あらすじ
私、不倫しかできない――セックスした翌朝は自分の顔がイキイキして目もキラキラ輝いて。彼と別れてゼロになったら、女が終わりになって干からびちゃうような気がして……。「会いたい日」ではなく「彼の都合がつく日」に会う女。デートを楽しんだ後に何食わぬ顔をして「ただいま」と帰れる男。十年以上も家庭ある男と付き合い続けた結果、果たして何がもたらされるのか? あえて泥沼の関係にはまりこむ女性たちの性愛心理の深層に迫る衝撃的ルポ!
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十年不倫も1つの生き方ではある
不倫と浮気は明確に違うことを本書を読んで理解した。人生いろいろあることが良く表現されていたが、次回は男の立場から、十年不倫を考察してみたいと思った。
Posted by ブクログ
まず10年間という時間にびっくり。不倫経験はありませんが、不倫を考えたとき、相手が病気で倒れたり死んだりしても知る術もないのはつらくないだろうか、というのが素朴な疑問だったのですが、十年間不倫を続けている人たちは普通の恋愛、結婚では起こりえないような事態に関して静かな覚悟を決めている、という感じが伺えました。XYの存在意義として種まきは必然なのでしょうが、社会システムはそうはできてない、その中で不倫を選択して生きていくのは結構大変だろうな、と思います。「障害があるほど恋愛は盛り上がる」...確かにそうだけど、そんな事でもないように思うんですけどね。