不破に代わり尋問する検察事務官惣領美晴の成長が見られる。

通り魔事件の犯人笹清と爆破事件の犯人との関係は納得的。
笹清の父親への責任転嫁は必要だったのか?

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2023年11月24日

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ネタバレ

不破検事シリーズ第3作。
不破の造形は、今野敏氏の「隠蔽捜査」シリーズの竜崎を彷彿とさせ、かなり好み。
事件の真相自体は想定内だが、不破の捜査ぶりを見ているだけで気持ちがいい。

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2023年10月31日

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「社会に対するテロかと思わせて私的な怨恨」。このパターンって最近よく読むような。どの作品かは覚えてないけど。
ってことで楽しく読めたけど、特に驚きもなかった。きっとすぐ忘れちゃうな。

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2023年10月21日

Posted by ブクログ

フィクションだと分かっているのに、被害者一人一人のプロフィールや家族の思いが詳細で、悔しくて腹立たしくて、たまらない気持ちになってしまった。どんでん返しの痛快さや、ラストに垣間見えた不破さんの人柄よりも、被害者・遺族への感情移入にかなり引きずられた。

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2023年09月30日

Posted by ブクログ

シリーズ3作目。無差別殺人にロスジェネのテロ、その事件を担当する検事と事務官の話。相変わらずの不破検事に安心感しかない、が死闘というだけありテロに私まで踊らされ被害者のことを思うと絶対許せぬ。この世界の大阪府警大丈夫?と市民気分で心配になってしまう。

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2023年09月15日

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