【感想・ネタバレ】私が先生を殺したのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

なんとなく生徒と先生の恋愛ものかなと思って読み始めましたが全然違ってました。
私が先生を殺した…最終的にこの意味がわかる時には悲しさというか汚さというか、一生懸命な先生がこんな思いをするなんてとがっかりしました。
すっかり物語に引き込まれてあっという間に読み終えました。
後味悪いですが、ストーリー的には読みやすかったです!

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2024年01月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

イヤミスだったわ。
最後の校長の話吐き気がした。
正しい人が報われないなんて・・
許せない。

奥澤先生の自殺を巡る生徒3人による回想。
そこに至るまでの経緯はあっても、その後はなくて。
真実はタイトルまんまでやられた〜っ!という感じ。
高校生、受験生って人生の中でも最大級に自己中だなぁ。でも、そのときにちゃんと自己中になれるか、ってところが大切なのかもなぁ。
とにかく大人の汚さに子どもを巻き込むことは最低!!

悲しい・・・

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2024年01月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトルを誰が言った(書いた)のか。

章ごとに違った登場の目線で物語が描かれ、
最後に真相が明らかになります。

それぞれの思惑と
それに振り回される奥澤先生
色々抱え込み過ぎて
身動きが取れなくなって可哀想

タイトルの回収も良かったのですが…

奥澤先生がなんとかしようと
奮闘していた事は
みは伴ったが正しい方向に転んだので
良かったといっていいのかなぁ

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2023年11月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

それぞれの立場から見える事だけでは、本当の事は気付ににくい。
それを実感させられる話でした。
切なくてやり切れない気持ちになりました。

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2023年09月06日

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ネタバレ

少しずつ明かされていく登場人物達の関係性が面白かった。
これまで歩んできた道が、自分の正義に反する嘘で成り立っていたとしたら。奥澤の絶望は、その時の彼を追い詰めるには十分だったなと…。

奥澤は"若かった"のだと思う。大人になりきれなかった。
でも間違っていると思うことを受け入れるしかないと自分に言い聞かせて、我慢して、間違いを犯し続ける意味も理由も存在しないと思うし、それが大人になるということなのだとしたら寂しいことだなと思う。
永束は生徒のために間違いを犯し続けるという選択をした訳だけれど(やったことはヤバい)
かなり悪い面が描かれる反面、物語の端々に生徒思いな一面が描かれているのがまた悲しい。

奥澤と永束が重なるような描写も多くて、選択が違っただけで、2人とも生徒のことを思っている人物だったんだなと思う。

永束でも、奥澤でもない選択肢を最後に校長が提示してはいたけど、実際にその選択をするのは難しいよな〜と思う。追い詰められた人間の視野はとても狭くなるから。

校長含め、生徒がその後何を考えたのかが知りたかった。

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2024年03月01日

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ネタバレ

一人の人気教師の飛び降りから始まり、複数の生徒の視点からその死の真相に迫っていくミステリーの流れは円滑。
『私が先生を殺した』を黒板に書いた人物にも「おっ!」と驚き。
ただなぁ…明かせない何かの事情に苦しんでいるのはわかるのだが、生徒の視点からの奥澤先生の対応がとにかく含みが有りすぎてその歯切れの悪さにモヤモヤさせられる。
最終章を読んでも、不正を犯した人間ではなくそれを正そうとした人間の方が悩み苦しみ絶望的な選択を選ばされるという理不尽さに、怒りにも似た感情が残りスッキリしない。生きて前に進んでほしかった。

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2024年02月10日

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ネタバレ

先生が校舎から飛び降りる。教室の黒板には「私が先生を殺した」と書かれていた。
誰かが先生を殺したの?という始まり。

語り手が代わりながら真実に近づいていく展開。
出だし面白そうと思ったけど、結構早く展開が読めてしまう。伏線も気付いてしまう。

実際、教師ってやること多くてブラックだと思う。こんな不正は起こってないとしても、真面目な人ほどキツいことも多いんだろうなと想像がつきます。
動画編集で事実を捻じ曲げることもできるし、SNS を利用して拡散することもできる。現代の怖さだなと。
救いのない話でした。

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2023年11月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読みやすくてサクサク読めた。
多視点から一つの事件について語られていて、みんな高校生ならではの苦しみの中にいて読んでて苦しくなった。特に黒田さん、可哀想すぎる。

そして最後に先生視点。途中から流れは予想できたけど、まさか殺人をとは思わなかったからちょっとびっくり。タイトルは正にそのままだった。
も、そのものずばりの意味以上に、自分の父親がお金で不正をやらせたせいで“真っ当な先生”を“殺して”(変えて)しまったって意味でもあるのかなと思った。

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2023年10月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読みやすかった。
想像していたとおりのところもあったけどよかった。
最初は生徒目線。

一つの動画で奥澤の印象がかわり、嘘か本当かわからない情報も出てくるなか生徒たちが騒ぎ出す。
自分たちが知らない先生の本当の姿なのか…と、奥澤の印象が一日で変わる瞬間。

生徒からみた奥澤。
大半の生徒からは好かれていた。
マイナス5パーセントというあだ名。服のセンスだけが微妙なかっこいい先生。相談にちゃんと答えるし、質問も、放課後の授業もする。

仕事の多さ、休みのなさ、自分に好意を寄せる生徒の存在、授業を聞かない生徒等々さまざまな問題はあるけれど続けてきたが…。

奥澤が、何故自殺したのか、何が原因か、疑われていることも否定しない、真実は別のところにあるのか、ずっと触れるようで触れない、モヤモヤ、ドキドキで読み進める。

奥澤のパートでやっとわかってくる。

一人の生徒がたまたまみたある人の行動と動画が結び付いたときの学校という見えない中の行為、追い込み方。

奥村がみてきた元担任教師の姿は、自分が作り出した虚像だったのかと思う。

校長たちが頼んだことが、のちのち奥澤自身と関係あるんだろうなと思いながら読む。
案の定、追い込まれていく、暗い方、暗い方へ。光のある場所にいきたいのに。どうしたらいいのか思い悩む。彼の正義はどうなるだろ?、結末は知っているのに彼は一体どうなるだろうと読む。

タイトルの意味は、遺書的なものなのかなと思ったけれど、そういうことだったのかと。

最後に言葉を交わした生徒たちの心の揺れも読みどころ。

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2023年10月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人気の担任の先生が避難訓練中突然屋上から飛び降りる。
教室の黒板に、私が先生を殺した と。

読みやすかった。
最後先生を殺したのは誰かが先生が殺していたとは。
時系列的に永束が飛び降り後も出てきている認識だったので少し混乱しました。

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2023年09月20日

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