【感想・ネタバレ】中国を封じ込めよ!のレビュー

あらすじ

安倍総理の警告した「日本有事」は、すぐそこまで来ている!
元陸自トップによる衝撃の防衛白書!

兵力からいっても勝てるはずがなかったウクライナがなぜ善戦しているのか。ウクライナ戦争に学び、中台紛争に備えなければ、日本は守れない!
最新データを用いながら、自衛隊の強み、中国の弱点をわかりやすく解説。
この一冊を読めば、国防のすべてがわかる!

(「はじめに」より抜粋)
〈戦争に関し、思考することまで停止状態にあった日本は今、米中新冷戦の最前線に立たされ、戦後最も厳しい安全保障環境に置かれている。

歴史的な蛮行に及んだプーチン大統領と同じ過ちを、習近平主席が犯さないという保証は誰もできなくなっている中、日本有事を意味する台湾有事の危険性が日々高まっている。

日本が太平の眠りから覚め、どうすれば戦争を抑止できるのかについて真剣に考え、行動を起こさなければ、私たちの子孫に対しての責任をとれなくなるほどの厳しい状況に直面している〉

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Posted by ブクログ

陸上幕僚長であった著者が、ウクライナ戦争や台湾有事を中心に、日本を取り巻く安全保障環境を踏まえて今後取るべき方向性を示している。最近の情勢が詳しく述べられており、課題として取り上げられている事項も的確だと思う。勉強になった。
「(ギルディ大将)過去20年でわかったことは、中国は約束したことをすべて予告した時期よりも早く実行してきたことだ」p63
「(蔡英文総統)台湾は民主主義を守る最前線にある。戦いの準備をしてこそ、戦いを避けられる」p66
「台湾には、2万人の邦人、80万人の外国人が在住している」p117

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2023年08月11日

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